One Day Hike・ 2004年11月13日 (土)
浅間嶺(903m)の結果
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記事・消息・ 2004年10月25日 (月)
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One Day Hike・ 2004年10月2日 (土)
三ツ峠(1,750m)-達磨石の結果
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現役の報告・ 2004年9月21日 (火)
9/12-9/20
L赤桐4 AL見瀬3 M2 勝亦 村松 柴谷 斎藤
9/12 晴れ 沢渡→上高地→奥又白BC
上高地 7:00 奥又白池BC 13:30
上高地の荷物預かり所に後半日程分の食料等を預け奥又白池へ。ガイド地図にも難路とかいてあるアプローチはしんどい。雨が降ったらひどいことになるだろう。奥又白池は上高地の喧騒から離れた静かな星の綺麗な所。水場あり。9/13 曇り→雨 見瀬+勝亦+斎藤 松高ルート (4級A0) 赤桐+村松+柴谷 4峰正面壁 北条-新村ルート(6級)
奥又白池発 5:00 取り付き 7:00 登攀終了 17:00 ビバーク1 17:00〜
3人パーティー×2で4峰正面壁へ。赤桐Pは北条新村ルート。4峰正面壁は脆い。人気があるだけあって岩は比較的安定しているが登られていない部分は芦別の夫婦岩くらいの脆さ。1〜3ピッチ目は延々と3級。ピンもまばら。3ピッチ終わると広く快適なハイマツテラスに着く。4ピッチ目が核心。5+のハングのあとに6級のハング。岩は脆いし、ピンもハーケンだしとイヤなことたくさんだけどここで自分をプッシュしなきゃ意味が無い。北海道からわざわざやってきてA0するわけにもいかんでしょうと存分に時間をかけてフリーで抜ける。思えばこれがビバークを導いた。
フォローは5+のハングでA0、6級のハングでA1。ほっとしたところで5ピッチ目。トポによっては4級A0だったり4級だったり。残置支点につられてA0ラインに入っていってしまうがフリーだと岩が脆くて苦しい。ビレイ点付近まで引き返しA0が不要なライン取りをする。5級くらいには感じた。登攀が終わるころになって、ガスが出てきて視界がなくなってきた。
登攀終了後、トポに載っている下降の通りなら十分BCに戻れるはずだったのだけど見瀬パーティーからコルへの下りがガラガラで悪く、道もわかりにくいと連絡が入る。軽く偵察に出た後、終了点付近でビバークをすることに。2年生はツェルトを張った経験がなかった。ツェルトは張れる限り張った方が濡れなくて良い。夜から雨が降ってきた。BCに戻ったパーティーと無線連絡をすると雨は翌日の午前中いっぱい降る予報とのこと。北条―新村ルートを登るには北西壁ダイレクトあたりが準山として必要であろう。
9/13 曇り 見瀬、勝亦、斉藤 松高ルート BC(5:00)→取り付き(7:20)→登攀(7:30〜13:30)→4峰頭(2:00)→4峰頭(2:30)→5・6のコル(4:00)→BC(6:30〜50)
取り付きを探すのに手間取る。トポを見て探すも、判然としない。
1p目 40m 2級 草付の浅い凹角。
2p目 40m 3級+ 草まじりの凹角を左上後、バンドを右上。
3p目 25m 3級 一段上の大きなバンドに上がり、左へトラバース後、凹角を登る。 正規のルートと合流したものと思われる。
4p目 25m 3級 フェースを左上後、凹角に入り、ハングの下でビレー。
5p目 40m 4級A0 正面にある残置の多いハングをA0でのっこす。その後凹角をのぼり、緩傾斜帯に入りピッチを切る。松高ハングはこのハングの右側にあったのではないかと思う。
