現役の報告・ 2009年10月15日 (木)
【メンバー】L田中省(3 AL平塚(6 M岡戸 木城(1
【ルート】カウンナイ川〜トムラウシ〜ワセダ沢〜地獄谷〜五色沢〜五色岳〜ヌタプカンベツ川〜大石狩沢〜石狩岳〜岩間温泉〜音更川〜ニペソツ〜十勝三股
<天気>
全体を通して天気が悪かった。特に前半は小雨〜雨の毎日で沢は常に若干増水気味であった。後半は曇りがちながら晴れることもあったが、ピークでは常にガスに捲かれた。
<時間とルート>
1日目 ポンカウンナイ出合(5:00)−Co980二股(10:30−50)−Co1320二股上(14::00)=C1
小雨。前日ポンカウンナイ出合でC0して入山。カウンナイ川下部の函は右岸捲く。Co1120の2つのFは1つ目左岸を捲き、2つ目は右岸を登る。Co1320オーバーハングFは右岸のFixロープをつかんで登る。M1人ザック吊り上げ。Co1340二股のFは中間尾根の捲き道を使い捲く。捲き途中にある、雨が降っていなければ快調そうなテン場で雨の中C1。増水に耐えられる。
2日目 C1(4:40)−天沼南コル(7:00)−北沼(8:00)−トムラウシAt(9:00)−地獄谷Co1080(15:00) =C22日目 C1(4:40)−天沼南コル(7:00)−北沼(8:00)−トムラウシAt(9:00)−地獄谷Co1080(15:00) =C2
小雨。天沼南コルの夏道まで上がり北沼へ。稜線上はガスガス。北沼にザックデポして水と食料もってトムラAt。ピークからはなにも見えず。北沼から東に行きワセダ沢を下る。上部の急な雪渓は横のガレジャリを行く。その後地図上の水線まで雪渓が断続的に続くが全て横をいけた。Co1400から小滝が続くがcdや捲き道で対処。下るに従い少し増水していた。地獄谷右岸の高台でC2。増水に耐えられ雨が降っても快調なテン場。
ワセダ沢Co1400の段差の連続
3日目 C2=C3
雨時々晴れ。発達する低気圧が北海道を通過するためStay。前日夜に温暖前線が通過し沢は濁流と化していた。テント内は地熱で暑く、Mの持ってきた肉類が次々と腐る。Lは21歳の初日を山の中で迎える。
4日目 C3(5:00)−五色岳(10:30)−忠別石室(12:00)=C4
雨時々曇り。寒冷前線はそれほど雨を降らせなかったため沢は1日で減水していた。五色沢はCo1120に10mのF、右岸草付を捲いてab10mで沢に戻る。Co1500付近の沢の最上部の岩の急登でM木城が足を踏み外し滑落。幸いたいした怪我はなかった。ルートを変えて隣の急なガレを行く。Co1600を過ぎると湿地帯になり五色沼まで水の流れをたどる。途中からシカ道となり夏道にあがり五色岳ピークまで。ピークからはかろうじて下の方が見えたが基本ガスガス。午前中の強めの雨と今後も降りそうであることからヌタプカンベツ川の増水への懸念、また悪天の中でのMの消耗と時間のかかり具合を考え、計画にはないが忠別石室に泊まることにした。夜、北海道上空に寒気が入る。と、ALが完全に腐った肉をおもむろにガスで調理し始めた。あまりの臭いに耐えかねた二階の登山者が窓を開ける音が聞こえ、途端隙間風が吹き込み、シュラフを持たないLは震える夜をすごした。
5日目 C4(5:30)−ヌタプカンベツ川林道終点(10:30)−大石狩沢出合林道上(12:00)=C5
雨時々晴れ。ヌタプカンベツ川を下る。Co1500からCo1350までFや小F、段差がいくつかあり、降りられないものは捲いた。この沢も少し増水していて歩きにくい。下部はだるい河原歩き。林道終点は地図上川の字の先あたりまで延びていた。
6日目C5(5:20)−石狩岳(9:30−10:00)−シュナイダー登山口(12:00)岩間温泉(13:00)=C6
曇り時々晴れ。大石狩沢はぬめった沢。Co1440の7mのFは右岸捲く。Co1600から雪渓が出てくるが左岸の雪渓横を行く。Co1700の二股を左に入り沢をつめて夏道まで。あとは石狩岳ピークまで。ピー缶の岡戸から例によって缶詰が出る。ピークからは時折大雪の山並みが垣間見えたが、まあガスガス。これで3つ目とぼやいてシュナイダー尾根を下る。林道をあるいて岩間温泉まで。途中渡渉1回。
7日目 C6(4:55)−天狗のコル(11:00−12:00)ニペソツ(13:45-14:00)−天狗のコル(15:30)=C7
晴れ。音更川は何もなく、シカ道豊富で倒木の多いブタ沢。途中ALが猿の腰掛けを拾った。Mの突き上げにより持ち帰ることに。ALは高値で売れたら猿の腰掛けコンパをやるなどと話している。下部はシカ道を使いとばして行く。Co1190が三股になっていて左を行く。Co1450二股を右に行きCo1520二股を左に行く。その後全て左を行き少し藪をこぐとちょうど夏道上のテン場のような開けたところに出た。テント設営後、ニペAt。ピークだけガスガスで展望なし。大雪の山は非情だ。いやLの人徳の不足ゆえか・・・。
8日目 C7(5:40)−登山口(6:45)−十勝三股
晴れ。夏道を下り登山口まで。林道を歩いていると途中で後ろからきた車が十勝三股まで乗せてくれた。各々ヒッチで帯広まで行きはげ天へ。
<パーティ>1年班夏メイン大雪 貫徹!
全体を通して天気が悪かった。特に前半は小雨〜雨の毎日で沢は常に若干増水気味であった。後半は曇りがちながら晴れることもあったが、ピークでは常にガスに捲かれた。
<時間とルート>
1日目 ポンカウンナイ出合(5:00)−Co980二股(10:30−50)−Co1320二股上(14::00)=C1
小雨。前日ポンカウンナイ出合でC0して入山。カウンナイ川下部の函は右岸捲く。Co1120の2つのFは1つ目左岸を捲き、2つ目は右岸を登る。Co1320オーバーハングFは右岸のFixロープをつかんで登る。M1人ザック吊り上げ。Co1340二股のFは中間尾根の捲き道を使い捲く。捲き途中にある、雨が降っていなければ快調そうなテン場で雨の中C1。増水に耐えられる。
小雨。天沼南コルの夏道まで上がり北沼へ。稜線上はガスガス。北沼にザックデポして水と食料もってトムラAt。ピークからはなにも見えず。北沼から東に行きワセダ沢を下る。上部の急な雪渓は横のガレジャリを行く。その後地図上の水線まで雪渓が断続的に続くが全て横をいけた。Co1400から小滝が続くがcdや捲き道で対処。下るに従い少し増水していた。地獄谷右岸の高台でC2。増水に耐えられ雨が降っても快調なテン場。
ワセダ沢Co1400の段差の連続
3日目 C2=C3
雨時々晴れ。発達する低気圧が北海道を通過するためStay。前日夜に温暖前線が通過し沢は濁流と化していた。テント内は地熱で暑く、Mの持ってきた肉類が次々と腐る。Lは21歳の初日を山の中で迎える。
4日目 C3(5:00)−五色岳(10:30)−忠別石室(12:00)=C4
雨時々曇り。寒冷前線はそれほど雨を降らせなかったため沢は1日で減水していた。五色沢はCo1120に10mのF、右岸草付を捲いてab10mで沢に戻る。Co1500付近の沢の最上部の岩の急登でM木城が足を踏み外し滑落。幸いたいした怪我はなかった。ルートを変えて隣の急なガレを行く。Co1600を過ぎると湿地帯になり五色沼まで水の流れをたどる。途中からシカ道となり夏道にあがり五色岳ピークまで。ピークからはかろうじて下の方が見えたが基本ガスガス。午前中の強めの雨と今後も降りそうであることからヌタプカンベツ川の増水への懸念、また悪天の中でのMの消耗と時間のかかり具合を考え、計画にはないが忠別石室に泊まることにした。夜、北海道上空に寒気が入る。と、ALが完全に腐った肉をおもむろにガスで調理し始めた。あまりの臭いに耐えかねた二階の登山者が窓を開ける音が聞こえ、途端隙間風が吹き込み、シュラフを持たないLは震える夜をすごした。
5日目 C4(5:30)−ヌタプカンベツ川林道終点(10:30)−大石狩沢出合林道上(12:00)=C5
雨時々晴れ。ヌタプカンベツ川を下る。Co1500からCo1350までFや小F、段差がいくつかあり、降りられないものは捲いた。この沢も少し増水していて歩きにくい。下部はだるい河原歩き。林道終点は地図上川の字の先あたりまで延びていた。
6日目C5(5:20)−石狩岳(9:30−10:00)−シュナイダー登山口(12:00)岩間温泉(13:00)=C6
曇り時々晴れ。大石狩沢はぬめった沢。Co1440の7mのFは右岸捲く。Co1600から雪渓が出てくるが左岸の雪渓横を行く。Co1700の二股を左に入り沢をつめて夏道まで。あとは石狩岳ピークまで。ピー缶の岡戸から例によって缶詰が出る。ピークからは時折大雪の山並みが垣間見えたが、まあガスガス。これで3つ目とぼやいてシュナイダー尾根を下る。林道をあるいて岩間温泉まで。途中渡渉1回。
7日目 C6(4:55)−天狗のコル(11:00−12:00)ニペソツ(13:45-14:00)−天狗のコル(15:30)=C7
8日目 C7(5:40)−登山口(6:45)−十勝三股
晴れ。夏道を下り登山口まで。林道を歩いていると途中で後ろからきた車が十勝三股まで乗せてくれた。各々ヒッチで帯広まで行きはげ天へ。
<パーティ>1年班夏メイン大雪 貫徹!
