
【年月日】2009年7月1−3日(3−0)
【メンバー】L小池(3 三木(OB M井村 鹿島(2 井ノ上(1
<1日目>
(12:30)小屋(15:00)偵察(17:30)登山口からユーフレ小屋までL2人で本登山口谷の偵察に行く。函の手前に雪渓があり、左岸側に乗り、100mほど上を行く。左岸にFixロープあり、それを使って捲く。下りにもロープが張ってあり、ゴボウで降りた。その後は雪渓が断続的に出てき、適当なところで引き返した。
<2日目>
小屋(5:30)本峰西ポコ西コル=C2(11:00)昨日偵察したように、函手前の雪渓は左岸側を乗り、左岸のFixがあるところでザイルを出し、メンバーをプルージックで登らせる。下りはFixを使い、ゴボウで降りる。その後の雪渓も捲いたり、乗ったりする。とくにいやらしくはなかった。Co800付近で雪渓が安定してきたので登山靴に履き替え、EPで登る。Co1300付近から急になってきたので、しっかりステップを切っていく。その後は本峰直下コルまで行き、西ポコ西コルのほうが快適なのでそこでC2とする。みんな大変疲労していたのと、視界が悪く、Rfが困難なことから登攀には行かないことにする。
<3日目>
C2(5:00)小池P一稜取り付き(5:40)
三木P一稜取り付き(6:30)
小池、三木P本峰ピーク(8:30)
小池Pが最初に取り付き、途中ロープを出すところでLが時間をかけすぎたため、三木Pも同時に登り、リッジに出たところで三木Pが先に行くことにする。リッジの出だしで三木Pがザイル出すが、その後は本峰までノーザイル。
(三木P)カフカズ取り付き(9:30)カフカズ終了(14:00)荷物デポ地(14:30)
カフカズの取り付きがよくわからずうろうろ探す。それらしいところがあったので、Lがノーザイルで偵察。1p目(2級)40m。ハーケンが打たれていたので鹿島リードで登った。2p目は3級のスラブ。25m。ピンは少ないし古い。鹿島リード。途中少しルートを間違い、戻ったところでビレー。3p目。25m。5級の凹角を鹿島リードで登るがむつかしく、1hほど頑張ったが、三木に交代。出だしがホールド細かく、むつかしい。その後はやさしいが岩はもろい。リッジに出て終了。
(小池P)ダイレクト取り付き(9:45)ダイレクト終了(12:15)荷物デポ地(12:45)
1p目。井村リード。40m。ゆるいジェードルからクラックの入ったカンテの右側を行く。カンテ右側まで残置はない。
2p目。小池リード。40m。少し直上し、左のバンドへ行く。上部のハングっているところで鼻をつかみ抜ける。後は上部のペツルボルトの終了点まで。新道にて下山。
<パーティ>岩メイン最終準山。雪渓対処&歩き出来た。リッジの行動できた。
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【年月日】2009年7/5-6(2-0)
【メンバー】L:小池(3 AL:田中宏(4 M:井村 鹿島(2
大滝上の段差群を登る
<時間とルート>
二股橋(7:30)Co690支沢間違い入渓(11:15〜12:30)Co800三股(13:30〜13:45)ペンギンカール(17:00)=C1(5:15)トヨニ南峰(6:00)トヨニ左股Co680河原(8:00〜10:00)瑞雲橋(11:15)

1日目:二股橋手前の覆道より沢に下り、左岸の林道を進んで入渓。Co580付近から断続的に雪渓と函状。雪渓が多く、合間に段差、小滝が出てくる。釜はトップが空荷で水流に乗って泳ぎ、お助け紐Fix。その後も雪渓を乗ったり降りたりを繰り返す。Co690を三股と勘違いし、右岸からの支沢の雪渓を登る。上部雪渓の切れ目から滝の落ち口への泥壁trv.でお助け紐fix。その後ALが上部を偵察しに行った時に間違いに気付き、引き返す。Co700付近の、段差にかかった雪渓への泥壁が悪く、お助け紐fix。雪渓を進んで三股。

