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北大山岳館講演会


北大山岳館講演会について

第1回2010/5/15南極観測を支えたスピリット
activity/lecture/1st.html 第1回2010/5/15南極観測を支えたスピリット 第1回北大山岳館講演会 PDF(4.2Mb) 南極観測を支えたスピリット    探検から研究へ 北大山岳館でそのルーツに出会う 日本南極観測事業における北大の活躍を踏まえつつ,観測隊の研究活動とその成果を広く紹介すると共に,南極での生活を語り,なぜ国家事業として南極観測がなされているか理解に導く.講演会後,懇親会を開く. GCOEによる当日の様子は【こちら】でご覧いただけます. 当日の写真はアーカイブスサイトに掲載しています. 【講演集冊子PDF(107MB)】 概要 開催時期:2010年5月15日(土)13:30〜16:30 開催場所:北大山岳館(札幌市北区北18条西13丁目,北大恵迪寮の東側) 講演会の対象者:山や探検に興味を持つ一般市民や学生 参加費無料・定員80名程度(これ以上は会場に入れない場合もあります) 講演内容 南極観測の50年と北大山岳部    渡辺興亜(国立極地研究所元所長) 南極から見る地球環境の今 −南極氷床変動史を語る−    澤柿教伸(北大地球環境・34次47次越冬隊員) 最新南極事情 −南極で1年を過ごして−    樋口和生(50次越冬隊員) 懇親会:講演会後ツル(S1W4)で実施 主催共済団体等 主催:  北大山岳館 共催:  日本雪氷学会北海道支部  北海道大学グローバルCOEプログラム「統合フィールド環境科学の教育研究拠点形成」環境教育研究交流推進室  南極OB会北海道支部  NPO法人 雪氷ネットワーク 後援:  北海道大学総合博物館  日本山岳会北海道支部
第2回2010/11/山岳気象と遭難
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ポカラ国際山岳博物館館長夜話
activity/lecture/fushimi.html ポカラ国際山岳博物館館長夜話 ポカラ国際山岳博物館館長夜話 本年の春まで安藤久男会員のあとを引き継いで、ネパールの「ポカラ国際山岳博物館」館長をされておりました、伏見碩二会員から、来札の都合があり9月24日夜にネパールの事を札幌の会員諸氏にお話ししたいという申し出がありました。 つきましては、東京支部のやっている「クラブ山の四季」方式の集まりを札幌でも試行してみることにいたしました。今回は会員だけではなく、会員の知人や家族も対象といたしますのでこの機会にぜひお誘いの上ご参加してください。 ポカラ国際山岳博物館:初代・2代目館長夜話 講師:伏見碩二・安藤久男(応援講師)  期日:9月24日(金) 18:30〜 場所:北大山岳館 会費:1人1,000円(現役・院生はタダ)  (ビール、ワイン、ウーロン茶、パン)   もっと飲みたい人・他のものを食べたい人は持ち込み自由 ※会員の友人、ご家族等がいらしゃることを歓迎いたします。 申し込み方法・お問い合わせ 飲み物等の用意がありますので、出席者はお手数ですが 総務理事 高橋一穂に前日までメールまたは電話等でご連絡願います。 hiyayako at mvh.biglobe.ne.jp
第3回2011/06/ヒマラヤの上昇
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北方諸島のオットセイ、トドの生態と保全
activity/lecture/wada.html 北方諸島のオットセイ、トドの生態と保全 サハリン・チュレニイ島、コマンドルスキー諸島、千島列島の オットセイ、トドの生態と保全 山の会主催山岳館夜話第2回として下記の要領で講演会を行うことといたしました。 今回は会員だけではなく、会員の知人や家族も対象といたしますのでこの機会にぜひお誘いの上ご参加してください。 サハリン・チュレニイ島、コマンドルスキー諸島、千島列島のオットセイ、トドの生態と保全 講師:和田一雄会員(1952年入部) 期日:10月13日(木) 19:00〜 場所:北大山岳館 会費:1人500円(現役・院生はタダ)  (ビール、ワイン、ウーロン茶、パン)   もっと飲みたい人・他のものを食べたい人は持ち込み自由 ※会員の友人、ご家族等がいらしゃることを歓迎いたします。 申し込み方法・お問い合わせ 飲み物等の用意がありますので、出席者はお手数ですが 総務理事 高橋一穂に前日までメールまたは電話等でご連絡願います。 hiyayako at mvh.biglobe.ne.jp