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現役の報告・ 2009年8月20日 (木)
【年月日】2009年8月5日〜8日(4-0)
【ルート】サッシビチャリ川1839峰南面右股直登沢〜コイカク夏道尾根esc.
【メンバー】L:田中宏(4 AL:小池(3 M:鹿島(2

Co1040付近多段滑滝と反り返り気味の雪渓
【ルート】サッシビチャリ川1839峰南面右股直登沢〜コイカク夏道尾根esc.
【メンバー】L:田中宏(4 AL:小池(3 M:鹿島(2
Co1040付近多段滑滝と反り返り気味の雪渓
<時間とルート>
1日目 サッシビチャリ川(9:00)西沢出合(11:00〜12:00)1839峰直登沢出合(12:30)=C1
晴れわたる中、サッシビチャリ川左岸の林道を歩く。林道を詰めて入渓するとすぐに函。中を泳いで行き、最後の段差は右岸を捲く。泳いでいる時にALは立て続けに3度も地図を流した挙句、無くしていた。河原を少し歩くとまた函。水量が多そうだったため右岸捲き。途中西沢出合でLのザックと10日分の食料をデポし、1839峰南面直登沢出合まで。Lは乗越して帰ってくるまでAt.装備。早く着いたので、行けるところまでLとALで偵察に行く。4m釜持段差でシュリンゲfix、つるりとしたぬめった7mは左岸軍手でクリーニングしつつ、フリクション利かせて登り、お助け紐をfixして帰る。後は入山祝い。月の明るい夜。

39南面前日夜。明るい満月と焚火
2日目 直登沢出合(5:15)Co1040多段大ナメ滝上(8:00)Co1440二股(13:00)前衛峰最低コル(14:45)1839峰(15:15)=C2
快晴。Co640付近左岸からの支沢の流れ込みとガレルンゼを見ると岩盤質の段差が連続する。逆噴射の段差や胸まで浸かる函があったりして楽しい。左股沢を過ぎると10m位の滑滝。先に寒い函と段差があることがわかっているので、右岸草付からまとめて捲く。お助け紐fixの滝上、ハング釜持段差は右岸から小さく捲き、バランスを強いられるc.d。いくつか段差を越すと雪渓。上を行くが降口悪く、バイルでステップ切って左岸岩と雪渓の脇を走る。崩壊したグズグズの雪渓を越えるとCo800三股のような所となって、右の本流には15mハング。右岸ルンゼ使って乗越す。
ニセヤオロ南西面直登沢との出合から長い雪渓が地図上Co1040二股になっている所まで。Co1040付近、本流からは大きな岩壁を滝が二条となって注いできていた。手前のほうの滝は多段の滑滝で直登可能、奥の滝は傾斜が強そうだった。2つの滝に挟まれた中央には広い岩壁が広がり、こちらも登れそう。雪渓は滝の2つの落口で崩壊していて、中央岩壁の所は残っているが、中央が陥没気味、クラックが走っていて崩れそうで不気味。雪渓のどん詰まりからは降りることができず、少し下より右岸を走る傾斜の緩い、長いバンドに乗る。
バンドからの降口に悩むが、ガバを使って立った岩壁をtrv.。お助け紐を引っ張っていって、途中支点を作り、ザックはこれを使って振り子trv.のようにして崩れた雪渓の上に下ろす。空身で一人ずつtrv.して、そこからc.dし、ザックを回収して崩れた雪渓の上を対岸まで走って多段ナメ滝の下へ。この通過は、上に中央岩壁に架かったクラックの走る雪渓を上に望みながらのもので、気持ち悪い。滑滝は快調に登る。上の屈曲先も合わせて10段位の滑滝が奥のほうの滝の落口まであった。
Co1140二股は上部狭い滑滝。上部のチムニー登りでMが足を滑らせてスリップ。途中の段差で止まり、約4mの滑落。残置使ってLがa.bし、駆けつけると幸い捻挫で済んだ。様子を聞いてみると、今までにない腫れだが、なんとか行けそうということであったので、LがMのザックを背負い、登ることにする。この滝を抜けたすぐ上にもチムニー登りを強いられる段差。ALが先行してお助け紐fix。少し行くと山谷の写真の滝で、上部はつるつる。右岸岩壁登って小さく捲くことにする。1p目、ザイル引っ張りお助けでピン取りながら岩壁登れそうなところを斜上するが細かい。細い潅木でザイルfixし、お助け紐でザック釣り上げ。M登攀中にお助け紐引っ張って2p目、岩に乗った草付をだまして登り、岩にハーケンを打ってそこから斜めにc.d。抜けるとCo1280二股、地図上は三股のようになっているが、最右股はほぼ水無し。最左股は5m垂壁、中股登って落石と土の乗った緩いところをtrv.して落ち口まで。悪いのでMは確保して垂壁をダイレクトに直上させると、途中残置があったそうだ。上は滑滝、スケールは上まで合わせると30m位。上が微妙で紐垂らす。その上も滑滝続くが、岩の層が斜めに走っていて、ホールドスタンスはほとんど外傾して細かく全て微妙、山谷の記述が頷けた。スケールもあるので、計3回紐を垂らし、ザックつり上げなども交える。水量は少ないのだが何故か深く釜を持つ滑り台のような滝を上部全身のフリクション使ってガッツで抜けると、相変わらず登り難い滑滝が続くが、核心は抜けたようで息を切らせながら登っていく。Co1440は水量は少ないが、広い草付が見えたので右に、その上も右に行くと、急な草付となりほぼ藪こぎなく前衛峰とのコルへ出た。空身でピークat.するが、結局荷物を取りに戻ることとなる。薪とポールをかき集め、ピークでC2。夕方にはブロッケン現象が見られ、夕焼け、満月の美しい夜。

遠く雲に浮かぶカムエク、幌尻を望む
3日目 C2(7:00)ヤオロマップ岳(10:30)コイカクシュ札内岳(14:00)コイカク沢河原(16:15)=C3
晴れ。Mの足の様子からサッシビチャリ川に下るのを諦め、計画にはないが携帯で下山連絡者に事情を伝えてコイカク夏尾根を下ることにする。出発直前に単独登山者が来て、ヤオロを10分下ると水が流れているという情報を教えてもらう。重荷と暑さに苦しみながらだるい道をヤオロまで。ヤオロからはL、Mがコイカクに向かい、ALは水を汲みに下まで行ってから向かうことに。だるい道をヒラヒラになりながらコイカク沢まで。ナナシ沢の奥二股までに雪渓が残り、39北面にもかなり下のほうから長い雪渓が架かっているのが見えた。沢を少し行ったところでC3。なんとALとMのザックからはパー食が出た。
4日目 C3(6:15)コイカク登山口(8:30)
沢を下って登山口へ。
<パーティー>
沢メイン2年班敗退。
1日目 サッシビチャリ川(9:00)西沢出合(11:00〜12:00)1839峰直登沢出合(12:30)=C1
晴れわたる中、サッシビチャリ川左岸の林道を歩く。林道を詰めて入渓するとすぐに函。中を泳いで行き、最後の段差は右岸を捲く。泳いでいる時にALは立て続けに3度も地図を流した挙句、無くしていた。河原を少し歩くとまた函。水量が多そうだったため右岸捲き。途中西沢出合でLのザックと10日分の食料をデポし、1839峰南面直登沢出合まで。Lは乗越して帰ってくるまでAt.装備。早く着いたので、行けるところまでLとALで偵察に行く。4m釜持段差でシュリンゲfix、つるりとしたぬめった7mは左岸軍手でクリーニングしつつ、フリクション利かせて登り、お助け紐をfixして帰る。後は入山祝い。月の明るい夜。
39南面前日夜。明るい満月と焚火
2日目 直登沢出合(5:15)Co1040多段大ナメ滝上(8:00)Co1440二股(13:00)前衛峰最低コル(14:45)1839峰(15:15)=C2
遠く雲に浮かぶカムエク、幌尻を望む
3日目 C2(7:00)ヤオロマップ岳(10:30)コイカクシュ札内岳(14:00)コイカク沢河原(16:15)=C3
晴れ。Mの足の様子からサッシビチャリ川に下るのを諦め、計画にはないが携帯で下山連絡者に事情を伝えてコイカク夏尾根を下ることにする。出発直前に単独登山者が来て、ヤオロを10分下ると水が流れているという情報を教えてもらう。重荷と暑さに苦しみながらだるい道をヤオロまで。ヤオロからはL、Mがコイカクに向かい、ALは水を汲みに下まで行ってから向かうことに。だるい道をヒラヒラになりながらコイカク沢まで。ナナシ沢の奥二股までに雪渓が残り、39北面にもかなり下のほうから長い雪渓が架かっているのが見えた。沢を少し行ったところでC3。なんとALとMのザックからはパー食が出た。
4日目 C3(6:15)コイカク登山口(8:30)
沢を下って登山口へ。
<パーティー>
沢メイン2年班敗退。
