現役の計画・ 2004年2月20日 (金)
3月下旬〜4月上旬(3−3)
L澤田浩子(3 AL見_宏尚(2 M斎藤基比古 柴谷章仁 村松俊輔(1
1日目 八甲田ロープウェイ終着駅(2.5h)仙人岱ヒュッテ=C1
井戸岳は東側を捲く。ヒュッテ横でC1。樹林限界はCo1200。2日目 C1(2h)高田大岳(2.5h)猿倉温泉(2h)・1353=C2
仙人岱ヒュッテから高田大岳へ。高田大岳ピーク直下はツボになるかも。くだりは夏道上を行き、・974から磁石切って猿倉温泉へ。温泉から・1353までコンタ尾根をあがる。・1353付近でイグルーか雪洞でC2。3日目 C2(1h)駒ヶ峯(1h)櫛ヶ峯(1h)駒ヶ峯(1h)乗鞍岳(3.5h)蔦温泉
駒ヶ峯ピーク直下南側、櫛ヶ峯北の尾根に小さい雪庇が出るかも。櫛ヶ峯北Co1440尾根分岐にデポ旗2本。駒ヶ峯、櫛ヶ峯At後乗鞍岳・赤倉岳を経由して赤倉岳南東尾根を下山。長沼付近から蔦温泉へ。
Escape
仙人岱ヒュッテ(2h)酸ヶ湯温泉
・1353(2h)猿倉温泉
Weather, Stay & Tactics
四月上旬は高気圧と低気圧が周期的に通過する。特に悪い山域ではない。Party
停滞3日。高田大岳のっこしはピークから斜面が見渡せる視界。
乗鞍のっこしは駒ヶ峯から櫛ヶ峯が見えるくらいの視界。
天場着15:00。最終下山16:00。最終日のっこしあり。
L-s:天気判断、雪面判断、Rf、Mを見る、地図読みEquipments
M:口出し
冬天 フライ のこ2 スノーソー2 鍋 茶食器 ストーブDf 灯油110ml/人・日 ローソク スキー修理具 無線* 薬品* デポ旗2*
他スキーストック含む冬山個装 (*:Ls装備)
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現役の計画・ 2004年2月20日 (金)
4月 (5−4)
L馬詰(4 M中島(1
1日目 旭岳温泉―(ロープウェー)―姿見駅(0.5h)旭岳石室
ロープウェーで入山。石室まで夏道伝いに行く。ロープウェーが動いていない場合は天女が原コースで登る。旭岳温泉(4h)石室
2日目 石室(1.5h)旭岳(3.5h)白雲岳避難小屋(4.5h)忠別岳避難小屋
石室から夏道伝いに旭岳へ。熊ヶ岳の南東をネグり間宮岳に出る。外輪をたどって白雲岳と小泉岳のコルを経由し白雲岳避難小屋へ。白雲岳Peakはカット。外輪は固いこともある。高根ヶ原、忠別岳を通り忠別岳避難小屋へ。小屋は使える。
3日目 忠別岳避難小屋(4h、ヒサゴ沼経由)トムラウシ岳(1h)三川台(4.5h)オプタテ北東1404コル
五色岳からヒサゴ沼を目指してまっすぐ下る。ヒサゴ沼避難小屋は使える。ヒサゴから西の沢型を登り天沼経由でトムラウシへ。ドームの西側からアタック。三川台付近は少し雪庇が出る。三川台から尾根伝いにツリガネ山、コスマヌプリを経由しオプタテ北東1404コルまで行く。4日目 1404コル(2h)オプタテ(1.5h)美瑛富士避難小屋(2.5h)美瑛岳(3h)十勝岳(1.5h)H
ひたすらシートラで稜線上を行く。Hから少しD尾根に下りヤツデのコルでC4。5日目 H(2.5h)富良野岳(2.5h)前富良野岳(2.5h)秋雲橋(1h)布礼別
富良野岳、前富良野岳を経由し、前富良野南西尾根(846を通る)で下山する。
Escape
トムラ以北は東側へ
- 白雲岳避難小屋(3h)大雪高原温泉(3h)大雪湖:緑岳経由。1500からタンネ。
- 忠別岳(3.5h)沼の原橋(3h)大雪湖:ヌタプカンベツ川左岸。1740からカンバ。1600からタンネ。
- トムラウシ山(7h)トムラウシ温泉:カムイサンケナイ川に下りる。 1400からタンネ。
- 1404コル(2.5h)白金温泉:オプタテ東尾根の基部へ。1200からタンネ。
- 美瑛富士避難小屋(2.5h)白金温泉:涸沢川右岸へ。
- Yユ(・1116経由2h)白金温泉
- H(1.5h)十勝岳温泉:温泉スロープ。
Tactics