6p目 50m 2級 緩傾斜帯を登る。
7p目 50m 2級 緩傾斜帯を登る。4峰頂上直下100m、ここでザイルを解く。全体的に浮石が非常に多かった。
帰り道で視界が無く、道を間違える。3・4のコル手前で視界が出て気がつき、引き返す。北尾根は急で危険。
9/14 雨→晴れ 赤桐+村松+柴谷 4峰ピーク直下→涸沢小屋
ビバーク1発 12:20 涸沢小屋 19:00
午後から良くなるとの予報を信じ昼まで動かず。いくら悪いと言っても晴れれば下れる道。しかし一向に天気は良くならず、視界は50〜100m。ルートファインディングに苦労。4.5のコルへの下りは岩が濡れていたらしんどいだろうとのことなので計画に出していなかったが3.4のコル経由で涸沢小屋に下ることに変更。しかし視界50mの中いくら磁石と地図を見ても似たような岩がぼこぼこと立っていていまいち正確な場所がわからない。夕方になって突然視界が回復。現在位置を正確に把握し結局ついたのは19時であたりは暗くなってしまった。下降路の下調べが不十分であったし朝早くから雨が止まないケースを想定して小屋に下るべきだった。同ルートの懸垂下降はトラバースが入っていることと、プロテクションが悪いことによりあまり容易ではなかったと思われる。小屋のストーブで濡れた衣類を乾かし、カレーライスを購入。まだピン食が残っていたがうまいものに限る。キャンプサイトの大岩を利用しツェルトを張りビバーク2。見瀬パーティーとは複数回無線交信。
9/15 快晴 赤桐+村松+柴谷 涸沢→5.6のコル→奥又白池
涸沢小屋発 7:00 合流 8:10 奥又白池BC 10:10
小屋を出発し、5.6ののコルを乗っ越し涸沢小屋まで迎えに来た見瀬Pと合流。5.6のコル経由で奥又白池へ。そのまま横尾に移動することも考えたがビバークの疲れもあったので移動はせず。幾分奥又白の秋が深まったようだった。
9/15 快晴 見瀬、勝亦、斎藤
BC(5:50)→5・6のコル(7:00)→涸沢ヒュッテ付近(7:40〜8:15)→5・6のコル(9:00〜15)→BC(10:30)
5・6のコルからの道が分かりにくいのと、一度合流したほうがいいということで、赤桐Pに会いに行く。
9/16 晴れ 奥又白池→横尾BC→屏風岩T4偵察
奥又白池発 5:10 横尾BC 8:00〜9:00 T4 10:30〜15:00 横尾BC着 16:10
横尾に移動。柴谷はテントに残り、斎藤、村松は上高地に食料を取りに、赤桐、見瀬、勝亦は屏風岩のアプローチルート、T4を偵察に。途中一回渡渉を要する。ひざ下程度。靴を脱いだり転石したりダイブしてしまったり。T4は赤桐リード。フォローは時間節約のためA0も交える。
9/17 雨→曇り T4取り付き引き返し
横尾BC発 4:00 T4取り付き 5:00〜9:30 横尾BC着 10:30
雨の中ラテルネ行動で屏風岩へ。T4取り付き脇の岩小屋で時間待ちするが雨が上がらないので引き返し。見瀬パーティーは8時引き返し。
9/17 雨 見瀬、村松、斉藤
BC(4:00)→T4取り付き(5:00〜8:00)→BC(9:00)
ラテルネ行動。渡渉では靴を脱いだ。天気の回復が見込まれないと判断し帰る。
9/18 曇り→雨 赤桐+勝亦+柴谷 東稜ルート (4級A1)
横尾BC発 3:45 T4取り付き 5:00〜7:40 東稜 8:10〜15:05 下降 15:15〜17:00 T4取り付き 19:40 BC着 21:00