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OBの山行記録・ 2009年8月18日 (火)
【メンバ】米山悟(1984入部)、齋藤清克(1987入部)、田中宏バイエルン(2006入部)
【日 程】2009.8.14-16
【タイム】
8月14日晴れ
札幌(6:00)→中ノ川林道車の終点(Co250北からの支沢の橋)(11:00)→徒歩で入渓・882のほぼ南Co330(13:00)→Co430十字峡(16:00)→Co450留取岳南面沢出会いすぐ先C1
8月15日晴れ
C1(5:00)→上二股・565(6:40)→核心抜けたCo1350C2(19:10)
8月16日晴れ
C2(05:50)→稜線(06:50)→1573m峰(ペテガリ岳東肩)(7:00-15)→新下降尾根頭Co1500(08:00)→尾根末端(11:15)→C1(14:00-20)→入渓点(17:00)→いろいろあって車デポ到着(20:40)
8/14
中ノ川は広くて深い淵泳ぎから。天気も良いし水面すれすれ目線から日高の高い尾根を見上げてヒラ泳ぎ。十字峡より先に天場を進めるが、大して進む前に魅力的な天場に出会ってしまい、泊まる事に。巨木の流木があり、星を眺めてゴロ寝。すごい流れ星を見た。光る長い棒みたいな。今年も山でペルセウス座流星群を見られる。
8/15
歩いてすぐ、泳ぎの淵5,6本。体脂肪率の低いバイエルンはこれで一挙に震えあがってぶるぶるちゃんになってしまい一人カッパを着る。泳ぎの沢には多少の皮下脂肪が要る。中ノ岳北東面沢との二股を過ぎると豪華なスライダー釜着き滝があり、その先の2条10mの滝で左岸を初ザイルを出す。ここは帰りに懸垂した。
第一の核心部は・681(げじげじマーク支沢との二股)の少し下、10m冷水を泳いだ末の立ち泳ぎでチョックストーンの挟まったプール付き4m段差が越えられない。左岸の壁を登って巻いて懸垂。古い残地ボルトあり。
Co730二股に左岸から合流する100mの大滝がすごい。日高で一、二の滝ではなかろうか。翌日下降尾根上から見たらこの上にもさらにもう一本同じ規模のが見えた。3年前、ヌピナイで会った青島、成瀬さんがここに向かったという話だったが、これか〜。
このあたりから大小さまざま猪口才な滝が連瀑する。その中で15m滝右岸水ぎわをゆくのが第二の核心、上部で左岸に飛び移ったらどうかと登り始めたが、齋藤はそのまま激流ステップを踏んで右岸を前進した。家に帰って日本百名谷を見ると、ここが「死のジャンプ」とある滝の様だ。(日本百名谷・1972.7.20小樽商科大山岳部魚住幸男氏)
Co760屈曲部あたりから第三の核心、雪渓と連瀑帯が始まる。雪渓は安定しているが切れ目には絶悪な滝があり降り口が無く、ほとんど側壁にザイルで登って巻いて降りる。側壁に登路が無く、泥壁をザイルでトラバースして懸垂というのもあり。ひとつ数百mの雪渓を4つ、そんなふうにこなし、間の滝をばんばん登っていくうち、時計の針がぐるぐる回っていく。
Co1000付近を超えると谷が極端に狭く幅2mくらいになり、あいかわらず滝だらけ。その廊下の奥の10m滝が第四の核心部。左岸バンドをへつってカンテをまたぎ、あっち側の傾斜ある壁に打ったハーケンからシュリンゲで鐙を垂らして上に抜け、そのまま左へトラバース。周囲に巻きの選択肢は無い。
このあと30m滝を右岸から巻いて最後の数百mの大雪渓に乗り、行き止まりに午後6時に見上げるのが30,20,40mの傾斜の強い連瀑、第五の核心。結構難しく、トップはザック吊り上げ。もう、日が暮れちゃっているんですけど、雪の上では泊まりたくないので泣きながら登る。チムニー多く、背中も脇腹もこの時間になってびしょぬれになった。ラテルネを出して、完全に闇になった7時過ぎ、滝を抜け傾斜30℃のガレ場の中に天場を築く。奇跡的に良い薪が多少あり、水もちょろちょろ流れている。ガレ岩を整地して三人の寝床を作り、火をおこして、麻婆豆腐雑炊を作る。炎で背中もお尻も乾いていく。幸せだ。膝も指先もぼろぼろだ。大変な一日だった。
8/16
天場の上にはもう稜線が見えていた。勇んで最後の濡れた草付き涸れ滝に取りついたが、意外に上部は傾斜があり、20mほどザイルを出す。藪こぎは多少で稜線に出た。ペテガリ、中ノ岳、久し振り。1573m峰までハイ松の海を進んで登頂。ペテガリまでは結構ある。ここもなかなか良いピークじゃないですか。誰かが作った看板で、「キヌプリ」と書いたのがある。キムクシュは雲海の中。始め、こちらに下る計画だったが、雪渓が多そうだし、やはり三日では無理。
下降尾根は従来、主稜線を1469まで藪をこいで南東へというのが定番だが、右岸を見ながら来た結果、藪こぎ半分でCo1500から東に落ちる顕著な尾根を新下降尾根にする事にした。結果、旧尾根に比べ尾根が狭くて顕著でわかりやすく、稜線の藪こぎも半分になったのでこれは大変お勧めルート。しかも右のげじげじ沢の凄い形相や、100m滝沢の全貌が両方見物できる。尾根末端で極端に細くなるが、・681の尾根末端までブッシュが切れずに続く。この下流は二条の滝で懸垂する以外はすべてプール飛び込みで下降できる。
C1帰着14時、この先も一生懸命歩かないと日が暮れる勘定だ。きょうも結構ハードな一日になりそう。下流部の足のつかないプールを立ち泳ぎしながら、中ノ川の夏を満喫して流れ下る。長い河原歩き。バイエルンは鹿の角を三本も拾った。河原から林道へ上がる所で、最後尾を歩いていた僕が、良く似た手前のポイントで上がってしまい、待っていた2人とはぐれた。下山連絡の約束時間にぎりぎりだったので先に行ったものと思い、林道を走って車まで行くと、誰もいないのを見て初めて気づいた。二人は河原を暗くなるまで探し、その後車に戻ったので、結局下山連絡が9時になってしまった。最後の最後にさえないトラブルで全員ぐったりしたが、大樹の龍月で豚丼をかっ込み、急がず札幌を目指す。急いでいる林道は要注意だ。
去年23南面沢、ルベツネ北面沢などに連れて行った現役のバイエルンは見事な沢好きに成長していて頼もしい限り。げじげじ沢(・681右岸支流)やジャヌー南面沢(・530左岸支流)など、支沢の出会いでは「ちょっとのぞいてきます」といそいそ探検に出かける有様。それをみる斎藤は「よかったなあ、バイエルン」とたびたびつぶやくのだった。
飽きるほど滝や泳ぎを繰り返し、先の分からない雪渓と細い岩の回廊。ボリウムといい、日高屈指の山行になった。この満足感を時折思い返し、日常をにこにこしながら生きる。
中ノ川は広くて深い淵泳ぎから。天気も良いし水面すれすれ目線から日高の高い尾根を見上げてヒラ泳ぎ。十字峡より先に天場を進めるが、大して進む前に魅力的な天場に出会ってしまい、泊まる事に。巨木の流木があり、星を眺めてゴロ寝。すごい流れ星を見た。光る長い棒みたいな。今年も山でペルセウス座流星群を見られる。
8/15
歩いてすぐ、泳ぎの淵5,6本。体脂肪率の低いバイエルンはこれで一挙に震えあがってぶるぶるちゃんになってしまい一人カッパを着る。泳ぎの沢には多少の皮下脂肪が要る。中ノ岳北東面沢との二股を過ぎると豪華なスライダー釜着き滝があり、その先の2条10mの滝で左岸を初ザイルを出す。ここは帰りに懸垂した。
8/16
下降尾根は従来、主稜線を1469まで藪をこいで南東へというのが定番だが、右岸を見ながら来た結果、藪こぎ半分でCo1500から東に落ちる顕著な尾根を新下降尾根にする事にした。結果、旧尾根に比べ尾根が狭くて顕著でわかりやすく、稜線の藪こぎも半分になったのでこれは大変お勧めルート。しかも右のげじげじ沢の凄い形相や、100m滝沢の全貌が両方見物できる。尾根末端で極端に細くなるが、・681の尾根末端までブッシュが切れずに続く。この下流は二条の滝で懸垂する以外はすべてプール飛び込みで下降できる。
C1帰着14時、この先も一生懸命歩かないと日が暮れる勘定だ。きょうも結構ハードな一日になりそう。下流部の足のつかないプールを立ち泳ぎしながら、中ノ川の夏を満喫して流れ下る。長い河原歩き。バイエルンは鹿の角を三本も拾った。河原から林道へ上がる所で、最後尾を歩いていた僕が、良く似た手前のポイントで上がってしまい、待っていた2人とはぐれた。下山連絡の約束時間にぎりぎりだったので先に行ったものと思い、林道を走って車まで行くと、誰もいないのを見て初めて気づいた。二人は河原を暗くなるまで探し、その後車に戻ったので、結局下山連絡が9時になってしまった。最後の最後にさえないトラブルで全員ぐったりしたが、大樹の龍月で豚丼をかっ込み、急がず札幌を目指す。急いでいる林道は要注意だ。