左の沢に入り、その後も雪渓。切れ目に8m程度の小滝。取り付くために雪渓から降りて、Lが左岸行き、紐引っ張ってfix。上の段差は左岸登って捲く。Co800大滝は雪渓から右岸のカンテに取り付き、高捲く。捲いている途中に沢を見ると、さらに捲けば支沢をのっこして捲かねばならずかなりの大高捲きになりそうであった。大滝落ち口上には何段か滝が見えたが、偵察すると何とかなりそうだったので、ab.で沢に下りる。20m1pで大滝落ち口から数えて3段目の段差に降り立つ。大滝上は段差で問題なかった。その後は雪渓と段差をつめてペンギンカールまで。カールは雪で埋め尽くされ、また風強く寒い。

2日目:風が強く、焚き火を諦め、下ってから河原で朝飯を食べることにし、ネーベン食って出発。踏み後辿りコルまで行き、下降。ガレを下るとCo1240 からずっと雪渓。Co860の滝では雪渓が切れていて、お助け紐で滝をab.してそこからtrv.して雪渓に乗り移る。その後も雪渓がCo700付近まで。途中雪渓切れて段差あった。Co680河原で大休止とし、焚き火をして朝飯食べて昼寝。後は河原を行き、林道を瑞雲橋まで。ペンギンカールの雪の量を比較すると、昨年は雪が少なかったとはいえ、昨年の6月始めより雪が多く、昨年と比較して1ヶ月以上雪解けが遅いようだった。
<パーティー>
2年班沢メイン準備山行2回目。いやらしい雪渓、大滝対処できた。パーティーの把握できた。
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【年月日】2009年7月4-5日(2-0)
【メンバー】L田中(3 AL平塚(6 M木城(1 *岡戸は病欠
<時間とルート>
1日目 無意根大橋(6:25)--Co690入渓点(7:00)--Co790二股(8:15)--中岳南コル(13:00)--ワッカタサップ川Co800付近=C1(15:30)無意根大橋から林道に入りCo690付近から入渓。Co 840に5mF。最初ALが左岸直登を試みるが、ホールドがたて続けに欠け、やめる。右岸まく。すぐ後に釜持ちの段差、泳いで右岸通過。Co1040二股を左に行き、その後行きやすそうな沢を登っていたら、コルより少し南側に出る。計画より多めに藪を漕いでしまった。コル少し南から藪を漕いでワッカタサップ川へ降りる。ワッカタサップ川上部は、倒木が多かったり藪が覆いかぶさっていたりで歩きづらい。虫も多くうざい。Co1020湿原は泥で不快。C1予定地だったCo910沼は、沢から見えず通り過ぎる。テン場を探しつつ下り、Co800付近で左岸を切り開いてC1。ある程度の増水には耐えられそうだが、あまり多い人数は泊まれない。Mから500ml×3本の酒が出て、ALが酔いつぶれる。
2日目 C1(6:30)--貯水池(10:40)--人家(12:30)前日やりすぎたせいか皆元気がなく、出発が少し遅れる。ワッカタサップ川は特に何もない。Co520で立派な林道に当たったが、沢を下り、貯水池まで。貯水池は右岸を半分泳ぎながら通過。臭い。貯水池からちょっと沢を下り、右岸ちょっとあがって探したら林道があった。ピンクテープのある支沢を上がると楽そうだ。後は林道を歩く。地図上「脇方」まで出ると農家があり、最終人家だと思われる。さらに京極目指して歩いている所をノリの良いにーちゃんに拾ってもらい、喜茂別まで送ってもらった。
<パーティ>
1年班夏メイン準山2回目。沢歩き、生活技術、長時間行動できた
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【年月日】2009年07月05日
【メンバ】田戸岡(1999)
【天 候】上部ガス(2〜300),下部晴れ