ラテルネ行動でアプローチ。T4はうまくライン取りをすれば4-〜4級程度になる。奥又白での下降のミスを考慮して乗っ越すのは中止しビバ訓セットは取り付きにデポ。東稜はアブミの架け替えに終始する。勝亦リード。何ら問題ない。ビレイ点はせまく柴谷は高度感に慣れない感じ。プロテクションは主にリングボルト。赤岩でエイドしていれば対応できる。雨と時間切れのため最終ピッチを残し懸垂で取り付きまで。3連休と言うこともあって下りの順番待ちを強いられた。T4は特に混む。準山としては大黒あたりで対応できるが他にマルチピッチでの懸垂下降の練習が必要。登るのも下るのもスピードを意識する必要がある。
9/18 曇り 見瀬、村松、斉藤 雲稜ルート
BC(4:00)→T4取り付き(5:00)→登攀(5:35〜15:00)→T4取り付き(20:10)→BC(21:15)
前日と同様にしてT4取り付きまで。靴をデポし、先行パーティーが登るのを待って、取り付く。
T4 1p目 40m 4級 快適なクライミング
2p目 40m 5級− 核心部は少し左からルートを取ると容易だった。斉藤がA0。
3p目 25m 2級 土のルンゼ。スタカットで行く。木でビレー。
4p目 25m 歩く。50m1ピッチで届いたようだ。
5p目 30m 3級 チムニーを登り、スラブを登る。
雲稜ルート取り付きにビバークセットをデポする。
雲稜 1p目 20m 4級 右上の凹角を登り、小バンドにてビレー。
2p目 30m 5級 引き続き凹角を登る。凹角は上に行くほどかぶってくる。ピナクルテラスの少し下のテラスでビレー。
3p目 40m 5級A0ピナクルテラスから右に出て、右上に見える小ピナクル目指して登る。ホールドが細かい。所々A0。小ピナクルからは階段状を右上し、扇岩テラスへ。
4p目 35m 5級A1リングの代わりに3mmシュリンゲがついたボルトにアブミをかけかえながら登っていく。ハング下のレッジでビレー。狭い。
5p目 15m 4級 ハング下のバンドをよちよち歩きのようにしてトラバース。村松、斉藤はA0。声が通らず、10mでピッチを切るべきだった。
6p目 15m 3級 右上のテラスに上がった後、その左上のさらに大きなテラスに上がる。
7p目 35m 5級A1テラスを左に出て、ルンゼ状のスラブを登る。びしょびしょに濡れており、A1で登る。不快。雨と時間切れのため、ここで引き返し。
下降 1p目 35m 7p目終了点から6p目終了点の左にある、蒼稜ルートの終了点に降りる。
2p目 25m 扇岩テラスまで届くかと思ったが、2m届かず、ユマーリングで登り返し、時間を食う。4p目終了点の右下のハンガーボルトを含む終了点で切る。この方法が一般的だったようだ。
3p目 30m 扇岩テラスまで。
4p目 50m 扇岩テラスの左側へと降りていく。蒼稜ルート1p目終了点に斉藤、村松が降りるも、ロープが回収できず、見瀬だけ扇岩テラスのすぐ左下の大テラスに降りて2回に分けて降りる。この方法が一般的だったようだ。
5p目 35m T4まで。
T4尾根の下降は偵察時と同じ。
9/19 雨→晴れ 横尾→上高地→槍見温泉
横尾BC発 11:00 槍見温泉 16:00
朝起きたら雨だったのでのんびりだらだらと出発。晴れてから徒歩+バスで移動。錫杖岳を登る日程が一日だけになってしまったのでBCを上まで上げず街の隅っこにBCを張る。夜は新穂高温泉(無料混浴露天風呂、水着着用)で疲れをいやす。開放された温泉はすごく気持ちよい。短い日程ならBCは上げない方が楽だろう。
9/20 曇り 赤桐+勝亦+斎藤 錫杖岳左方カンテ(5級A0)→帰路
BC発 4:00 錫杖沢出合い 5:10 前衛壁基部 5:45? 左方カンテ 7:00〜11:00 下降 11:00〜13:00 登山口 15:10