去年23南面沢、ルベツネ北面沢などに連れて行った現役のバイエルンは見事な沢好きに成長していて頼もしい限り。げじげじ沢(・681右岸支流)やジャヌー南面沢(・530左岸支流)など、支沢の出会いでは「ちょっとのぞいてきます」といそいそ探検に出かける有様。それをみる斎藤は「よかったなあ、バイエルン」とたびたびつぶやくのだった。
飽きるほど滝や泳ぎを繰り返し、先の分からない雪渓と細い岩の回廊。ボリウムといい、日高屈指の山行になった。この満足感を時折思い返し、日常をにこにこしながら生きる。
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現役の計画・ 2009年8月5日 (水)
【年月日】2009年8月5−16(7−5)
【メンバー】L:田中宏(4 AL:小池(3 M:鹿島(2
【ルート】サッシビチャリ川1839峰南面直登沢〜ヤオロマップ〜ぺテガリ西沢
〜ペテガリ岳〜キムクシュベツ沢
【メンバー】L:田中宏(4 AL:小池(3 M:鹿島(2
【ルート】サッシビチャリ川1839峰南面直登沢〜ヤオロマップ〜ぺテガリ西沢
〜ペテガリ岳〜キムクシュベツ沢
<時間とルート>
1日目 サッシビチャリ川林道終点(5h)1839峰南面直登沢出合
サッシビチャリ川左岸林道をつめて、入渓。1839峰南面直登沢出合までに大きな函が2箇所あるが、中を行くか、捲ける。1839峰南面直登沢出合でC1。
2日目C1(10h)1839峰=C2
出合からはCo700まで河原と函状。Co700二股の右股に入ると滑滝で、右岸捲いてabしている記録がある。その後は大きな函となり、崩壊した岩に埋められているが、長く雪渓がかかっていることもある。Co1000付近の大滝は、直登の記録、岩尾根を登って落ち口に出ている記録がある。ここから上も小滝が連続し、いくつかは手強く、滝の落ち口付近の上部でチムニー登りをする滝は少し詰まっている記録がいくつかある。急な草付をつめて1839峰と前衛峰とのコルを経て1839峰へ。1839峰でC2。
3日目C2(2.5h)ヤオロマップ岳(7h)西沢出合=C3
踏み後を辿り、ヤオロマップ岳を経由して・1569まで。そこからサッシビチャリ川に下降する。小滝や段差を下って西沢出合まで行き、C3。
4日目C3(10h)ペテガリ岳=C4
西沢は出合からCo900付近まで函状の地形。小滝や段差が出てくるが、直登、ショルダー、捲いたりして対処。Co850に大滝。左岸のルンゼを使って左岸を登ったり、右岸登っている記録もある。Co880付近は雪渓が残っている記録もあるが、後は滑滝が連続し、少し藪を漕いでペテガリ岳まで。ピークでC4。Co1020二股付近も泊まれそうなので、状況を見てそこに泊まるかも。
5日目 C4(1h)キムクシュベツ沢Bカール(2h)Co722三股=C5
移動日。ペテガリからBカールへ下る。カールからCo722三股までは滑滝が連続し、捲き、cd.、abで対処。三股を切り開いてC5。
6日目C5 (10h)歴舟川本流=C6
三股からは大きな函が8つある。8の函付近・ルベツネ東面直登沢出合には雪渓が残っている記録が多い。また、5の函と4の函の間の瀞にも雪渓がかかっている記録がある。泳いで歴舟川本流出合へ。出合でC6。
7日目 C5(2.5h)林道終点(2h)最終人家
歴舟川からは、函と河原を歩いて右岸を走る林道に乗り、最終人家まで。
<進め方>
高気圧圏内・へりは動ける。寒気入るとガスることも。雨が降り続くのは最大で2日。サッシビチャリ川、キムクシュベツ沢の減水待ちはいずれも1日。Esc.はペテガリ西尾根(3h)ペテガリ山荘(2.5h)神威山荘(7h)最終人家。キムクシュが下れない場合や、サッシビチャリ川からのesc.の際に使う。2日目の天気を読んで入山する。
1839峰南面直登へは2日分の食料を持ち、残りは39南面出合にデポする。また、Lのザックをデポし、LはサブザックとAt.装備で行く。1839峰南面直登上部の小滝はRFを慎重にしていく。また時間がある場合は、2日目のテン場をヤオロマップ岳まで伸ばす可能性がある。キムクシュへは三股から1.5日以上晴れる天気で下る。ペテガリピークで下降の判断をし、雨が続きそうな場合は、西尾根に少し降ろしてstayするかも。テン場着15:30、最終下山16:00。
<パーティー>
2年班沢メイン。慎重に、かつスピーディーに行く。
Ls:RF 雪渓・天気・M判断 登攀力 スピード
M:緊張感 口出し 登攀力
<装備>
ザイル8.5mm×50m、お助け紐、ツェルト×2、のこ×2、鍋、茶食器、無線、蚊取線香、ラジオ、薬品 他バイル・ハーケン含む沢個人装備
<準備山行>
足慣らし山行 珊内〜屏風沢(1−0) :L不在
1回目 トヨニ右股南峰沢〜トヨニ左股(2−0)
:嫌らしい雪渓の対処、大滝の処理
2回目 オコツナイ川〜小田西川(2−0)
:沢に対しての総合的な判断・対処、水・泥などのいやらしい所の突破、体力確認、長時間行動
3回目 ポントナシベツ川南喜岳東面直登沢(3−0)
:大滝の処理、厳しい沢に対する的確な対処
1日目 サッシビチャリ川林道終点(5h)1839峰南面直登沢出合
サッシビチャリ川左岸林道をつめて、入渓。1839峰南面直登沢出合までに大きな函が2箇所あるが、中を行くか、捲ける。1839峰南面直登沢出合でC1。
2日目C1(10h)1839峰=C2
出合からはCo700まで河原と函状。Co700二股の右股に入ると滑滝で、右岸捲いてabしている記録がある。その後は大きな函となり、崩壊した岩に埋められているが、長く雪渓がかかっていることもある。Co1000付近の大滝は、直登の記録、岩尾根を登って落ち口に出ている記録がある。ここから上も小滝が連続し、いくつかは手強く、滝の落ち口付近の上部でチムニー登りをする滝は少し詰まっている記録がいくつかある。急な草付をつめて1839峰と前衛峰とのコルを経て1839峰へ。1839峰でC2。
3日目C2(2.5h)ヤオロマップ岳(7h)西沢出合=C3
踏み後を辿り、ヤオロマップ岳を経由して・1569まで。そこからサッシビチャリ川に下降する。小滝や段差を下って西沢出合まで行き、C3。
4日目C3(10h)ペテガリ岳=C4
西沢は出合からCo900付近まで函状の地形。小滝や段差が出てくるが、直登、ショルダー、捲いたりして対処。Co850に大滝。左岸のルンゼを使って左岸を登ったり、右岸登っている記録もある。Co880付近は雪渓が残っている記録もあるが、後は滑滝が連続し、少し藪を漕いでペテガリ岳まで。ピークでC4。Co1020二股付近も泊まれそうなので、状況を見てそこに泊まるかも。
5日目 C4(1h)キムクシュベツ沢Bカール(2h)Co722三股=C5
移動日。ペテガリからBカールへ下る。カールからCo722三股までは滑滝が連続し、捲き、cd.、abで対処。三股を切り開いてC5。
6日目C5 (10h)歴舟川本流=C6
三股からは大きな函が8つある。8の函付近・ルベツネ東面直登沢出合には雪渓が残っている記録が多い。また、5の函と4の函の間の瀞にも雪渓がかかっている記録がある。泳いで歴舟川本流出合へ。出合でC6。
7日目 C5(2.5h)林道終点(2h)最終人家
歴舟川からは、函と河原を歩いて右岸を走る林道に乗り、最終人家まで。
<進め方>
高気圧圏内・へりは動ける。寒気入るとガスることも。雨が降り続くのは最大で2日。サッシビチャリ川、キムクシュベツ沢の減水待ちはいずれも1日。Esc.はペテガリ西尾根(3h)ペテガリ山荘(2.5h)神威山荘(7h)最終人家。キムクシュが下れない場合や、サッシビチャリ川からのesc.の際に使う。2日目の天気を読んで入山する。
1839峰南面直登へは2日分の食料を持ち、残りは39南面出合にデポする。また、Lのザックをデポし、LはサブザックとAt.装備で行く。1839峰南面直登上部の小滝はRFを慎重にしていく。また時間がある場合は、2日目のテン場をヤオロマップ岳まで伸ばす可能性がある。キムクシュへは三股から1.5日以上晴れる天気で下る。ペテガリピークで下降の判断をし、雨が続きそうな場合は、西尾根に少し降ろしてstayするかも。テン場着15:30、最終下山16:00。