第4回2011/11/北海道の高山植物相の位置づけ
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第5回2012/10/13北極海・ベーリング海底から地球の気候変動を読み解く
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第6回2013/10/12身近な山
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第7回2014/10/18キノコと森林の関わり
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第8回ネパール報告-「2015 年ネパール地震」を中心に
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第9回ホモ・ヤマルーデンスの科学論・大学論 ―山系クラブの副産物的存在意義―
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第10回未だ存在しない将来世代のための「新しい山道」創り
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第11回山と美術と音楽と
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第12回北海道の森林変遷史 −花粉化石から復元された15万年間−
activity/lecture/12th.html 第12回北海道の森林変遷史 −花粉化石から復元された15万年間− 第12回北大山岳館講演会 北海道の森林変遷史 −花粉化石から復元された15万年間− 2018年10月13日(土) 13:30~15:30 ■講演要旨  泥炭や有機物を含む堆積物から花粉の化石を抽出してその種を同定し、産出割合から当時の植生を復元し、その植生が成立した時代の環境(気候や地形など)を復元することが花粉分析学の目的である。  北海道の氷河時代の植生を復元すると、現在は北海道に分布していない針葉樹のグイマツ花粉が多数産出する。枝や針葉が産することもある。グイマツは現在サハリン北部からシベリアにかけて優勢に分布する落葉性針葉樹である。私の研究はこのグイマツの分布地を訪ね、その生態を知ることから始まった。そこでまず中国北部、東シベリアのコリマ川下流、レナ川中流域での調査と試料採取を行った。その後、サハリン全土について同様の調査を行い、北海道の氷河時代から現在までの植生と気候の歴史を復元することができた。一方、北海道の広葉樹にも注目し、氷河時代終了後のブナの北海道への北上、オニグルミの移動経路などを明らかにした。 ■講師からのメッセージ  私は1951年に北大山岳部に入部し4年間お世話になりました。山や自然が好きでしたので、学部は理学部地質鉱物学科でした。卒業後は高校教師8年の後、4年の子育て期半ばで再び地鉱第2講座で研究生として研究することを決意しました。湊正雄先生の厳しくも暖かいご指導を受け、10年間は今思えば研究者としての心構えを体得できたかけがえのない期間でした。その後、北大教養部での非常勤講師時代を経て北方圏古環境研究室を立ち上げ、現在まで研究生活に専念しております。それができましたのは家族の協力のほか、加藤孝幸さんの経営するアースサイエンス株式会社の分析室をお借りできたことが大きいです。私の研究は化石花粉から過去の植生と気候を復元することです。これまで45年間、北海道を中心にネパールカトマンズ盆地、アラスカユーコン・タナナ川流域、中国三江平原、東シベリアコリマ河下流域、サハリンにおいて調査を行い成果を公表してきました。サハリンには8回調査に行き、鮮新世末以降の植生と気候の変動を解明しました。現在は国際プロジェクトで掘削採取した太平洋と日本海の海底コアの分析により、陸域の植生と気候変動の復元を行っております。 ■講師紹介 北大山の会会員・北方圏古環境研究室主査 五十嵐八枝子 主な著書 「続北海道5万年史」(共著、郷土と科学編集委員会) 「北海道創世記」(共著、北海道新聞社) 「北海道・森と木の文化」(共著、札幌学院大学生活協同組合) 「北海道の自然史、氷期の森林を旅する」(共著、北海道大学図書刊行会)など。 受賞記録 1990年 地学団体研究会 地球科学論文賞 2008年 日本第四紀学会 第1回学術賞 2013年 日本第四紀学会 論文賞 2014年 日本第四紀学会 功労賞  2017年 地球環境史学会 第2回学会賞 ■会場・問い合わせ先等 会場:北大山岳館 札幌市北区北18条西13丁目(北大構内北西隅、北大恵迪寮東側) 定員60名(予約無し,無料) 問合せ先:北大山岳館運営委員会 携帯090-6870-5120 Facebook: https://www.facebook.com/hokudaisangakukan E-mail:sangakukan@aach.ees.hokudai.ac.jp
第13回世界の山々にナキウサギを訪ねる
activity/lecture/13th.html 第13回世界の山々にナキウサギを訪ねる 第13回北大山岳館講演会 世界の山々にナキウサギを訪ねる 2019年10月26日(土) 13:30~15:30  10月26日(土)に第13回北大山岳館講演会を札幌市教育委員会の後援で開催します。「世界の山々にナキウサギを訪ねる」の演題で川道武男会員(1951年入部、北大山の会関西支部長、関西野生生物研究所)に講演していただきます。川道会員は北海道大学大学院でエゾナキウサギの研究を始めてから50年もの長きにわたり、ヒマラヤ、アラスカ、中国青海省、モンゴルのフィールドを対象にナキウサギ属の10種の行動を観察してこられました。これまでの研究活動を振り返り、ナキウサギ属とはどのような動物なのか、多様なナキウサギの生態について語っていただきます。 ■講演要旨  私が最初にエゾナキウサギの姿を見たのは、北大山岳部の1年生の夏山で、日高山脈を訪れた時であった。氷河期に山肌を削られたカール・ボーデンにたどり着いたのは、既に夕刻であった。そのとき、鳥のような鳴き声が響き渡っていた。それがエゾナキウサギの鳴き声と気づいたのは、翌朝に岩が積み重なった岩塊帯で動き回る小動物を見たからである。65年前の出来事であったが、今でも鮮明に脳裏に刻まれている。  3年生に理学部動物学専攻へ進んだが、4年生でヒッチハイクで世界を一周して帰国した。大学院のテーマにエゾナキウサギを選んだ。世界各地で見た野生生物の危機を踏まえての判断であった。 大雪山での夏の観察を終えて、冬にネパールへ行った。ロイルナキウサギは、鳴き声が弱く、越冬用の食物はほとんど貯蔵しなかった。エゾナキウサギで持っていた先入観がみごとに打ち砕かれた。  大雪山では冬季の観察ができないので、翌年標高500mの北見市置戸町で観察地を探しだし、独りでキャンプしながら、月に1度は置戸町で食物を買い出した。営林署の担当者は車で運んでくれたし、郵便物はバイクで届けてくれた。1年の150日をキャンプ生活して、3年半続けた。ナキウサギ仙人として、NHKや新聞にも取り上げられた。  エゾナキウサギは体重が200g、ドブネズミ大のウサギである。その社会は基本的にメス同士がなわばりをもち、それぞれに1頭のオスが1頭のメスにつくペアである。特徴は大きく鋭い鳴き声であるが、鳴き声は雌雄で異なる。越冬用の食物貯蔵はなわばり内の数カ所に貯蔵する。 ヒマラヤのナキウサギ  三浦雄一郎氏のエベレスト・スキー滑降隊に入れてもらい、オオミミナキウサギとロイルナキウサギを観察した。標高の高い方にオオミミが、低い方にはロイルが生息していた。オオミミは標高4000mを超える分布域をもち、5600mまで確認できた。  この2種は日周活動性が全く違う。ロイルはエゾナキウサギと同じ朝夕型であるが、オオミミは昼間を中心に活動する。その理由は、高所のオオミミが低い気温に対応して陽当たりの良い時間帯に活動するのであろう。 北米のナキウサギ  アラスカ州にはクビワナキウサギ、ロッキー山脈にはアメリカナキウサギがいる。アラスカ州立大学へ留学し、北極生物研究所に所属し、調査地を定めた。春から秋までクビワナキウサギを観察したが、春の交尾期に雌雄の行動圏が重複するが、交尾期が過ぎると攻撃的になる。共存していた土地は二分され、ほし草貯蔵場所を中心に「ほし草なわばり」を主張し始めた。アメリカナキウサギの社会でも同様であった。