錫杖岳(しゃくじょうだけ)は花崗岩の岩場。花崗岩なのにガバガバでどのピッチもたまらなく快適。斎藤リード。A1すれば4級になるのだがA0までで5級A0として通過。慎重で安定した登り。途中先行パーティーに譲ったため休憩時間30分ほどを含んでいる。フォローは走るように登れる。核心部はA0しないと5+くらい。パワーや保持力はいらないがムーブが複雑。岩は堅くプロテクションは乱打されたリングボルトとカムでいくらでも取れる。本ちゃんというよりはマルチピッチフリークライミングのエリア。どこかゲレンデ的。5+や5級もなんでもなくて簡単。左方カンテと言うわりにカンテはあまりないけど道内じゃあまりできないチムニー登りもできる。後続パーティーが多く 同ルートの懸垂下降は不可能だったため途中から注文の多い料理店を懸垂で下降。4P。同ルートを下降するより注文の多い料理店を下降した方が早いだろう。準山としては特別アルパインルートを登りこむ必要はないだろう。基礎的なフリークライミングの経験とプロテクションに関する知識、マルチピッチの懸垂下降が必要。2年生同士で行ってよいような岩場。
9/20 曇り 見瀬、村松、柴谷 第一ルンゼ
BC(3:35)→錫杖沢出合い(5:10)→錫杖岩基部(5:45)→第一ルンゼ取り付き(6:00)→登攀(6:10〜12:00)→取り付き(13:40〜50)→BC(14:50)
ラテルネ行動。錫杖沢出合いから岩壁基部まで踏み跡がある。南沢出合い、錫杖岩小屋は確認できず、気がついたら基部に着いた。少し上で水を汲んでから取り付きへ。しかし、第一ルンゼに水が流れていた。
1p目 35m 4級+ ルンゼの左のフェースを登る。硬くて快適だが、核心部だけ濡れている。柴谷はA0。
2p目 15m 5級 出だしの小さなハングを越えると、あとは容易なスラブ。
3p目 50m 4級 水の流れるルンゼの中を歩いて登る。谷が二股に分かれるところで滝の上を大きく左にトラバースし、大テラスでビレー。左の側壁を登るのだったのかもしれない。
4p目 25m 3級 正面の階段状を登り、再びルンゼ内に戻る。このあたりはどこでも登れそう。滝の下でビレー。
5p目 20m 4級A0 ルンゼ内を左上していき、水の流れるスラブを左にトラバースして大テラスへ。トポにある大テラスはさらに15mほど上のところ。ルンゼ内は水が流れており、とても登れるような状況ではない。上の様子を見るためと、左方カンテパーティーと連絡が取れないかと思い左のカンテの上に出てみたが、引き返すことにする。
下降 1p目 20m 4p目終了点へ。
2p目 35m ルンゼ内の二股の少し下へ。
3p目 35m 2p目終了点へ。
4p目 50m 取り付きまで。
あとは走って下山。
*携帯電話
奥又白、錫杖岳は所々入るが横尾は入らない。屏風は未確認。
*情報収集
今回は4〜5冊のトポのコピーを持参した。情報量を増やしたのは正解であった。しかし奥又白の計画は準山の不備により直前に合流したものだったので下降路等の下調べが不十分となってしまった。後日インターネットで調べたところ下降路が悪いという情報も出ておりビバークしているパーティーもいくつか見受けられた。松高ルートに関しても取り付きがわかりにくいと出ていた。ルートを外している報告は見られなかった。いずれにせよ本州に行くときはルームの記録、トポのみならず実際に行った人の記録をインターネット等で集めることの重要性を改めて感じた。
*パーティー
赤桐:ビバークさせてしまった。ビバーク1は妥当であったと思うがビバーク2に突入したのは判断ミスによる。
見瀬:良くやった。
勝亦:ロープワーク等何ら他問題ない。あとは5+以上を登る登攀力が欲しい。
村松:無難にこなした。
柴谷:リードできなかった。自主性。
斎藤:無難にこなした。口出しも多い。幾分リードクライミングを忘れ気味?