はじめの3日間の天気を読んではいる。停滞は4日。1404コルまでの行動予備として1日。十勝のノッコシに3日。視界はオプタテ以北で500以上。旭岳〜白雲、トムラウシ付近は∞を確保したい。オプタテ以南は200〜300。Hから最終日ノッコシをする場合は時間待ちをしない。天場着16:30。最終下山18:00。
-
(予定以外の天場)
- 白雲岳避難小屋
- ヒサゴ沼避難後小屋
- 美瑛富士避難小屋付近(または北側斜面Co1300付近)
- 前富良野岳と富良野岳とのコル南側
L体力、地図読み、Mを見る
M体力、地図読み、諸動作、口出し
(装備)
マジックマウンテン、フライ、スノーソー、のこ、ストーブ、灯油100ml/日・人 なべ、無線、スキー修理具、アイゼン修理具、薬品、スキー(スノーシュー)・EP含む冬山個人装備、 食料はフリーズドライを使用
(備考)
今回リーダー一人に一年目が一人というパーティー構成だが、小山行では十分考えられるパーティー構成である点。この時期春メインを終えて二年生になっており、このような構成で例年高いレベルの山行を組み始める時期である点。携帯電話が旭岳、白雲岳避難小屋、忠別岳、五色岳、トムラウシ山、オプタテ以南の稜線上で使用できること(天気に左右されることがある。メールのみ。)停滞4日と少なめに取ってある点。これらを十分に考慮してほしい。尚、例会で指摘があったようにMに主体性をもたせた準備山行(白井岳・余市岳)を行う。
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現役の計画・ 2004年2月20日 (金)
3月中旬〜下旬(9-7)
L馬詰(4 AL三木(4 M斎藤 勝亦 中島(1
1日目 知床大橋(4h)Co950C1
知床大橋付近から羅臼南東尾根に取り付く。下部は近郊みたい。Co950付近でC1。2日目 Co950(1h)Co1100(3.5h)羅臼岳(0.5h)羅臼平(5h)知円別岳
Co1100からシートラ。ピーク経由で羅臼平に入る。オッカバケ山は東側をネグる。知円別岳付近でC2。3日目 知円別岳(5h)ルシャ川Co170二股
東岳北のポコからルシャ山に下る。ルシャ山までシートラ。ルシャ山からルシャ川Co170二股に降りてC3。4日目 ルシャ川Co170二股 (5.0)862北コル
773.9(ルサ山)へ続く尾根をのぼり862北コルでC4。5日目 862北コル(3h)知床岳(2h)ポロモイ台地(3.5h)ウィーヌプリ南コル
1182.1西コルでデポし、知床岳をアタック。ポロモイ台地手前は注意。その後、ウィーヌプリ南ポコ南コルまで。タンネがある。6日目 ウィーヌプリ南コル(5h)知床岬
ウィーヌプリから北の尾根はCo500付近は細かったりしてブッシュの濃い。尾根を岬まで行きC6。7日目 岬(1日)ペキン川河口
カブト岩は捲き道を行き下りはザイル。念仏岩はルンゼの登りでロープ出す。ペキンの鼻は大きく捲く。8日目 ペキン川河口(1日)ウナキベツ河口
「泊」の字のところは前爪を使うへつり。メガネ岩はへつったあと岩をくぐる。剣岩はルンゼを登り下り。ロープ出す。タケノコ岩の北は下りでfixロープがある。タケノコ岩付近は巨岩帯。化石浜の南は水の中も行くこともある。9日目 ウナキベツ河口(3h)相泊
観音岩は問題ない。あとは歩く。
Escape
- 羅臼平(3.5h)岩尾別温泉
- 知円別岳(5h)岬町
- 862北コル(3.5h)カモイウンベ川経由で海岸
- ポロモイ台地東端(4h)ウナキベツ経由で海岸
Tactics
停滞は7日。知円別のっこしに3日、知床岳のっこしに3日、海岸に1日。オッカバケ岳付近、東岳付近、知床岳〜ポロモイ岳は十分な視界が欲しい。羅臼岳は天気が悪ければCo1500ふきんでトラバースし羅臼平に入り、後でアタックする。Party
L-s 天気判断、海岸の対処装備
M 体力、口出し
エスパース、フライ、ストーブ、灯油100mL/日、鍋、茶食器、ろうそく、無線、薬品、のこ×2、スノーソー×2、ロープ8mm・50m、アイゼン修理具、スキー修理具、スキー、EP含む冬山個人装備準備山行