【タイム】望岳台8:25〜ピーク10:45/55〜望岳台12:25
今年もいよいよ滑り納めということで,珍しく本峰に行ってきました。
雪は意外にも去年の今時期と大して変わらず,
美瑛の方は去年よりか少なく見えました。
モチが上がらなかったので本峰のみ往復し,
適当に4つの雪渓を滑ってきました。
テレブーツ履いて板背負ってる自分の状況が,
なんか罰ゲームでもやらされてるみたいに思えて笑えました。
早く雪降らないかなぁと思いつつスキーを納めましたとさ。

2個目の雪渓の上。

3個目の雪渓の上。

4個目の雪渓の上。

滑り納めて振り返る一枚。
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【年月日】2009年6.27-28(2-0)
【メンバー】L勝亦(7 M井村 鹿島(2
<時間>
旧道登山口(6:10)−夫婦岩基部=BC(9:15-10:10)−南西カンテ(10:30-12:10)−中央ルンゼ下(12:45)−洞穴スラブ(13:20-15:50)−BC(17:00)
BC(5:30)−北西壁ダイレクト(5:40-10:40)−夫婦岩北峰(11:30-50)−BC(13:15-14:00)−旧道登山口(16:15)
<ルート>
夫婦岩分岐から踏み後を夫婦沢へ。夫婦沢は大部分が雪渓に埋められていた。
南西カンテ
??、40m。??、40m。共に鹿島リード。終了点から灌木帯を下りながらトラバースし、灌木からラッペルし中央ルンゼに下りた。
洞穴スラブ
??、20m。取り付きから見上げ、行けそうだと言うので鹿島リード。リングボルトが新たに打たれた?せいかそれほどランナウトすることはなかった。??、15m。L。??A0 、25m。A1とされているが皆A0で抜けた。デルタ草付きまで出ずに終了。L。
2ピッチのラッペルでBCへ。
北西壁ダイレクト
??、20m。L。??、25m。鹿島。??A0、鹿島。目の前の岩は迷って少し消耗したようで、ザックを置いてA0で抜けた。デルタ草付き手前まで。??、40m。鹿島。??+、45m。鹿島。脆い。ビレー中Lのヘルメットにこぶし大の落石が当たった。ビレー点では小ハングの下に隠れるようにすべき。
靴を履き替え、時々ちょっと微妙な灌木帯と少し岩を登って北峰まで。コルまで下り、そこから中央ルンゼをラッペル2ピッチ後ガレを下る。
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【年月日】2009年6月27〜28日(2−0)
【メンバー】L田中省(3AL平塚(6、小池(3M井ノ上、岡戸、木城(1 G田中宏(4
丸太の滝水量多時
【時間】
入渓点(12:00)Co640(15:30)=C1(4:40)漁岳(7:50−8:15)オコタンペ湖(11:30−12:15)車道(13:30)
【ルート】
奥漁橋付近から入渓。Co620に丸太のF。Lが左岸に取り付くが、水量多く、敗退。Gがハーケン打ってA0で登る。AL平塚がゴボウで登るが、水量が多く、Mに登らせるのは危険と判断し、残る後続は右岸ルンゼを捲くことにする。上の2人が右岸ルンゼにザイル垂らし、後続プルージック。その後函は中を泳ぐ。Co640でC1。C1からはCo920に7mのFがあり、Fixのある右岸を巻く。ザイル垂らしてMはプルージック。上部はテープ見てピークへ。ところどころ雪渓があった。ピークから少し西へ行き、南へ下りてオコタンペ湖まで行く。北側を行った者と泳いだ者がいた。
【パーティ】
一年班準山一回目。一年生の沢の基本できた。
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【年月日】2009年6/20(1-0)