鳴き声を録音して声紋を分析すると、同じ声紋を共有していた。  シベリアにいるキタナキウサギは、エゾナキウサギがその1亜種である。日米の3種を比較すると、北米では共通の祖先をもっていたが、カナダで発達した氷床で分断されたために種分化したと考えられる。 ナキウサギ属の多様性  20種程度が含まれるナキウサギ属は、生息環境、体のサイズ、社会型、鳴き声、食物貯蔵に多様性が見られる。岩塊帯の隙間で生活する「岩住まい」、草原に自ら穴を掘る「草原住まい」、潅木帯で生活する「潅木住まい」がいる。この多様性は、ナキウサギ属の各種が寒冷気候に出現した幾つかの生態系にそれぞれ進出した結果と考えられる。 ■講師紹介 川道武男 関西野生生物研究所 1944年富山県生まれ。1 966年北海道大学理学部生物学科(動物学専攻)、同大学大学院博士課程、理学博士。 ナキウサギ、ツパイ、ムササビなど単独性哺乳類の社会を研究。 主な著書 川道武男. 原猿の森 サルになりそこねたツパイ. 中央公論社. 川道武男. ウサギがはねてきた道. 紀伊國屋書店. 川道武男編. 日本動物大百科 哺乳類1. 平凡社. 川道武男・近藤宣昭・森田哲夫編. 冬眠する哺乳類. 東京大学出版会. 川道武男. ムササビ 空飛ぶ座ぶとん. 築地書館. ■会場・問い合わせ先等 会場:北大山岳館 札幌市北区北18条西13丁目(北大構内北西隅、北大恵迪寮東側) 定員60名(予約無し,無料) 問合せ先:北大山岳館運営委員会 携帯090-6870-5120 Facebook: https://www.facebook.com/hokudaisangakukan E-mail:sangakukan@aach.ees.hokudai.ac.jp
第14回アフリカの現状と飢饉の克服
activity/lecture/14th.html 第14回アフリカの現状と飢饉の克服 第14回北大山岳館講演会 「アフリカの現状と飢饉の克服ー食糧増産による戦略ー 2023 年 10 月 14 日 (土) 13:30-15:30 ■講演要旨
第15回「厳冬期 日高山脈直登沢を登る」
activity/lecture/15th.html 第15回「厳冬期 日高山脈直登沢を登る」 第15回北大山岳館講演会 「厳冬期 日高山脈直登沢を登る」 日高直登沢冬季初遡高(コイカク北面) 2024 年 2 月 15 日 (木) 18:30-20:30 ■講演要旨  1939年(昭和14年)冬季未踏のペテガリ岳山頂を目指した北大山岳部のコイボクシュサツナイ(コイカクシュサツナイ)沢での雪崩遭難は、それまでの沢を利用した冬季登山の形態に強い影響を与えました。更に1965年の十の沢の遭難はこの登山形態から遠ざけたと考えています。その結果、冬季の日高直登沢遡行というアイデアは技術的な困難さとリスクがあいまって、山岳部では未知の領域として残りました。  今回の講演では、2022年12月にその未知の領域に新しい技術とスタイルで、登山パートナーである旭川山岳会の宇野吉彦さんと共に初挑戦し、貫徹された記録を当会(北大山の会)会員の成田 啓さんに紹介していただくことにしました。この山行はエポックメーキングなものであり、雑誌Rock and Snow (旧 岩と雪)でも,厳選=25年、歴史に残るべき記録”として紹介されていま す。 本講演会では昨年12月の中部日高1807峰東面直東沢冬季初遡行についても、同会員と一緒に登攀された竹中源弥会員にも加わっていただきお話を伺うことにしました。  現在のそしてこれからの大学山岳部の登山の方向性のひとつの可能性として興味を持っていただき、みなさんと意見を交わす機会になればと考えています。 講演者紹介 成田 啓 1998年東京都生まれ 2015年北大山岳部入部 竹中 源弥 1996年山梨県生まれ 2017年北大山岳部入部 ■会場・問い合わせ先等 会場:北大山岳館 札幌市北区北18条西13丁目(北大構内北西隅、北大恵迪寮東側) 定員60名(予約無し,無料) 問合せ先:北大山岳館運営委員会 E-mail : sangakukan@aach.ees.hokudai.ac.jp
第16回 「私の登山に影響を与えた人たち」