1回目 1月31~2月1日(2-0) ODZ〜上ホロ〜三峰
2回目 2月7日または8日(1-0) 三段山〜NP
3回目 2月28日〜3月3日(3-2) 南日高 十勝アタック
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現役の報告・ 2004年1月4日 (日)
03 12/26~04 01/03 (7-2)
L 瀧花5)AL 三木4) 澤田3) M 勝亦 斉藤 柴谷 中島 村松 吉田1)
12/26 雪 曙橋(9:25)~オプタテシケ沢左岸Co760C1(14:30)
前日の夜中、ようやくの大雪の中出発。朝方、デポを置くためにトムラウシ温泉に向かうも除雪がされておらず、いろいろ手間取り曙橋を出たのは朝もだいぶたったころであった。しばらくラッセルしていると後ろから除雪が来た。結局、殿狩橋まで除雪が入る。そこから全員で仲良くラッセルを交代で進め、オプタテシケ沢左岸Co760でC1とした。12/27 晴れのち雪 C1(7:10)~Co1030C2(9:30)
オプタテに向けて斜面を登る。途中・997を経由していく。アタックは天気的、時間的に厳しいと判断しCo1030でC2とする。C2設営後、・997から北西に伸びる尾根をCo1300付近までトレースをつけに行った。帰りは軽い新雪を快調に楽しめた。12/28 雪 C2(6:45)~Co1200時間待ち(7:30~8:30)~C2=C3(9:10)
前日のトレースをCo1200のタンネ限界付近で視界ないのでツェルトをかぶり時間待ちするも回復しないので、天場にもどる。12/29 湿雪 C3(7:30)~緑雲橋C4(14:40)
予想通り、低気圧が通過する。明日は冬型が強まるとの見込みなのでオプタテを諦め先に進めることにする。林道に乗り、トノカリのカの字の橋を渡る。林道を行き三股山の斜面を温泉に向けて行く。ブル道や林道が錯綜している。緑雲橋へおりる斜面は急である。この日は折りからの湿雪で全員びしょ濡れとなる。トムラへ向けて士気を保つにも、消耗したMをみるのも忍びなく、下山までとっておくはずの温泉に入るのも止むを得ない処置であった。デポを回収。12/30 風雪 C4(7:30)〜カムイサンケナイ川二股C5(14:40)
強い冬型で樹林帯でも視界は100mを切ることもあった。社会人の先行Pがいたのでそのトレースを使用させていただく。夏道の一つ西の尾根から取り付き、あとは大体夏道上をいく。短縮登山道との合流点から北にカムイサンケナイ川に向けて下りる。渡渉はCo970付近の屈曲部で、最初Lがスノーブリッジを使い渡渉するも破壊してしまったので、後続のために橋架けをする。沢沿いは急なところもあるので左岸の尾根に乗り、二股まで。二股にはそれと分かる過去のRoomの痕跡があり、見つけたときにはなんだかホッとさせられた。12/31 雪のち曇り Stay C5=C6
日中に谷が通過するということなのでStay。午後LとALでトレースをつけに行く。二股の渡渉はスノーブリッジ。尾根は取り付き急なので状態によっては雪崩の警戒が必要である。取り付き以外は快調な尾根。1/1 雪 C4(7:30)~前トムラウシ平Co1720引き返し(9:35)~C6=C7(11:50)
前日のトレースを辿る。尾根を登っている最中、風は少しあるが青空も時折見える。Co1660でシーデポ。樹林限界ともなると風が強くなる。行けるとこまで行ってみることにするも、Co1720の前トムラウシ平付近で視界、風ともに厳しく引き返す。帰幕後焚き火をする。また一つ痕跡を増やした。1/2 雪 Stay C7=C8
カードをしたり、焚き火をしたり、寝たりして過ごす。1/3 雪 C8(7:15)~トムラウシ温泉(13:05)
この日も朝から雪。次の日も悪くしばらく冬型が続くとの予想なので下りることにする。来た道を戻る。途中、渡渉点を通り過ぎ、一時間ほどロス。夏道上に出るトレースがあったのでそれを辿り温泉まで。結局、ピークを踏むことなく新しい年になっていた。
(Party)
L-s:天気判断少し甘かった。 AL ルートファインディングまだまだ