全体的には登攀ルートのRfが課題。わざわざ難しい方を登ってしまう場面などが幾度かあった。
*感想
赤桐:山岳部で本州で6級登ったのは始めてのような気もするけど岩場の入門ルートを登っただけで2ビバークもしたのはもっと初めてだろう。他パーティーに心配かけてしまって申し訳なかったし、結果的に2日間登攀できる日が減ってしまったのが残念である。しかし自分の力をめいいっぱい出し切って一本のアルパインルートを登れたと言うことで悔いはない。帰りの電車で女子高生に「臭い、クサイ、くさい」と鼻をつままれたのがいささかショックだった。
見瀬:疲れた
村松:得がたい経験をした。リード出来て良かった。
勝亦:良かった。また穂高周辺の岩場に行きたい。
斎藤:一本リードで完登出来てよかった。
柴谷:本州はお金の面からしてどうかな…。
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One Day Hike・ 2004年9月11日 (土)
三ケ月峠-赤鞍ケ岳(1299m)の結果
木村俊郎
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現役の報告・ 2004年8月30日 (月)
音更川〜ヌプン九の沢〜沼の原沢川〜大石狩沢 04 8/26〜29(4―0)
L:三木(OB5 AL:山下(ゲスト M:辻 平塚(1
8/26 晴れ時々くもり 6:15岩間温泉発〜12:15天狗のコル〜13:30天狗平C1
音更川は何もない。co.1190の二股の左股を行き、天狗のコルに当てる。水流は所々伏流しており、水が全くない所もあるが、水が完全に涸れるのはco.1400を少し過ぎた辺り。初日アタックの予定だったが、疲れていたので中止し、Lsのみで翌日のルート偵察へ行く。予定の沢は急峻過ぎるので、別の沢はないものかと一つニペソツ寄りの沢を下ってみる。co.を200ぐらい下ってみて、特に問題なく水線まで降りれそうだったので、翌日はそちらから降りることにする。時間もかなり短縮できそうなので、翌日にニペアタックをすることにする。8/27日 一日中晴れ 6:10C1発〜7:00(〜20)ニペソツピーク〜8:10戻って入渓〜
〜10:00水線の沢に降りる〜11:00計画の沢との出合〜13:40co.850林道〜14:50ヌプントムラウシ温泉
朝起きると気温が氷点下1度だったので、焚き火をせずにテント内でガスを使って食事。問題なくニペアタックを済ませ、前日偵察した沢を下る。co.1600までは何も無い。co.1580に20mの滑滝、Lがab.するが、下から見ると右岸側にルンゼがあったので残りはそちらから降りる。co.1440に5mハングの滝、ab.水線との出合に5mの段差、c.d.。 co.1380に5mの滝、ab.。co.1370に5mの段差、シュリンゲをたらしてc.d.。co.1330に15mの滝、ab.。この沢は、下るのは容易だが、登れない。co.1220から河原歩き。co.850の右岸側に林道。8/28日 晴れ 8:10C2発〜12:10(〜30)ペテトクのコル〜13:10大石狩沢出合C3
夏道出合から入渓。沼の原沢川は、co.860までブル道。沼の原沢川は何も無い。ペテトクのコル最低部から、ペテトク沢へ降りる。林道終点にてC3。8/29日 くもり後晴れ 6:00C3発〜9:15(〜45)石狩岳ピーク〜11:50下山
C3からco.1430まで何も無い。co.1430に10mの滝。右岸に捲き道。co.1500からガレ、co.1600付近に雪渓が少々。co.1700の二股を左に。ほとんどヤブ漕ぎをすることなくピークまで。ピークからはシュナイダーコースを使って下山。計画では上部に滝が3つあるということであったが、それはco.1540の二股を左に行く直登沢のことだった。ルームの記録が間違っていたと思われる。
(Party)
Ls:問題なかった。ちょっと簡単すぎたかも。
M:良くできた。
(Impressions)
辻:良い経験になった。
平塚:温泉最高!
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現役の報告・ 2004年8月25日 (水)
04 8/21〜8/24 (4−0)
L:市川(3 AL:見瀬(3 M2:勝亦 中島 M1:澤田 寺尾 吉田