activity/lecture/16th.html 第16回 「私の登山に影響を与えた人たち」 第16回北大山岳館講演会 「私の登山に影響を与えた人たち 2024 年 6 月 29 日 (土) 14:00-16:00 講演者:芳賀孝郎さん     学習院大学山岳部OB・元日本山岳会副会長) 司 会:小泉章夫(北大山岳館運営委員) ■講演要旨  芳賀さんは学習院大山岳部OBで1958年のAACKのチョゴリザ遠征隊の隊員、そして日本山岳会の副会長を務められた方で、カラコルムでチョゴリザ遠征のあと、K2峰の西にあるビアンジェ氷河上部を偵察、まだ極地法による登山が主体であった時代にアルパインスタイルでの7170m峰の試登を行なわれるなど、先鋭的な登山にも挑戦された方です。昨年の日本山岳会の会報では、その時に目の当たりにしたムスターグ・タワーの北東壁(2012年にロシア隊によって登攀)についてもコメントされています。  今回の講演では、芳賀さんの登山人生に影響を与えた先達の皆さんについてのお話をお聞きすることになりました。芳賀さんは日本の登山家のみならず、広く世界の登山家とも交流されています。チョゴリザベースキャンプでのフォスコ・マライーニさん(1938年-1940年に北大に家族とともに留学し、北大山岳部のOBと山行をともにした登山家)との遭遇のお話もお聞きできるとお伺いしています。  質疑応答の時間もゆったりと取る予定です。 個人的には、初期のスキーのお話、特に一本杖スキーから二本杖に至る経緯や、山登りの道具としてのスキーの将来についてなどもお尋ねできればと思っています。  前回の講演者からみれば、一気に2世代?(一世代30年として)ほど遡ることになりました(*^^*)。時空を超えて経験を共有できるのが山登りの魅力の一つかもしれません。  北大山岳部は本州の大学山岳部の影響を受けながら、一方では登山道具としての山スキーや、イグルーや雪洞などの技術を用いることで独自の山登りのスタイルを創造してきました。札幌出身の芳賀さんは両者のスタイルを詳しくご存知な方です。 貴重な機会 魅力的な講演と意見交換の機会を楽しみにしたいと思います。  講演は6/29、土曜日2時から2時間ほどということで設定しました。札幌の6月は一年で一番良い気候のときです。多くの皆さんのご来館をお待ちしたいと思います 講演者紹介 1934年札幌生まれ 1954年学習院大学山岳部入部 1958年7月京都大学学士山岳会チョゴリザ登山隊参加 1958年8月カラコルム・ビアンジェ氷河7170m峰 平井一正氏と二名で5400mからのラッシュアタック で試登(7120mまで) 1990年学習院チベット登山隊(チョーオユー峰)隊長 1996年学習院アルバータ登山隊参加 2001年〜2005年日本山岳会副会長 前回の山岳館講演会「厳冬期日高直登沢を登る」の講演会に来ていただいた芳賀孝郎さん に、お話をお聞きする機会を作っていただけないかとお願いしました。芳賀さんは学習院大山 岳部OBで1958年のAACKのチョゴリザ遠征隊の隊員、そして日本山岳会の副会長を務めら れた方で、カラコルムでチョゴリザ遠征のあと、この領域のビアンジェ氷河の偵察と、時ま だ極地法による登山が主体であった時代にアルパインスタイルでの7170m峰の試登を行なわ れるなど、先鋭的な登山に挑戦された方です。また、北海道のスキーメーカーであったハガス キーの取締役社長を務められたこともあり、北海道でのスキーの普及のため”歩くスキー”を推進されました。 今回快く講演をお引き受けいただき、芳賀さんの登山人生に影響を与えた先達の皆さんの貴 重なお話をお聞きする機会を得ることになりました。芳賀さんは日本のみならず広く世界の登 山家とも交流があり、北大山岳部のOBと山行をともにした、フォスコ・マライーニさんとの遭遇のお話もお聞きできるとお伺いしています。 北大山岳部は本州の大学山岳部の影響を受けながら、一方では登山道具としての山スキーや、 イグルーや雪洞などの技術を用いることで独自の山登りのスタイルを創造してきました。札幌 出身の芳賀さんは両者のスタイルを詳しくご存知な方です。貴重な機会魅力的な講演と意見交換の機会を楽しみにしたいと思います。 ■会場・問い合わせ先等 会場:北大山岳館 札幌市北区北18条西13丁目(北大構内北西隅、北大恵迪寮東側) 定員60名(予約無し,無料) 問合せ先:北大山岳館運営委員会 E-mail : sangakukan@aach.ees.hokudai.ac.jp
 

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