【メンバー】L小池 AL田中(3 M井村 鹿島(2
<時間とルート>
入渓点(6:25)Co95三股(6:50)西屏風沢出合(11:50)屏風山北コル(13:30)林道(17:10-30)国道(18:50)
翌日の天気が悪いので1日でのっこすことにする。Co155に10mの滝。左岸草泥壁を捲く。お助け紐垂らした。その先から函状地形。Co220に函滝あり中を泳いで突破する。Co230二股過ぎてすぐに函滝がありALが突破を試みるも失敗し寒さに消耗したため左岸を高捲いた。Co510二股を左に行くと10mの滝。右岸を行く。その先にCo520二股があった。地図上わかりづらい。あとは北コルまで。軽く藪を漕いで下りの沢に降りる。下りの沢は上部からCo500付近まで雪渓が断続的に出てくる。雪渓と雪渓の間で途中段差横の草付を捲いているときに掴んでいた笹が抜けMが2m落ちた。雪渓は全て上を行ったがいくつか微妙なものがあり一ヵ所Mが雪渓を踏み抜いた。あとは林道を歩いて国道まで。帰り神恵内村に唯一あるコンビニOKADAの親切な店主にパンをもらい村長に車デポ地まで送っていただき炊き込みご飯とオロナミンCをもらった。神恵内村はいい村である。
<パーティ>
2年班沢メイン準山一回目。雪渓対処できた。函の通過できた。泳ぎできた。
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浜名純会員が毎日新聞2009-6-24の朝刊に,原真氏の追悼記事を寄稿していますので,紹介します.
米山会員による追悼記事は
こちらにあります.
【年月日】2009年6月4-6日(3−0)
【メンバー】L田中(3 AL平塚(6 M岡戸 木城 斉藤(1
【時間とルート】
6月4日 ・631(6:40)−二の沢出合(8:00)−Co1050(10:20)−額平山(14:00−14:10)−C1(14:15) 曇り時々雨。ゲートの鍵を入手し・631から入山。取水口まで林道。その先は全て左岸を行く。Co800付近の巻きはFixロープがあって問題なし。二の沢出合からも地図と違って左岸に道があり左岸を行く。途中靴脱ぎ渡渉2回。Co1000から雪渓がでてくる。安定していたのでCo1050付近にある滝の手前まで雪渓の上を行き、そこから左岸尾根上の夏道にのる。途中夏道が雪の下に隠れたため、Co1100からピッケルを出し滑落停止練習を行った後、木の生えた急な雪の斜面を登る。Mの一人が2回軽く滑落し1回目は木に掴まり止まり、2回目はALがMを止めたが反動でALが5メートルほど滑落した。額平山付近で夏道をはずし軽くハイ松をこいでピークへ。ピークから少し東に行ったところにハイ松に囲まれたいいテン場を見つけC1。
6月5日 C1(5:10)−北戸蔦別(5:30)−戸蔦別(6:20−35)−幌尻(8:10−40)−戸蔦別(10:00−10:15)−北戸蔦別(11:15)−C1(11:30)=C2 小雨。北戸蔦別にて幌尻の肩の急斜に雪がないように見えたので視界ないが行くことにする。この先全て夏道出ていた。幌尻の肩に上がるところ急だが夏道出ていて問題なし。ガスガスで熊にびびり笛を鳴らして行く。あとはピークまで。展望ゼロで非常に残念。風で寒い幌尻を早々と後にし、少し降りてから休んだ。帰り道シマリスを何度か見る。
6月6日 C2(6:30)−二の沢出合(11:50)−・631(12:50−13:30)−ゲート(15:00) 曇り時々雨。これから明日にかけて雨風強まるという。視界出そうになく雨で渡渉も心配なので下山することにする。額平山の急な尾根はEPで下る。ところどころバックステップ。出合までは行きと同じ場所で靴脱ぎ渡渉2回。後はゲートまで。ゲートにて休んでいると札幌方面へ帰るというご夫婦と子供さんの乗る車がやってきてご厚意により札幌まで乗せてくださった。