Mの一人が指に一度の凍傷を負う。アタックの最中にできたものと思われるが、注意が十分ではなかった。
M:ラテルネ、ストーブ修理具忘れる。諸動作はまだまだ遅い者もいる。体力、行動技術はできている。
(Impressions)
勝亦:冬山体験できてよかった。R.Fがんばりたい。
斉藤:寒かった。最後までいけなかったのは無念。柴谷:物足りなかった。
中島:天気判断の重要性がわかった。
村松:寒さの厳しさを身をもって実感した。
吉田:日に日に動きが鈍っていった。これ以上いたら大変だった。
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現役の報告・ 2004年1月1日 (木)
12月25〜31日(6−1)
L馬詰(4 M市川 見瀬(2
澤田の新しい車で送ってもらう。林道は雪はないがツルツルで、怖がる澤田を不憫に思いソエマツ川出合でC0。25日 ソエマツ川出合6:20−カムイ山荘C1 8:55 晴れ
ツルツルの林道を歩いてカムイ山荘へ。雪が少なく先行き不安。Lが、翌日の渡渉点へ偵察に行き氷で滑って川に落ち、プラ靴を濡らしてしまう。煙の漏れる煙いストーブで必死に乾かす。夜、強力な低気圧の通過で雪、雷となる。26日 カムイ山荘−中間尾根末端7:00−Co1100(C2)12:00 雪後晴れ
朝方は雪が残る。前日に作った渡渉点で渡渉する。中間尾根は下部にうっすら踏み後があり雪は少ないが楽に上がれる。途中からラッセルとなる。雪もあがり冬型が決まったのか快晴になる。風も弱くなり強烈な冬型なのにとても穏やかなC1。27日 Co1100 6:20−中間尾根頭7:50−カムイ岳11:00−1468西JP(C3)13:10 晴れ
頭までは所々スノーシューを脱いでアイゼンで上がる。頭からも藪、ラッセルに加え岩が出ている所もありこまめに変えていく。今日は冬型なのだが風も弱くとても穏やかだ。カムイピーク付近には雪も少なく記録にあるような穴の掘れそうな吹き溜まりは無かった。カムイの東尾根に入るとさらに藪が濃くなる。靴幅リッジの手前1468西のJPブロックを積んでC3。テントでは低気圧をやり過ごせるような所ではないが、もう少し雪があればイグルーが作れる。28日 C3 6:20−ソエマツ岳(C4)11:00 晴れ後雪
今日は冬型がくずれ等圧線が横に入るが天気は良い。靴幅リッジはブッシュも出ていてそれと言われなければ分からないほど。ノーザイルで行く。むしろその先の1468の上り、ソエマツの上りの方が岩が出ていていやらしい。ソエマツピーク直下の東尾根上に吹き溜まりを見つけイグルーを作る。やわらかい雪とブッシュに苦戦し3時間で完成。29日 停滞
午後に寒冷前線の通過。昼には地震が起きてビビる。雷もなっている。一日のんびり。イグルー内の気温が上がり過ぎ、夜少し壁が落ちてきてあせる。札幌でも雨が降ったようだ。30日 ソエマツ岳6:30−ピリカヌプリ10:30−1512の北二つ目のコル(C6) 12:15
31日 C6 6:40−トヨニ岳9:10−南東尾根末端11:05−国道のトンネル12:25今日は冬型。朝の糞はかなりシビアだった。Mのジャケトのチャックが壊れたので雨具にする。冬型が緩み天気は回復傾向にあると読んで出発。視界は500以上だが、風が強く時々振られる。ソエマツ南2個目のコルにGAP。東側をトラバース。問題ない。そのすぐ後の上りの方がいやらしい。1529手前で風が強くなり少し様子を見て出発。1529南コルに吹き溜まりがありイグルーも作れる。ピリカピークでは風も収まってくる。ピリカのくだりは視界がないと西の沢型に迷い込む恐れがある。1512の北二つ目のコルにイグルーの出来そうな場所があり、天気も再び悪くなりそうだったのでブロックを二重に積んで作る。二時間。二年生は始めての風の中の行動であった。
今日も冬型。視界は100〜300。風は強いが行動の支障にはならない程度。昨日よりも暖かく 風も一定なので歩きやすい。トヨニ北峰の前で単独登山者を追い越す。トヨニの南東尾根はまだまだブッシュが濃いが途中に誰かのイグルーがあった。博清橋に上がる林道は発見できず結局トンネルの所に上がる。今日はすべてスノーシューで行動出来た。