8/21日 曇り モセカウベツ川河口 (5:00)−Co1000付近=C1 (15:15)
河口より右岸林道を行き終点より入渓。Co300にF1問題ない。Co400にF2、右岸直登20m、ザイルFix。Co400から滑状になる。Co470にF3、左岸をまく。その後の小滝は増水のため中を行けず、左岸を登る。ザイルFixでザックつり上げ時間かかる。Co550とその先にF4、F5、容易。Co680二股は左股を行く。Co800で伏流。Co800 F6 2段30m、下段は左岸を容易に行け、上段のチムニーはザイルFixしザックつり上げ、空身じゃないと難しい。その後雪渓がある。Co1000あたりでC1。この沢は小滝がたくさんある.8/22 雨 C1 (4:40)−Co1100=C2 (6:40)
小滝で1回ザイルを出す。雪渓が所々に残っており、まいたり、のったりして通過する。その後、視界がないのでCo1100でC2。8/23 晴れ C2 (4:40)−知円別分岐 (6:05)−東岳北ポコ (7:15)−ポンルシャCo520=C3 (15:00)
C2から沢型をつめヤブを少しこぎ夏道上へ。知円別分岐から踏み跡を使い、東岳北ポコまで。そこから東に伸びる尾根につけられた踏み跡を使い、ショウジ川源頭へ入る。途中で黙祷。勝亦が美声を響かせた。Co1100付近で尾根をのっこすが、1本西の沢のほうに寄り過ぎてしまい、軌道修正。時間ロス。尾根ののっこしはCo900付近まで下降してからするべきだった。ポンルシャ川Co520 30m 2段の滝は、上段は左岸をまき、下段ab。少し下で切り開いてC3。8/24 晴れ C3 (5:00)−ルシャ河口 (10:00)−知床大橋 (13:40)
Co300 25mの函滝は右岸をまく。前日からLの足の持病が悪化し、パーティーの安全を確保するのが難しいと判断し下山を決める。ルシャ河口では巨大なヒグマがコタキ方面へ悠然と闊歩していた。海岸にもヒグマがいた。だるい知床林道を歩き大橋へ。 パーティー)
(Party)
予想外に時間読みよりかかってしまった。パーティーの規模が大きすぎた。
Ls:地図読み力不足。市川:健康管理。見瀬:問題なし。
M2:口出しをし、よく頑張った。
M1:頑張った。
(Impressions)
市川:水虫を甘く見ていた。こういった結果で山行が打ち切りになって、申し訳ないやら悔しいやら。ぜひリベンジを。
見瀬:熊に会えた。続きはまた来年。
中島:ウニを食べたかった。
勝亦:知床を感じた。
澤田:知床は寒かった。
寺尾:貫徹できなかったのは残念だったけど、いろいろ学べてよかった。
吉田:不慣れな点が多かったので反省したい。
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現役の報告・ 2004年8月15日 (日)
04 8/11〜14(4-0)
L:市川 AL:見瀬(3 M2:中島(2 M1:澤田卓 平塚(1
8/11 晴れゲート(4:15)〜堰堤(6:30)〜二股(10:30)〜泊沢出合=C1(15:20)
林道を歩いて堰堤まで行く。ダム湖は左岸の踏み跡を頼りに行くが、すぐになくなったので高巻きをしていく。しかしそれも危険なため、途中から湖岸の淵をへつったり、泳いだりしていく。ALが泳げず苦戦。どうやら巻き道は無いらしく、淵を泳いだり歩いたりした方が早い。二股から泊沢出合までは河原。渡渉をたくさんする。co.410石滝はただの段差、右岸を行く。co.480の魚止めの滝はALリードで右岸直登、問題なし。泊沢出合でC1、快適な天場。赤石川は至る所に整地された天場がある。8/12 曇りのち強い雨 C1(5:00)〜コル(8:10)〜西の沢出合(13:50)〜西の沢co.630=C2(15:20)
co.630の滝(黒滝?)は左岸のガレ場を少し行き、そこから側壁草付を登る。LがリードでザイルをFIX。ちょっといやらしい。その直後10mの滑滝。左岸に踏み跡がはっきりあり容易。小滝をいくつか越えて、三つ股とも滝になっているco.700の三つ股の右股に入る。コルへはヤブ漕ぎは少ない。滝川は上部に10mの滝が2つ、一つ目はC.D.、二つ目はAB。いつの間にやら本流に入る。co.700付近の二段30mの大滝は二度AB。co.600付近に函、容易。co.560の10mの滝(地図上3つ目)は左岸AB。地図上2つ目の滝は存在しない。co.510アイコガ滝(地図上1つ目)は、3段の巨大な釜を持つ滝が連続している。1つ目は右岸巻く。2つ目は右岸をAB。3つ目は容易。この日は西の沢出合でC2の予定だったが、大雨に降られ増水の心配があったため、西の沢の上流部で泊まることにする。西の沢は巨岩帯あり。小滝もいくつかあるが問題ない。8/13 曇 夜に大雨 C2(5:00)〜コル(6:30)〜再びコル(8:20)〜追良瀬出合(10:50)〜ウズラ石沢co.520=C3(11:40)