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備忘録・中西健夫(ナカニシヤ出版)インタビュー
追悼・伊藤達夫・・・和田城志による
岳人7月号のp122「備忘録」でナカニシヤ出版の中西健夫氏のインタビュー記事があった。関西から奥美濃、鈴鹿などのヤマ本を出版している京都の会社だ。全般に装丁はちょっと野暮ったいけれど、よくぞまあ出してくれたという感じの山の本を出版してくれる頼もしい出版社だ。「鈴鹿の山と谷・全六巻」や「北山の峠」「秘境・奥美濃の山旅」「近畿の山・日帰り沢登り」など、名古屋にいた頃拝読、一目置いていた出版社だ。その後はヒドゥンピーク(ガッシャーブルムI峰)とミニャコンガの初登記も出版、こんな本今時売れないだろう〜と思って余計な心配をしていたら(もちろん購入)、三万円もする「カラコルム・ヒンズークシュ登山地図」も出した。一体どういう会社なんだろうと思っていたが、その内情を話している。こういう志ある山の本は全体の8パーセントくらいで、他の本のもうかったぶんで出しているとのこと。1500冊や2000冊売れればいいやと、その部数でも採算とろうと思えばとれるんです。という発言は頼もしかった。
「山の本を出すところ、少なくなりましたなあ。」「戦前の関西の岳人では藤木九三さんと森本次男さんこのお二人が文章としては一番うまいのでは〜ああいうものを書いてくれる人がもっといるといいですけどねえ。百名山しか売れへんようじゃあきませんなあ。」「おたく(岳人出版)でママリーの『アルプス・コーカサス登攀記』出しましたでしょ、あれ注目してたんです。あの手の本が売れればうちでも出したいものがいっぱいあるんです。でもちょっと残念ですねえ。」ああ、やっぱりダメなのか・・・復刊はとてもうれしかったのに。
数年前、とある出版記念会でやはり山の本を果敢に小規模に出している白山書房の箕浦氏に「エーデルワイス叢書みたいな探検未踏モノの復刊して欲しいです。最近出る山の本はハウツー本ばかりで、行くのは古書店ばっかりですヨ。」と訴えた事がある。「いやそれはヤマヤマなのですが、朋文堂の二の舞にはなれませんわ。」と苦笑された。誰も気持ちは同じなのだ。
「とにかく山の本、みなさん読まなくなりましたね。このごろの中高年の山歩きって健康第一で文化を忘れている。登山は文化なんやで。健康のためだけの登山なんてもったいない。」
京大の正門前にあったナカニシヤ書店時代から、今西錦司との深いかかわりがあった書店だったそうで。ナカニシヤの社長さんの読書趣味が分かってとても楽しい記事だった。
もう一つは今年の春北ア黒部の鳴沢岳で遭難死した京都府立大山岳部の、二人の学生を率いていた伊藤達夫さん(同大助教でコーチ・51才)の、和田城志氏による追悼文「風雪に響く魂を知る男〜私の心の中にまた憧れの墓標がひとつ〜」(p156)。
これを読むまでこの遭難の当事者があの「黒部別山ー積雪期ー」の和田氏との共同編集者とは存じ上げなかった。この本はあまり出回る本ではないが(つるの大内さんにまわしてもらいました)、黒部別山、剱沢大滝、丸山東壁フリークたち(黒部の衆)が生涯の情熱をかけて残した積雪期記録を編集したとてもマニアでマジで重い本。この本の4割が二人で書いた記録で、解説もほとんど二人で書いたとのこと。黒部で一番マニアなお方と仰いでいた和田さんが、「私も相当マニアックに雪黒部に取り組んできたが、彼のマニアックの純度にはかなわない。」と告白している。「そのストイックな登り方にはある種の美学が感じられる。私が常々語ってきた『名を取らず、実を取る登山』の典型的な実践者だった」。
最後の詩編「知る男」は男泣きだ。
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