帰りのヒッチでやくざの人に乗せてもらった。冬の海に潜って密漁しているそうで意外に地味な仕事なのだなと思った。
(ルートについて)
今年は雪が異常に少なかった。大雪でも12月中旬からまともに積もるという感じであった。Party
予想通り雪は少なくその分ラッセルは少ないのだろうがやぶが多く、それ以上に岩が出ていて意外に緊張した。準山に登攀を入れておいてよかったと思う。例年どおりもう少し雪があれば随所でイグルーが作れるだろう。スノーシューはタブスのアセントとMSRのデナリを使ったが今回はやぶが多く履き替えも頻繁でタブスの方が良かったと思う。冬はタブス、春はMSRという感じである。
タブス:上りに強い。ブッシュが出ているときなど小回りがきく。クランポンが小さくクラスとに弱い。下りに弱い。
MSR:クランポンが大きくクラストに強い。下りに強い。安い。着脱が面倒。上りに弱い。
足も揃い3人だったのでスピーディーに行動できた。久しぶりの冬メイン貫徹でき良かった。
L 天気周期もよく楽しめた。
M 諸動作が遅いのと、ピッケルのつき方がいい加減になってしまうのを除けば、ラッセルもよくして悪天行動も経験しとてもよく頑張った。優秀なMであった。
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現役の報告・ 2003年8月14日 (木)
2003年8月3〜12日(8−2)
台風10号豪雨被害緊急報告
L馬詰4)AL三木4)M市川2)斉藤 柴谷 金子1)
8月3日 雨
林道上七の沢手前(12:10)八の沢出合い(14:10)
雨は降っていたが、増水はそれほどしていないので入山する。渡渉数回、問題ない。八ノ沢出合いでテントを張る。おいてあったシートでタープを作って焚き火をする。夕方から大雨となり増水する。夜、登山者が10人ほど下りてきてタープでビバークした。
4日 晴れ
8の沢出合い(5:45)8の沢カール(8:30〜9:00)カムイェクピーク(10:10〜10:30)カール(11:20〜11:40)8の沢出合い(13:55〜14:20)9の沢出合い(15:35)
一晩ですっかり減水したのでアタックする。カールまでは踏み後を使っていける。Co1100〜1300の滝は左岸の巻き道をたどっていく。カールからは空身でアタック。カールから先はしっかりした踏み後がある。出合いに戻り、9の沢出合いに移動しC2。良い天場。
5日 晴れ時々雨
9の沢出合い(5:40)10の沢出合い(7:00)稜線上(11:00)1869JP(14:00)北東カール(16:30)
10の沢出会いまで川原を歩き、10,5の沢に入る。上部に小滝があるが問題ない。稜線までは薮漕ぎを40分する。稜線上の踏み後を行く頃から時々雨が降る。1896東のルンゼの踏み跡を下りる。かなりガレて急斜面。下部に雪渓が残っていたのでロープを出して通過する。雪渓の対処に手間取った。
6日 北東カール(6:00)1869JP(8:00)エサオマンピーク(9:00)北カール(10:00)
昨日の雪渓はロープをfixしておいたのでプルージックで登る。踏み跡を行き、北カールに下りたところで気持ちよすぎてテントを張る。午後、台風が直撃コースに入ることを知る。
7日 快晴
北カール(4:40)新冠二股(7:40〜7:55)七つ沼カール(12:10〜13:10)ポロシリアタック(16:05)
翌日から天気が下り坂なので、七つ沼カールに移動するつもりで歩き出す。エサオマン入りの沢を下ってCo1100、15mの滝は左岸を懸垂。その先何箇所かはへつりながら行く。途中でMの持っていた熊スプレーが誤射。黄色い煙が出て、オレンジみたいな匂いがした。あんなんで熊が逃げるのかなと思ったがMは尻が熱いと苦しんでいた。新冠川本流はCo900からCo1150まで巨岩帯が続く。Co1050、Co1150に滝があるが、いづれも左岸を巻ける。七つ沼カール手前の沢はガレている。所々小滝があるが問題ない。七つ沼カールで時間があったので、希望するMとALの4人で幌尻アタックする。