<パーティー>
2年班沢メイン。慎重に、かつスピーディーに行く。
Ls:RF 雪渓・天気・M判断 登攀力 スピード
M:緊張感 口出し 登攀力
<装備>
ザイル8.5mm×50m、お助け紐、ツェルト×2、のこ×2、鍋、茶食器、無線、蚊取線香、ラジオ、薬品 他バイル・ハーケン含む沢個人装備
<準備山行>
足慣らし山行 珊内〜屏風沢(1−0) :L不在
1回目 トヨニ右股南峰沢〜トヨニ左股(2−0)
:嫌らしい雪渓の対処、大滝の処理
2回目 オコツナイ川〜小田西川(2−0)
:沢に対しての総合的な判断・対処、水・泥などのいやらしい所の突破、体力確認、長時間行動
3回目 ポントナシベツ川南喜岳東面直登沢(3−0)
:大滝の処理、厳しい沢に対する的確な対処
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現役の計画・ 2009年8月5日 (水)
【年月日】8月中下旬(7−4)
【メンバー】L田中省(3 AL平塚(6 M岡戸 木城(1
【ルート】カウンナイ沢〜トムラウシ〜地獄谷〜五色岳〜ヌタプカンベツ川〜大石狩沢〜石狩岳〜岩間♨〜ニペソツ〜十勝三股
【メンバー】L田中省(3 AL平塚(6 M岡戸 木城(1
【ルート】カウンナイ沢〜トムラウシ〜地獄谷〜五色岳〜ヌタプカンベツ川〜大石狩沢〜石狩岳〜岩間♨〜ニペソツ〜十勝三股
<時間とルート>
1日目 天人峡(5h)Co980二股(3.5h)Co1360=C1
天人峡からカウンナイを登る。Co980二股は泊まれる。Co1120にF、まく。その後しばらく滑が続き、Co1320にオーバーハングのF、右岸に捲き道とFixロープがある。Co1360二股にF、中間尾根の捲き道に入り、左股に降りる。捲き道の上の方にテン場があるのでそこでC1。
2日目 C1(2.5h)天沼南コル(1h)北沼(0.5h)トムラ(0.5h)北沼(5h)地獄谷Co600=C2
夏道に上がり、北沼へ行き、北沼に荷物デポしてトムラAt.。北沼からワセダ沢へ下る。ワセダ沢はCo1400から小Fが連続、捲きやc.d.で対処。地獄谷でC2。
3日目 C2(4.5h)五色岳(4h)ヌタプカンベツ川Co600林道上=C3C2から五色沢を上がる。Co1170に10mF。左岸を高巻く。右岸泥壁を巻いた後abしてに戻っている記録もある。上部はガレ場が少し厄介。夏道に出たら五色ピークへ行き、ピークからヌタプカンベツ川へ入る。この川は何もない。林道が出てくるところでC3。
4日目 C3(1.5h)大石狩沢出合=C4移動&休養日。林道を大石狩沢出合(Co1130二股)まで。
5日目 C4(4h)石狩岳(3h)シュナイダー登山口(1h)岩間温泉=C5
C4から大石狩沢を登り、石狩岳へ。Co1440に7mのF、右岸を捲く。大石狩沢は雪渓が残っていると厄介。残っている場合は慎重にいく。上部はガレ場。ピークから夏道でシュナイダー登山口まで。林道を歩き岩間温泉まで。
6日目 C5(6h)天狗のコル=C6
C5から音更川を登り、天狗のコルへ。音更川は何もない。水を持って上がる。天狗のコルにC6。時間があったらニペAt.。
7日目 C6(4h)ニペソツAtして再びC6(5h)十勝三股
C6から夏道でニペAt.し、その後十六の沢沿いの夏道を下る。あとは林道を十勝三股まで。
<天気・停滞・進め方>
天気読んで入る。小雨まで行動。カウンナイ下部は増水に注意する。
停滞は4日持っていく。カウンナイ以外は、減水待ちは一日あれば十分。悪天をやり過ごすには、悪天1日+減水待ち1日で停滞2日必要。2回悪天をやり過ごせる。
Esc.は2つ。C3以降のテン場は全て一日で下れる。
�C3 or C4から石狩川沿いの林道を大雪湖まで。C4(7h)大雪湖。
C3 or C4で残り一日になった場合に使う。
�C5から林道で十勝三股まで。シュナイダー登山口(3h)十勝三股。
C5で残り1日になったら使う。
テン場はすべて増水に耐えられるが、C6は稜線上なので強風が怖い。テン場着15時、最終下山17時。
<パーティ>沢メイン1年班
Ls:判断全般、Mを見る
M:しっかり歩く
<装備>
夏天 なべ 茶食器 のこ3 無線 蚊取線香 熊スプレー ザイル9mm×50m ガスヘッド ガス缶(大2)
Lsはバイル・ハーケン 他夏山個人装備(防寒に気をつける)
<準備山行>(予定)
6/27-28(2-0) 漁川〜漁岳〜オコタンペ湖:沢の基本、のっこし
7/4-5(2-0) 薄別川〜ワッカタサップ川:沢歩き、生活技術、のっこし、体力
7/18-20(3-0) 千代志別〜雄冬山〜マルヒラ川:総合確認、滝の対処、長時間行動
1日目 天人峡(5h)Co980二股(3.5h)Co1360=C1
天人峡からカウンナイを登る。Co980二股は泊まれる。Co1120にF、まく。その後しばらく滑が続き、Co1320にオーバーハングのF、右岸に捲き道とFixロープがある。Co1360二股にF、中間尾根の捲き道に入り、左股に降りる。捲き道の上の方にテン場があるのでそこでC1。
2日目 C1(2.5h)天沼南コル(1h)北沼(0.5h)トムラ(0.5h)北沼(5h)地獄谷Co600=C2
夏道に上がり、北沼へ行き、北沼に荷物デポしてトムラAt.。北沼からワセダ沢へ下る。ワセダ沢はCo1400から小Fが連続、捲きやc.d.で対処。地獄谷でC2。
3日目 C2(4.5h)五色岳(4h)ヌタプカンベツ川Co600林道上=C3C2から五色沢を上がる。Co1170に10mF。左岸を高巻く。右岸泥壁を巻いた後abしてに戻っている記録もある。上部はガレ場が少し厄介。夏道に出たら五色ピークへ行き、ピークからヌタプカンベツ川へ入る。この川は何もない。林道が出てくるところでC3。
4日目 C3(1.5h)大石狩沢出合=C4移動&休養日。林道を大石狩沢出合(Co1130二股)まで。
5日目 C4(4h)石狩岳(3h)シュナイダー登山口(1h)岩間温泉=C5
C4から大石狩沢を登り、石狩岳へ。Co1440に7mのF、右岸を捲く。大石狩沢は雪渓が残っていると厄介。残っている場合は慎重にいく。上部はガレ場。ピークから夏道でシュナイダー登山口まで。林道を歩き岩間温泉まで。
6日目 C5(6h)天狗のコル=C6
C5から音更川を登り、天狗のコルへ。音更川は何もない。水を持って上がる。天狗のコルにC6。時間があったらニペAt.。
7日目 C6(4h)ニペソツAtして再びC6(5h)十勝三股
C6から夏道でニペAt.し、その後十六の沢沿いの夏道を下る。あとは林道を十勝三股まで。
<天気・停滞・進め方>
天気読んで入る。小雨まで行動。カウンナイ下部は増水に注意する。
停滞は4日持っていく。カウンナイ以外は、減水待ちは一日あれば十分。悪天をやり過ごすには、悪天1日+減水待ち1日で停滞2日必要。2回悪天をやり過ごせる。
Esc.は2つ。C3以降のテン場は全て一日で下れる。
�C3 or C4から石狩川沿いの林道を大雪湖まで。C4(7h)大雪湖。
C3 or C4で残り一日になった場合に使う。
�C5から林道で十勝三股まで。シュナイダー登山口(3h)十勝三股。
C5で残り1日になったら使う。
テン場はすべて増水に耐えられるが、C6は稜線上なので強風が怖い。テン場着15時、最終下山17時。
<パーティ>沢メイン1年班
Ls:判断全般、Mを見る
M:しっかり歩く
<装備>
夏天 なべ 茶食器 のこ3 無線 蚊取線香 熊スプレー ザイル9mm×50m ガスヘッド ガス缶(大2)
Lsはバイル・ハーケン 他夏山個人装備(防寒に気をつける)
<準備山行>(予定)
6/27-28(2-0) 漁川〜漁岳〜オコタンペ湖:沢の基本、のっこし
7/4-5(2-0) 薄別川〜ワッカタサップ川:沢歩き、生活技術、のっこし、体力
7/18-20(3-0) 千代志別〜雄冬山〜マルヒラ川:総合確認、滝の対処、長時間行動
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現役の計画・ 2009年8月5日 (水)
【年月日】2009年8月8−12日(4−1)
【メンバー】L平塚(6 AL田中省吾(3 M井ノ上 岡戸(1
プチ沢メイン1年班 南日4峰制覇山行!
【メンバー】L平塚(6 AL田中省吾(3 M井ノ上 岡戸(1
プチ沢メイン1年班 南日4峰制覇山行!