前日の大雨で少し増水気味。co.530〜630まで函地形。一部難しい所もあり、ザイルが残置してあった所もあった。増水時は危険。水流の多い沢をつめていく感じで行き、ピークまで。ドンピシャでピーク直下の夏道に出る。ピークにつくと、ジジイ・ババア×50くらいがピークを占拠しており、幻滅する。そそくさと下山。十二湖方面への夏道は荒廃しており、強烈なヤブ漕ぎが予想されたため、陸奥黒崎方面への夏道に切り替える。そのまま下山。8/14 晴れ C3(6:30)〜白神ピーク(10:20〜45)〜下山(13:50)
前日の大雨で少し増水気味。co.530〜630まで函地形。一部難しい所もあり、ザイルが残置してあった所もあった。増水時は危険。水流の多い沢をつめていく感じで行き、ピークまで。ドンピシャでピーク直下の夏道に出る。ピークにつくと、ジジイ・ババア×50くらいがピークを占拠しており、幻滅する。そそくさと下山。十二湖方面への夏道は荒廃しており、強烈なヤブ漕ぎが予想されたため、陸奥黒崎方面への夏道に切り替える。そのまま下山。
(山行分析)
今回は天気を二日読んで入ったが、読みきれずに悪天につかまってしまった。これはLsの天気判断力不足と言えるが、予測しづらい天気であった。悪天に対して的確な対応ができたと思う。因みに白神山地では、増水の心配が特に必要とされるのは赤石、追良瀬などの本流であると思われる。支沢に関してはそれほど心配は要らないだろう。西の沢での地図読みミスは、不注意であった。ただ白神は支沢が多いのは確か。下山する夏道を変更したことについては、計画作成段階での情報収集不足である。現在十二湖方面への夏道はほぼ使われていないものと思われる。
(Party)
長時間行動、悪天対処がしっかりできた。
Ls:地図読みミス、天気判断は微妙だったが悪天対処はきちんとできた
( L:体調管理
(AL:泳げない、パッキング不十分
M2:パッキング不十分、よく頑張った
M1:よく頑張った
(平塚:緊張感の維持
(澤田卓:体調管理
(Impressions)
市川:ダム湖が核心だった。あと平塚汚かった。
見瀬:ダメだった。下山後も核心だった。
中島:パッキングの重要性を改めて知った。
澤田卓:ブナブナしてた。
平塚:気をつけます。
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One Day Hike・ 2004年8月7日 (土)
曲岳(1642.4m)-黒富士(1635m)の結果
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現役の計画・ 2004年8月1日 (日)
奥又白-屏風岩-錫杖岳 9月中旬 10日間
L赤桐4 AL見瀬3 M2 勝亦 村松 斎藤 柴谷
[時間]
上高地(3h)奥又白池=BC(3h)上高地
BC(1.5h)各取付き 各終了点(1.5h)BC
[アプローチ]
上高地から夏道で奥又白池。そこでBC。帰りも同じ。下降は本峰東壁を登る場合は、三本槍付近を経由してBCまで。4峰周辺を登る場合は、5・6のコルを経由してBCまで。
[ルート]
本峰東壁
北壁〜Aフェース、北壁コンタクトライン〜Aフェース、信大ルート〜上部ダイレクト、
都立大ルート、田山=山本ルート
北尾根4峰
松高ルート、北条=新村ルート、成城大ルート、甲南ルート
詳細別紙。前穂東壁は1998年の地震によって一部崩壊したとことなので現在崩壊後の状況を調査中。現時点で崩壊していないと調べがついているのは都立大ルート、北条=新村ルート、松高ルートの3本。その他記録は見つからないもののDフェースのルートは生きていると考えている。
屏風岩
[時間]
上高地(3h)横尾=BC(3h)上高地
BC(1.5h)各取付き
[アプローチ]