8日 大雨 停滞
朝から前線の雨が降り始める。かなり激しい。風も強いので、薮の間に天場を移動する。前線の通過は遅く、台風に刺激され大雨が一日中降り続く。
9日 大雨
七つ沼カール(4:00)ポロシリピーク(5:30)ポロシリ山荘(7:30)
低気圧の通過と、台風接近の合間を突いて早朝から山荘に避難する。稜線上までは天気は穏やかだった。山荘で雨をしのぐ。ツアー客が大勢閉じ込められていた。夕方から沢が濁り、岩が流れてきた。翌朝までに台風は通過する。
10日 曇り 停滞
一日沢の水が引くのを待つ。下の街が大きな被害を受けている事を知る。山荘の管理人から全員で下りないかと提案されるがその夜、翌日に我々は下山する旨を山荘にいる全員に伝え、納得してもらう。
山荘(4:30)取水口(9:00〜9:15)パンケメシュンナイ沢手前(17:00)
額平川の登山道は半分以上流失していた。支流からの流れ込みが激しく、下部で一度ロープを出す。通常のルートは全くないので、二度高巻く。取水口で山荘に現在位置と登山道の状況を報告する。林道はすぐ下の橋が落ちていたが、斜めにかかっていたのでその上を渡る。支沢が流れ込む部分は、ほぼ全て水流に削られて崩壊しており、その他に土砂崩れが多数。林道がない部分もあったので、一度高巻く。また、支沢の通過に一度懸垂する。全体で50ヶ所以上の崩壊場所があった。パンケメシュンナイ沢にかかる橋の手前で、林道がきれいに無くなっているので。ルートを翌日考えることにしてテントを張る。
12日 曇り
天場(6:00)豊糠の舗装路(8:10)
起きてすぐに渡渉ルートを見つけたので、用意して出発。わずかな時間で中州の形が変わっていた。あとは崩壊した林道を歩き、豊糠の舗装路に出るところで復旧作業中のおじさんに出合い、車でフレナイまで送ってもらう。
パーティー
全体 最後まで全員が集中を保てた。社会的状況への対応に戸惑った。
Ls 出来る限りのことをした。ツアーと一緒の小屋に泊まった事で自分たちの山行がしづらくなった。
M2 口出しできた。よくやった。落石を起こさないようにする。
M1 金子)ネーベンを全部食ってしまった。勝手に行動することがある。
柴谷)いつもにこにこ。
斉藤)口出しできる。
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現役の報告・ 2003年8月13日 (水)
台風10号豪雨被害緊急報告
2003年8月3〜12日(8−2)
L馬詰4)AL三木4)M市川2)斉藤 柴谷 金子1)
8月3日 雨
林道上七の沢手前(12:10)八の沢出合い(14:10)
雨は降っていたが、増水はそれほどしていないので入山する。渡渉数回、問題ない。八ノ沢出合いでテントを張る。おいてあったシートでタープを作って焚き火をする。夕方から大雨となり増水する。夜、登山者が10人ほど下りてきてタープでビバークした。
4日 晴れ
8の沢出合い(5:45)8の沢カール(8:30〜9:00)カムイェクピーク(10:10〜10:30)カール(11:20〜11:40)8の沢出合い(13:55〜14:20)9の沢出合い(15:35)
一晩ですっかり減水したのでアタックする。カールまでは踏み後を使っていける。Co1100〜1300の滝は左岸の巻き道をたどっていく。カールからは空身でアタック。カールから先はしっかりした踏み後がある。出合いに戻り、9の沢出合いに移動しC2。良い天場。
5日 晴れ時々雨
9の沢出合い(5:40)10の沢出合い(7:00)稜線上(11:00)1869JP(14:00)北東カール(16:30)
10の沢出会いまで川原を歩き、10,5の沢に入る。上部に小滝があるが問題ない。稜線までは薮漕ぎを40分する。稜線上の踏み後を行く頃から時々雨が降る。1896東のルンゼの踏み跡を下りる。かなりガレて急斜面。下部に雪渓が残っていたのでロープを出して通過する。雪渓の対処に手間取った。
6日 北東カール(6:00)1869JP(8:00)エサオマンピーク(9:00)北カール(10:00)