<時間とルート>
1日目 野塚トンネル北駐車場(4h)野塚平(0.5h)野塚(0.5h)野塚南Co1150コル=C1
国道236号から沢に下り、ポン三の沢川野塚平北面沢Co480を登る。Co700付近の釜から始まり、小Fがいくつかあるが特に問題ない。藪漕ぎ少なく野塚平(野塚西コル)に出る。藪漕ぎちょっとで頂上からオムシャ側に下ったCo1150コル付近でC1。
2日目 C1(3.5h)Co570二股(4.5h)オムシャ(0.5h)東峰とのコル=C2
C1から野塚川に降りる。上部ガレ。10m未満のFがいくつか出てくる。Co730、Co700、Co690・・・など。適宜c.d.やabで対処。Co570二股から、オムシャ北面直登沢を登る。最初3段の緩い滑Fから始まって、その後ナメが連続する。その後8mF、左岸まく。Co670に2段のなめF、問題なく登れる。Co900F左岸まく。その先樋状の滝、右岸ルンゼ使い捲く。その他にもいくつかFあるが、いずれも捲くか直登できる。上部ガレ。オムシャ西峰直下に出る。西峰ピークから、東峰とのコルに行き、C2。時間や天気次第では、翌日に行く予定のニオベツ川上二股沢Co610二股まで行く。
3日目 C2(2.5h)Co610二股 (5h)十勝=C3
C2からニオベツ川上二股沢に下る。水が流れていないガレ。落石に注意して下る。Co610二股から十勝北西面直登沢を登る。Co750二股を右股に、Co780二股も右股に入る。ここまでは河原。そこから先は小Fが連続するが、いずれも問題ない。Co1050はきれいな三股になっており、そこを左股に入る。上部ガレを抜け、ちょっとハイマツを漕いで十勝岳へ。ピークから少し下ったところにC3。
4日目 C3(5h)楽古(2.5h)楽古山荘(2.5h)国道236号
楽古までは途切れがちな踏み跡がある。たどりつつ楽古まで。楽古からは夏道で山荘、国道へ。
<進め方>
天気読んで入る。停滞は1日。Esc.は3日目の行動の、上二股沢Co610二股から林道を降りて翠明橋へ。上二股沢Co610 二股(1h)翠明橋。C2で天気を読んでその先のっこすかどうか判断する。テン場着15時、最終下山19時。
<パーティ>沢小山行
沢を楽しむ、メインであまりないF登りやabにも慣れる
Ls:判断全般、Mを見る M:緊張感、しっかり歩く
<準備山行>パーティ把握、Fの対処、井ノ上の沢慣れのために準備山行を組む。
8/1,2(2-0) 千走川本流往復・狩場山
<装備>
夏テン、ポール、ノコ2、鍋、茶食器、無線、ローソク、蚊取り線香、ガ
ス中1、ガスヘッド、ザイル40m お助け紐
L-sはハーケン・バイル 他夏山個人装備
1日目 野塚トンネル北駐車場(4h)野塚平(0.5h)野塚(0.5h)野塚南Co1150コル=C1
国道236号から沢に下り、ポン三の沢川野塚平北面沢Co480を登る。Co700付近の釜から始まり、小Fがいくつかあるが特に問題ない。藪漕ぎ少なく野塚平(野塚西コル)に出る。藪漕ぎちょっとで頂上からオムシャ側に下ったCo1150コル付近でC1。
2日目 C1(3.5h)Co570二股(4.5h)オムシャ(0.5h)東峰とのコル=C2
C1から野塚川に降りる。上部ガレ。10m未満のFがいくつか出てくる。Co730、Co700、Co690・・・など。適宜c.d.やabで対処。Co570二股から、オムシャ北面直登沢を登る。最初3段の緩い滑Fから始まって、その後ナメが連続する。その後8mF、左岸まく。Co670に2段のなめF、問題なく登れる。Co900F左岸まく。その先樋状の滝、右岸ルンゼ使い捲く。その他にもいくつかFあるが、いずれも捲くか直登できる。上部ガレ。オムシャ西峰直下に出る。西峰ピークから、東峰とのコルに行き、C2。時間や天気次第では、翌日に行く予定のニオベツ川上二股沢Co610二股まで行く。
3日目 C2(2.5h)Co610二股 (5h)十勝=C3
C2からニオベツ川上二股沢に下る。水が流れていないガレ。落石に注意して下る。Co610二股から十勝北西面直登沢を登る。Co750二股を右股に、Co780二股も右股に入る。ここまでは河原。そこから先は小Fが連続するが、いずれも問題ない。Co1050はきれいな三股になっており、そこを左股に入る。上部ガレを抜け、ちょっとハイマツを漕いで十勝岳へ。ピークから少し下ったところにC3。
4日目 C3(5h)楽古(2.5h)楽古山荘(2.5h)国道236号
楽古までは途切れがちな踏み跡がある。たどりつつ楽古まで。楽古からは夏道で山荘、国道へ。
<進め方>
天気読んで入る。停滞は1日。Esc.は3日目の行動の、上二股沢Co610二股から林道を降りて翠明橋へ。上二股沢Co610 二股(1h)翠明橋。C2で天気を読んでその先のっこすかどうか判断する。テン場着15時、最終下山19時。
<パーティ>沢小山行
沢を楽しむ、メインであまりないF登りやabにも慣れる
Ls:判断全般、Mを見る M:緊張感、しっかり歩く
<準備山行>パーティ把握、Fの対処、井ノ上の沢慣れのために準備山行を組む。
8/1,2(2-0) 千走川本流往復・狩場山
<装備>
夏テン、ポール、ノコ2、鍋、茶食器、無線、ローソク、蚊取り線香、ガ
ス中1、ガスヘッド、ザイル40m お助け紐
L-sはハーケン・バイル 他夏山個人装備
- コメント (0)
現役の報告・ 2009年8月5日 (水)
【年月日】2009/7/31-8/2(3-0)
【メンバー】L:田中宏(4 AL:小池(3 M:鹿島(2
ポントナシベツ南喜東面大滝1p目
<時間とルート>
7/31 夕張登山口分岐(17:00)滝の沢川過ぎ(18:30)=C1
晴れ。夕張登山口分岐を過ぎるとすぐにゲート。ここより林道を歩くことになる。桔梗川に架かる橋を過ぎ、しばらく行った分岐から入渓。河原は幅があり、浅いが河原いっぱいに水が流れている。滝の沢川過ぎでC1。流木豊富。
8/1 C1(5:00)肌寒沢(6:00)Co付近函手前(7:00)直登沢大滝下(12:30)-大滝上(16:00)F2手前雪渓(16:20)−左岸尾根捲き途中=B.V.2
晴れ。肌寒沢過ぎ左岸の土砂の壁過ぎよりゴーロ状。Co690付近支沢手前に2段段差、Co690付近支沢に雪渓。Co750付近支沢(コルの沢)手前に函と崩壊した雪渓。函は少し先までで、途中段差いくつか。Co800付近に2段15m、右岸のバンド進み、リス沿いに登って、そこから岩のフェースを直上できそうだったが、バンド上・リス内に土砂が堆積していやらしそう。右岸上のほうには笹の緩傾斜帯があり、支沢入ってtrv.してそこに入れそうだったので、捲くことにする。思いのほか支沢からの泥壁草付が悪く、お助け紐垂らす。樹林内をtrv.して笹帯にab.7m、そこからbush trv.して滝落口まで。降口は一つしかない。Co840手前右岸ルンゼ付近に雪渓あり、降口悪い。Co840右岸からの大きな支沢過ぎに釜持2段15m、共に左岸直登、2段目はtop空身でお助け紐引っ張りザック釣り上げ。
釜持2段の登攀
少し行くと函状、入口は釜持段差、泳いで左岸水流際行く。先に雪渓、乗降口悪い。すぐに釜持C.S 7m、右岸空身でお助け紐垂らす。すぐに雪渓、詰めるとCo880の右岸支沢。降口に5mの滝、雪渓上からは登れるか判断できなかった。支沢の雪渓少し行って、泥壁trv.後、少し下ってab.。先にも雪渓、途中途切れてた。詰めるとCo980支沢を正面に見て、本流は左に屈曲。降口に函滝あるが、雪渓上から左岸捲く。すぐに7mの滝、直登不能で左岸から捲く。土砂堆積した岩から草付に移ってお助け紐1p、そこから水平にtrv.に1p。trv.は岩の上に土砂が堆積していて悪い。
そこから大雪渓、本流は右に折れて大滝が架かっている。詰めると二股になっていて、大きな滝が2つ架かっている。

大雪渓を詰めて、黒光りする大滝へ
直登沢の大滝左側から雪渓を降り、左手のルンゼ内でビレーをしてもらい、大滝を直登する。1p目、緩い岩をtrv.して、岩のフェース内の水の流れるルンゼを跨ぎ、土砂の堆積した岩のクラックを3m直上してテラスへ(20m)。リードは空身でザック釣り上げ。

2p目、フェースを直上して、大滝最上部のハングを右手に見つつ、ハング横の脆いクラックを2m直上して草付に逃げる(50m)。ハング横までは色々ルートが取れそう。2p目フォロー登攀中に、先程通過した雪渓が崩壊する。大滝すぐ上に5mの滝、右岸斜上。微妙なためお助け紐垂らす。上には段差いくつか。1回お助け紐垂らす。C.Sの段差上には雪渓。乗口悪く、左岸の緩い岩壁から草付までお助け紐1p。雪渓に乗って詰めるとまた3段60m大滝(F2だと思われる)。時間を見つつ、ルートを探すが、取り付き難い。左岸は緩い岩壁が尾根まで続いているのでそこを登り、尾根から捲くことにする。尾根までお助け紐1p。途中で時間切れとなり、笹を切り開いてB.V.2。暗闇の中、Lはルンゼを70m ab.して水を汲みに行く。暗くなる前に偵察に行くと、F2の上にも大きそうな滝があった。
8/2 B.V.2(5:00)稜上(10:30)芦別(13:00)新道登山口(15:30)
