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記事・消息・ 2020年2月6日 (木)

2019年秋関西支部会員による山小屋訪問(空沼小屋を主に)報告
2018年9月20日に京都駅前のビアホールで「甚暑祓い/豊穣祈願」の飲み会を開いた。この年の関西は梅雨時から尋常ではない暑さが続き、関西支部の先輩の何人かは、参ったと弱音を吐いておられたので、少し涼しくなったら顔を合わせ気分転換をはかるのも良いのではと急遽集合を設定したもの。(飲み会参加者:安間、相田、高橋(昭)、田中(英)、内藤、伏見、川道、岸本)

勿論皆様お元気でいつものようにジョッキ片手に近況雑談で盛り上がりました。席上、安間さんから空沼小屋の現状を話していただき、胆振東部地震がありスタートが遅れたがこれから北大当局を説得し、空沼小屋及びヘルベチア小屋を有形文化財として登録申請するように進めてゆくとのこと。
空沼小屋に関しては、2015年の琵琶湖月見の会で安間さんから小屋修復の話が出、遠く離れていても小屋への思いに変わりはなく、関西支部会員の修復賛同の意思を取りまとめ、山の会本部に意見書として伝えた経緯がある。また、関西支部でもかつて独自に山小屋を活用していた時期があった。


1974年頃から故伊吹良太郎先輩がトンコを口説いて、富山芦峅寺にある佐伯富男の店の横に北大山の会関西支部山小屋を作った。そこでは何年にもわたって正月スキーの会などが開かれ会員達が集った。




また1982年頃からは故河野晋三先輩が寶酒造山岳部の山小屋として作った比良山広谷山小屋で、支部の月見の会が催され、会員やその家族の懇親に大いに役立った。ただ2箇所とも1990年代中頃からは廃れ今はもう存在しない。

山小屋が有形文化財と言われると、これはその来し方を温ね、行く末を見据えて考えるべき事柄。飲み会参加の幾人かは空沼小屋はしばらく訪れていない、或いは現役以来絶えて無いとのこと。宮様の発起で建ったあと長い時間を経て荒廃したのには訳があり、それが今修復なったのにも訳がある。しかしてその訳と文化財との間にはいかような関係性が有りや。実際に山小屋を訪れ昔のことを思い出しながら、現在小屋管理に携わっている札幌の会員達の思いを聞いてみるのもいい機会かもしれない。

そこで支部の有志が札幌近郊の山小屋を訪問するという企画を立て、2019年のいい時期に実行に移すことになった。ただ、計画調整役の私としては、札幌の会員に負担を掛けたくはないのだが、しかし彼らの手助け無くして有意義な訪問もままならない。旅程と参加陣容から割り出すと、どうしても札幌に居る私と同世代の会員だけではなく、先輩のお力が必要で、後輩の私としては恐る恐る「車を出して3名ほど乗せていただけないか」と切り出したところ、「お前のためじゃなく、山の会会員のためじゃないか。できるだけのことはする」。おおさすが北大山岳部。かくして計画が出来、事は進む。

札幌近郊の山小屋訪問計画
2019年9月30日(月)〜10月3日(木) 3泊4日
9/30、月
午後、有志にて北大構内山岳館訪問、山岳館運営委員の案内。夜は札幌市内会食、
10/1、火
朝、地下鉄「真駒内駅」集合、登山道歩き組とミスマイ経由乗用車組。夜、空沼小屋泊
10/2、水
朝、小屋より空沼岳登山組、散策組。昼、乗用車にて空沼小屋>定山渓>ヘルベチア小屋、ヘルベチア小屋散策後、赤井川温泉で一風呂。夜、銀山阿女鱒山荘泊
10/3、木
午前中、阿女鱒山荘>以後自由行動

参加の会員(敬称略にて)
関西支部:安間、相田、伊藤宏、高橋(昭)、田中(英)、内藤、岸本
山の会札幌:松田、福尾、井上(山岳館−小野寺)
阿女鱒山荘参加者(上記に加え):橋本、吉谷川、庵谷、丹羽

2019年10月1日は秋にしては暖かく空は晴れ渡り、空沼小屋へ至る山道を安間さんの高校時代からの話を聞きながら、林間をゆっくりと登るところから始まった。後刻、星降る夜はいつものように小屋の横手で焚火を囲む。

翌日は朝登山で空沼岳に登り、昼には冷麦(10月にだよ)と天ぷらをいただき、車に分乗してヘルベチア小屋を見学。空沼から来たばかりなので、ヘルベチアのストーブの大きさと室内空間の狭さを改めて実感。ここは火を囲む小屋なのだ。
その後、阿女鱒山荘にお邪魔する。アメマスでは一息ついてダイニングに着席し見回す面々は、かつてのルームでの記憶では、概ね私よりかなり上級生の皆様、従って私は隅でおとなしくし、率先して言うことをよく聞く合宿の1年生でありました。



今回の行事は、札幌の会員の皆様のホスピタリティに富んだ手助けをいただき計画通りに進行、何事もなく散会することができた。改めて皆様には深く感謝いたします。

訪問の旅から瞬く間に時が経ち、今改めて空沼とヘルベチアの有形文化財としての価値を考える時、むしろ、もし小屋が無くなってしまった時に自らにはどのような記憶が残るか、を考えてしまった。


小屋の薪ストーブを囲み語り合った(何でもない)話題の数々、なのだろうか。或いは水面の陽光を受け、一瞬きらめいた小屋のある景色か。




2020.2.6 報告者:岸本正彦
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