昨日の雪渓はロープをfixしておいたのでプルージックで登る。踏み跡を行き、北カールに下りたところで気持ちよすぎてテントを張る。午後、台風が直撃コースに入ることを知る。
7日 快晴
北カール(4:40)新冠二股(7:40〜7:55)七つ沼カール(12:10〜13:10)ポロシリアタック(16:05)
翌日から天気が下り坂なので、七つ沼カールに移動するつもりで歩き出す。エサオマン入りの沢を下ってCo1100、15mの滝は左岸を懸垂。その先何箇所かはへつりながら行く。途中でMの持っていた熊スプレーが誤射。黄色い煙が出て、オレンジみたいな匂いがした。あんなんで熊が逃げるのかなと思ったがMは尻が熱いと苦しんでいた。新冠川本流はCo900からCo1150まで巨岩帯が続く。Co1050、Co1150に滝があるが、いづれも左岸を巻ける。七つ沼カール手前の沢はガレている。所々小滝があるが問題ない。七つ沼カールで時間があったので、希望するMとALの4人で幌尻アタックする。
8日 大雨 停滞
朝から前線の雨が降り始める。かなり激しい。風も強いので、薮の間に天場を移動する。前線の通過は遅く、台風に刺激され大雨が一日中降り続く。
9日 大雨
七つ沼カール(4:00)ポロシリピーク(5:30)ポロシリ山荘(7:30)
低気圧の通過と、台風接近の合間を突いて早朝から山荘に避難する。稜線上までは天気は穏やかだった。山荘で雨をしのぐ。ツアー客が大勢閉じ込められていた。夕方から沢が濁り、岩が流れてきた。翌朝までに台風は通過する。
10日 曇り 停滞
一日沢の水が引くのを待つ。下の街が大きな被害を受けている事を知る。山荘の管理人から全員で下りないかと提案されるがその夜、翌日に我々は下山する旨を山荘にいる全員に伝え、納得してもらう。
山荘(4:30)取水口(9:00〜9:15)パンケメシュンナイ沢手前(17:00)
額平川の登山道は半分以上流失していた。支流からの流れ込みが激しく、下部で一度ロープを出す。通常のルートは全くないので、二度高巻く。取水口で山荘に現在位置と登山道の状況を報告する。林道はすぐ下の橋が落ちていたが、斜めにかかっていたのでその上を渡る。支沢が流れ込む部分は、ほぼ全て水流に削られて崩壊しており、その他に土砂崩れが多数。林道がない部分もあったので、一度高巻く。また、支沢の通過に一度懸垂する。全体で50ヶ所以上の崩壊場所があった。パンケメシュンナイ沢にかかる橋の手前で、林道がきれいに無くなっているので。ルートを翌日考えることにしてテントを張る。
12日 曇り
天場(6:00)豊糠の舗装路(8:10)
起きてすぐに渡渉ルートを見つけたので、用意して出発。わずかな時間で中州の形が変わっていた。あとは崩壊した林道を歩き、豊糠の舗装路に出るところで復旧作業中のおじさんに出合い、車でフレナイまで送ってもらう。
パーティー
全体 最後まで全員が集中を保てた。社会的状況への対応に戸惑った。
Ls 出来る限りのことをした。ツアーと一緒の小屋に泊まった事で自分たちの山行がしづらくなった。
M2 口出しできた。よくやった。落石を起こさないようにする。
M1 金子)ネーベンを全部食ってしまった。勝手に行動することがある。
柴谷)いつもにこにこ。
斉藤)口出しできる。
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記事・消息・ 2002年2月28日 (木)
2002.2.28 豊平館
(写真:銭谷会員提供)
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記事・消息・ 2001年10月29日 (月)
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記事・消息・ 2001年10月6日 (土)
Oct 6 2001
山岳部長が松田さんから小泉さんに交代しました.
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