横尾をBCにする。小屋もあり良く整備されている。BCからのアプローチは横尾岩小屋跡から横尾谷の河原を渡り、暗い窪状の1ルンゼ押し出しをつめる。少し登ると明るくなり明瞭なルンゼとなりる。浮石は多いが良く踏まれている。横尾と取り付きの間に良い天場を発見できたらBCを移動することもある。その際は電話にて下山連絡者に連絡する。
横尾山荘 0263-95-2421
[ルート]
ディレッティシマ、雲稜ルート、東壁ルンゼ、東稜。詳細別紙。ディレッティシマ以外はT4ルートを登って取り付く。下降は同ルートの懸垂下降を予定している。懸垂下降以外ではブッシュの尾根を辿り屏風の頭、北尾根最低コル経由でパノラマコースの登山道を利用し、徳沢や涸沢に下ることもできる(2.5h)。
錫杖岳
[時間]
槍見温泉(1.5h)錫杖沢出合=BC(1h)槍見温泉
BC(45m)各取付き
[アプローチ]
槍見温泉からクリヤ谷登山道を利用して1.5hでBCの錫杖沢出会いへ。正面の錫杖沢を30分ほど詰めて錫杖岩小屋のやや上から右の北沢に入って前衛フェース左方カンテ基部にでる。また、錫杖沢出合には2〜3張りしかテントが張れないので張れない場合は錫杖岩舎、クリヤ岩舎をBCとする。その場合は連絡をとるよう努める。
[ルート]
1ルンゼ、3ルンゼ、注文の多い料理店、左方カンテ、じーやの大冒険。詳細別紙。下降は左方カンテを懸垂で下るか東尾根を本峰に向かい、烏帽子岩の南面基部を巻いて西肩から中央稜上部を横切って右俣沢へ下る。
Tactics
1日目 移動日:上高地から奥又白BCまで。時間あれば偵察。
2日目 登攀日:奥又白
3日目 登攀日:奥又白
4日目 移動日:奥又白BC→上高地→横尾BC
5日目 登攀日:屏風岩
6日目 登攀日:屏風岩
7日目 移動日:横尾BC→上高地→錫杖沢出合
8日目 登攀日:錫杖岳
9日目 登攀日:錫杖岳
10日目 移動日:錫杖沢出合→槍見温泉
以上参考例。移動日にも登攀することもある。天気やルートの様子により各エリアで登る日数を変更する可能性がある。天気は午後崩れやすい。下山連絡は最終日のみとするが上高地に下りるたびに連絡は入れる。最終下山は槍見温泉、13時。
[リード]
基本的に(赤桐or見瀬)+(勝亦or村松)+(斎藤or柴谷)の縦割り2パーティーで登る。奥又白では最初赤桐、見瀬がリード。その後勝亦、村松がリードし、様子を見つつ斎藤、柴谷がリードする。屏風は最初に赤桐、見瀬がリードし、翌日は勝亦、村松がリードする。錫杖岳は2年生が一本ずつリードする。都合により赤桐+勝亦+村松と見瀬+斎藤+柴谷のパーティー構成にすることもあるがその場合は赤桐、見瀬がリードする。[無線]
1日に2〜3回無線連絡をパーティー間で行う。
パーティー
全体 スピード、危険認識
赤桐、見瀬 総合的登攀力 パーティーの把握 天気判断。
勝亦、村松 総合的登攀力
斎藤、柴谷 緊張の維持、自主性、登攀能力、ザイルワーク
装備
冬天2 DF2 灯油100ml/p/d 鍋2 茶食器2 無線2 他夏山個人装備 予備ロープは上高地にデポ。遭対システム登攀装備:9mm×50m×4本 ツェルト2 ガスストーブ2 茶食器 非常食 携帯食 3mmシュリンゲ 他岩装備
13時 在札部員を部室に集める 15時 遭難確定Lsの経験
赤桐 マルチ 芦別7日間 北岳8日間 剣岳9日間 小川山6日間 ヨセミテ3週間
シングル スペイン3週間 スロベニア3週間
見瀬 芦別4日間 剣岳9日間
準山
赤岩では各自100〜140ピッチ登った。そのうちマルチピッチは50ピッチ前後。パーティーとしての最終準山は芦別岳夫婦岩で行った。勝亦、村松は昨年度岩メインとして剣岳に行っている。 8月中にも赤岩の計画は出ているのでその成果を含めて8月末の例会で計画の最終決定、二年生のリードするレベルの決定を行う。 主な初見リード 赤桐:西奥D1P目6-、洞穴スラブ5.9(=6級?) 見瀬:北西壁D 1P目5級、チンネ左稜線、北面チムニー5級 勝亦:黒い凹角5級、佐藤ルート5級A0、馬の背馬の背ルート5級、北西壁ダイレクト2〜4P目 村松:不動ジェードル5級、馬の背馬の背ルート5級、北面チムニールート5級 斎藤:南西カンテ2P目 柴谷:西奥ノルマル4+、フランケ左
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