1時から雨。出発時に一時止むが、その後はずっと土砂降り。尾根を進み、a.bできるところを探す。直登沢の斜面にa.b.25m。下に雪渓と大きな滝が見える。雨の強さやこの先に見える大きな滝の処理等時間がかかることが予想されたため、直登を諦め尾根を進むことにする。概ね漕ぎやすいbushだが所々ハイマツがうざい。大雨降る中、ガスガスで風強く消耗。稜上からは踏み後などなく、ガスガスの中迷いつつ芦別へ。後は新道を下山。
<パーティー>
2年班沢メイン最終準山。ルート調べ不足、滝の判断一部ミス、大滝に時間かけすぎた。厳しい沢を対処できた。雪渓の状態に左右されるところが大きいと感じた。
7/31 夕張登山口分岐(17:00)滝の沢川過ぎ(18:30)=C1
晴れ。夕張登山口分岐を過ぎるとすぐにゲート。ここより林道を歩くことになる。桔梗川に架かる橋を過ぎ、しばらく行った分岐から入渓。河原は幅があり、浅いが河原いっぱいに水が流れている。滝の沢川過ぎでC1。流木豊富。
8/1 C1(5:00)肌寒沢(6:00)Co付近函手前(7:00)直登沢大滝下(12:30)-大滝上(16:00)F2手前雪渓(16:20)−左岸尾根捲き途中=B.V.2
晴れ。肌寒沢過ぎ左岸の土砂の壁過ぎよりゴーロ状。Co690付近支沢手前に2段段差、Co690付近支沢に雪渓。Co750付近支沢(コルの沢)手前に函と崩壊した雪渓。函は少し先までで、途中段差いくつか。Co800付近に2段15m、右岸のバンド進み、リス沿いに登って、そこから岩のフェースを直上できそうだったが、バンド上・リス内に土砂が堆積していやらしそう。右岸上のほうには笹の緩傾斜帯があり、支沢入ってtrv.してそこに入れそうだったので、捲くことにする。思いのほか支沢からの泥壁草付が悪く、お助け紐垂らす。樹林内をtrv.して笹帯にab.7m、そこからbush trv.して滝落口まで。降口は一つしかない。Co840手前右岸ルンゼ付近に雪渓あり、降口悪い。Co840右岸からの大きな支沢過ぎに釜持2段15m、共に左岸直登、2段目はtop空身でお助け紐引っ張りザック釣り上げ。
釜持2段の登攀
そこから大雪渓、本流は右に折れて大滝が架かっている。詰めると二股になっていて、大きな滝が2つ架かっている。
大雪渓を詰めて、黒光りする大滝へ
直登沢の大滝左側から雪渓を降り、左手のルンゼ内でビレーをしてもらい、大滝を直登する。1p目、緩い岩をtrv.して、岩のフェース内の水の流れるルンゼを跨ぎ、土砂の堆積した岩のクラックを3m直上してテラスへ(20m)。リードは空身でザック釣り上げ。
2p目、フェースを直上して、大滝最上部のハングを右手に見つつ、ハング横の脆いクラックを2m直上して草付に逃げる(50m)。ハング横までは色々ルートが取れそう。2p目フォロー登攀中に、先程通過した雪渓が崩壊する。大滝すぐ上に5mの滝、右岸斜上。微妙なためお助け紐垂らす。上には段差いくつか。1回お助け紐垂らす。C.Sの段差上には雪渓。乗口悪く、左岸の緩い岩壁から草付までお助け紐1p。雪渓に乗って詰めるとまた3段60m大滝(F2だと思われる)。時間を見つつ、ルートを探すが、取り付き難い。左岸は緩い岩壁が尾根まで続いているのでそこを登り、尾根から捲くことにする。尾根までお助け紐1p。途中で時間切れとなり、笹を切り開いてB.V.2。暗闇の中、Lはルンゼを70m ab.して水を汲みに行く。暗くなる前に偵察に行くと、F2の上にも大きそうな滝があった。
8/2 B.V.2(5:00)稜上(10:30)芦別(13:00)新道登山口(15:30)
1時から雨。出発時に一時止むが、その後はずっと土砂降り。尾根を進み、a.bできるところを探す。直登沢の斜面にa.b.25m。下に雪渓と大きな滝が見える。雨の強さやこの先に見える大きな滝の処理等時間がかかることが予想されたため、直登を諦め尾根を進むことにする。概ね漕ぎやすいbushだが所々ハイマツがうざい。大雨降る中、ガスガスで風強く消耗。稜上からは踏み後などなく、ガスガスの中迷いつつ芦別へ。後は新道を下山。
<パーティー>
2年班沢メイン最終準山。ルート調べ不足、滝の判断一部ミス、大滝に時間かけすぎた。厳しい沢を対処できた。雪渓の状態に左右されるところが大きいと感じた。
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現役の報告・ 2009年8月4日 (火)
【メンバー】L平塚(6 AL田中省(3 M井ノ上 木城(1
<時間とルート>
登山口駐車場4:25→入渓4:30→CS滝終了6:30→夏道8:30→狩場山頂9:20-40→夏道10:10-30→Co.700付近13:30=C1→C1発7:05→車7:15
駐車場は、林道が本流Co680を渡る所=新道登山口にある。そこにC0。入渓してちょっと歩くと7mのF、右岸直登。一応ゴボウ用にザイルfixしたが、誰も使わなかった。その後2段15m、ちょっと泳いで左岸直登。ザイルfixプルージック。Co760に函F、落差3〜4m。LとM井は空身で泳いで取り付き、突っ張って登る。ザックつり上げ。ALとM木は右岸を捲く。直後にCSのF、2〜3m。Lが右岸側璧を登るも微妙なので、F手前の左岸登る。シュリンゲ垂らす。あとは河原。10分足らずの藪漕ぎで、コル北Co1200ぐらいの夏道に出る。荷物depoしてピークAt.。帰りも同じ所から下る。上部ちょっと歩きづらい。CSのFはブッシュつかんでc.d.。函Fは右岸捲く。2段15mは左岸abしてちょっと泳ぐ。7mF右岸ab。右岸の木には残置シュリンゲがあった。7mFを降りた所に良いテン場があったのでC1。大きな増水には耐えられそうにないが、逃げられそうな場所。夜から翌日にかけ、雨が降ったりやんだり。翌日下山。
<パーティ>南日高プチメイン準山。Fの対処、井ノ上の沢慣れできた。
登山口駐車場4:25→入渓4:30→CS滝終了6:30→夏道8:30→狩場山頂9:20-40→夏道10:10-30→Co.700付近13:30=C1→C1発7:05→車7:15
駐車場は、林道が本流Co680を渡る所=新道登山口にある。そこにC0。入渓してちょっと歩くと7mのF、右岸直登。一応ゴボウ用にザイルfixしたが、誰も使わなかった。その後2段15m、ちょっと泳いで左岸直登。ザイルfixプルージック。Co760に函F、落差3〜4m。LとM井は空身で泳いで取り付き、突っ張って登る。ザックつり上げ。ALとM木は右岸を捲く。直後にCSのF、2〜3m。Lが右岸側璧を登るも微妙なので、F手前の左岸登る。シュリンゲ垂らす。あとは河原。10分足らずの藪漕ぎで、コル北Co1200ぐらいの夏道に出る。荷物depoしてピークAt.。帰りも同じ所から下る。上部ちょっと歩きづらい。CSのFはブッシュつかんでc.d.。函Fは右岸捲く。2段15mは左岸abしてちょっと泳ぐ。7mF右岸ab。右岸の木には残置シュリンゲがあった。7mFを降りた所に良いテン場があったのでC1。大きな増水には耐えられそうにないが、逃げられそうな場所。夜から翌日にかけ、雨が降ったりやんだり。翌日下山。
<パーティ>南日高プチメイン準山。Fの対処、井ノ上の沢慣れできた。
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現役の報告・ 2009年7月24日 (金)
【年月日】2009年7月17−18日(2−0)
【メンバー】L:田中宏(4 AL:小池(3 M:井村、鹿島(2
<時間とルート>
オコツナイ川河口(5:00)Co320滝上(10:30〜10:50)オコツナイ岳(16:00)小田西川Co560付近=C1(18:30 /7:00)小田西本流出合(7:45)小田西川林道終点(9:00)
晴れ。河口から右岸踏み後を辿って入渓。河口付近の為か水量多く、また巨岩のゴーロ地帯の為徒渉や捲きを繰り返しながら進む。Co210の地図上の滝マークに直瀑25mの滝。右岸草付を捲く。泥壁のステップが決まらず、途中シュリンゲ垂らす。しばらく行くと函状になり、へつったりしながら行くと、水流が強くなってきてお助け紐1p fix。記録と照らし合わせて水量が多いことを認識する。すぐ8mの滝。ザイル出して左岸を直登しfix。途中RCCがあった。すぐ上に釜持段差。中行くには水量多く、左岸へつるも失敗し、右岸を小さく捲くことにする。出だし脆く細かい岩と泥壁をお助け紐1p出しfix。ワンポイントだが悪い。抜けるとすぐに次の釜持段差。水量強く、釜にすごい泡が立っている。右岸左岸を見つつ、散々悩んだ挙句泳いで右岸から水際を斜上。ハーケン打ってA1。お助け紐引っ張って fix。段差のすぐ先にも段差があり、屈曲しているが、屈曲部で跳ね返った大量の水がすごい勢いで跳ね上がってきていてその先を覗けない。残念だが諦めて右岸泥壁草付を捲くことにしてザイル1p 50m出しfix。泥が粘土質でよく滑りステップ決まらず、また岩肌の上に泥がベルグラ状に乗っただけのような箇所がいくつかあり悪い。屈曲段差先は記録通り大滝であった。大滝下の釜も洗濯機のようにグルグル回っている。大滝上の釜持段差も水量強く、時間がかかりそうだったので、その落口を目指して捲くことにする。高度感あるtrv.をお助け紐2p伸ばして落口まで。落口すぐ上に何でもない釜があるが、水量多く、流されると滝を落ちて釜につかまってしまうので気を遣う。

すぐ上で小休止。時間読みをオーバーしているが、水量が強かったり、ザイル判断のミスが主な原因で、ここからは時間読み通り行けるだろうという読みで、小田西途中にテンパることにして先に進める。ここからは一変して河原歩きだが水量が多いようで周囲の草がなぎ倒されていた。Co470二股を左に入ると、bush近い釈然としない積丹系の河原歩き。途中段差がいくつか。Co740付近に2段20mの滝。右岸ルンゼ左脇にかかるハングした木にシュリンゲがかかっていたが、取り付いてみるとハングの木登りが非常に厳しく、木も全体重預けるのには信用ならないのでやめる。右岸ルンゼ上部ボロボロの泥の固まった岩壁を少し登り、左手の泥壁草付に逃げて直上。お助け紐1p fix。高度感はないが絶妙。この先はステップ切って泥壁trv.し、滝2段目の落口まで。その後もいくつかお助け紐垂らした似たような岩質のボロボロの小滝があった。Co820付近の草付スラブは、水量の多い正面右手草に隠された滑滝を登る。ザイル50m 1p引っ張りfix。沢型を詰めて、尾根上に出る。岩壁に当たり、基部をtrv.し、灌木、笹時々ハイマツのmixを漕いでオコツナイ岳まで。ピークからは北に進んで、小田西川の支流を下る。途中Mの一人がへばって、Lがザックを背負う。水が出てきたと思ったら伏流し、大分下ってから再度水が出る。Co800〜700付近の滝でab. 20m 1p。残置があった。この先少し行くと平坦になってbush近く、切り開けばどこでも泊まれそう。Co580付近左岸を切り開いてC1。
C1からは苔むした河原歩き。途中再度伏流し、本流出合近くで流れが戻る。途中ぱらぱらと雨が降ってきて焦るが一時的なものだった。本流からは何故か水量が多い巨岩帯を、渡渉と捲きを繰り返して堤防まで。捲きの途中にはfixロープや所々ピンクテープがあった。堤防からは左岸を走る林道にのり、下山。
<パーティー>
2年班準山2.5回目。沢に対して、総合的に判断・対処できた。水流の強い釜や釜持段差・捲き等の泥壁草付・脆い滝等いやらしい所の通過できた。また、体力・緊張感持続の確認、長時間行動できた。パーティー全体として沢の危険認識甘い。
・ウエストポーチについて
今回はLがザックを持っていかず、ウエストポーチのみであるという空荷同然で行ったが、連暴帯通過のザック釣り上げやそれに使う体力等、突破力・機動力といった面から、非常に進めやすかった。慣れればより突破力、スピードが上がると思う。反面重いものをウエストポーチに入れて歩いていると腹部・背部が締め付けられ、かつ普段使わない筋肉が痛くなり、不快調だった。また、重荷を背負っていないので、バランスを強いられる滝・捲きでのザイル・M判断が難しかった。今後は肩に背負えるずだ袋タイプのもので慣れて、メインに備えたい。
オコツナイ川河口(5:00)Co320滝上(10:30〜10:50)オコツナイ岳(16:00)小田西川Co560付近=C1(18:30 /7:00)小田西本流出合(7:45)小田西川林道終点(9:00)
晴れ。河口から右岸踏み後を辿って入渓。河口付近の為か水量多く、また巨岩のゴーロ地帯の為徒渉や捲きを繰り返しながら進む。Co210の地図上の滝マークに直瀑25mの滝。右岸草付を捲く。泥壁のステップが決まらず、途中シュリンゲ垂らす。しばらく行くと函状になり、へつったりしながら行くと、水流が強くなってきてお助け紐1p fix。記録と照らし合わせて水量が多いことを認識する。すぐ8mの滝。ザイル出して左岸を直登しfix。途中RCCがあった。すぐ上に釜持段差。中行くには水量多く、左岸へつるも失敗し、右岸を小さく捲くことにする。出だし脆く細かい岩と泥壁をお助け紐1p出しfix。ワンポイントだが悪い。抜けるとすぐに次の釜持段差。水量強く、釜にすごい泡が立っている。右岸左岸を見つつ、散々悩んだ挙句泳いで右岸から水際を斜上。ハーケン打ってA1。お助け紐引っ張って fix。段差のすぐ先にも段差があり、屈曲しているが、屈曲部で跳ね返った大量の水がすごい勢いで跳ね上がってきていてその先を覗けない。残念だが諦めて右岸泥壁草付を捲くことにしてザイル1p 50m出しfix。泥が粘土質でよく滑りステップ決まらず、また岩肌の上に泥がベルグラ状に乗っただけのような箇所がいくつかあり悪い。屈曲段差先は記録通り大滝であった。大滝下の釜も洗濯機のようにグルグル回っている。大滝上の釜持段差も水量強く、時間がかかりそうだったので、その落口を目指して捲くことにする。高度感あるtrv.をお助け紐2p伸ばして落口まで。落口すぐ上に何でもない釜があるが、水量多く、流されると滝を落ちて釜につかまってしまうので気を遣う。
すぐ上で小休止。時間読みをオーバーしているが、水量が強かったり、ザイル判断のミスが主な原因で、ここからは時間読み通り行けるだろうという読みで、小田西途中にテンパることにして先に進める。ここからは一変して河原歩きだが水量が多いようで周囲の草がなぎ倒されていた。Co470二股を左に入ると、bush近い釈然としない積丹系の河原歩き。途中段差がいくつか。Co740付近に2段20mの滝。右岸ルンゼ左脇にかかるハングした木にシュリンゲがかかっていたが、取り付いてみるとハングの木登りが非常に厳しく、木も全体重預けるのには信用ならないのでやめる。右岸ルンゼ上部ボロボロの泥の固まった岩壁を少し登り、左手の泥壁草付に逃げて直上。お助け紐1p fix。高度感はないが絶妙。この先はステップ切って泥壁trv.し、滝2段目の落口まで。その後もいくつかお助け紐垂らした似たような岩質のボロボロの小滝があった。Co820付近の草付スラブは、水量の多い正面右手草に隠された滑滝を登る。ザイル50m 1p引っ張りfix。沢型を詰めて、尾根上に出る。岩壁に当たり、基部をtrv.し、灌木、笹時々ハイマツのmixを漕いでオコツナイ岳まで。ピークからは北に進んで、小田西川の支流を下る。途中Mの一人がへばって、Lがザックを背負う。水が出てきたと思ったら伏流し、大分下ってから再度水が出る。Co800〜700付近の滝でab. 20m 1p。残置があった。この先少し行くと平坦になってbush近く、切り開けばどこでも泊まれそう。Co580付近左岸を切り開いてC1。
C1からは苔むした河原歩き。途中再度伏流し、本流出合近くで流れが戻る。途中ぱらぱらと雨が降ってきて焦るが一時的なものだった。本流からは何故か水量が多い巨岩帯を、渡渉と捲きを繰り返して堤防まで。捲きの途中にはfixロープや所々ピンクテープがあった。堤防からは左岸を走る林道にのり、下山。
<パーティー>
2年班準山2.5回目。沢に対して、総合的に判断・対処できた。水流の強い釜や釜持段差・捲き等の泥壁草付・脆い滝等いやらしい所の通過できた。また、体力・緊張感持続の確認、長時間行動できた。パーティー全体として沢の危険認識甘い。
・ウエストポーチについて
今回はLがザックを持っていかず、ウエストポーチのみであるという空荷同然で行ったが、連暴帯通過のザック釣り上げやそれに使う体力等、突破力・機動力といった面から、非常に進めやすかった。慣れればより突破力、スピードが上がると思う。反面重いものをウエストポーチに入れて歩いていると腹部・背部が締め付けられ、かつ普段使わない筋肉が痛くなり、不快調だった。また、重荷を背負っていないので、バランスを強いられる滝・捲きでのザイル・M判断が難しかった。今後は肩に背負えるずだ袋タイプのもので慣れて、メインに備えたい。
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現役の報告・ 2009年7月24日 (金)
【年月日】2009年7月19−21日(3−0)
【メンバー】L田中(3 AL平塚(6 M岡戸 木城 (1
【メンバー】L田中(3 AL平塚(6 M岡戸 木城 (1
<時間とルート>
1日目 林道(9:35)Co370二股(12:50)Co700二股(16:00)=C1
曇りのち雨。林道が伸びていたのでCo180にて入渓。Co370二股手前の滝はLがトップで泳いで1段目に取りつき左岸まき気味に登り2段目左岸草付を捲く。ザイル1p。Co370二股で左股に入り、雄冬に登る沢に入る。Co440に函。中にいくつか段差や釜があるが中を泳いだりして通過。Co560に7mの滝、右岸直登。シュリンゲ垂らした。Co700二股でC1。
2日目 C1(6:30)雄冬山(10:25-45)マルヒラ川Co700(14:20-30)Co200付近(18:50)=ビバーク2
雨。ALがアラームに気付かなかったのと、焚き火つけるのに手間取り、出発が遅れる。Co700二股を右に行く。Co900より長い藪漕ぎが始まる。雄冬山南尾根上途中に上がったため尾根上を行きピークまで。ピークの藪の中にちんけな看板を見つけ木に吊るし直した。ピークから北に磁石を切りマルヒラ川へ下る。マルヒラ川は上部急。いくつか微妙な段差がありabしたりシュリンゲ垂らしたりした。Co800に10m滝、下に滝つぼが口をあけた雪渓がかかっていたため左岸を高捲いた。Co760に10m滝がありabした。下部に行くにつれ増水しており渡渉に手間取る。Co200付近にて時間切れとなり右岸台地上に夏テンを張ってビバーク。
3日目 ビバーク2(4:30)林道(5:30)国道(5:50)
曇り。ネーベンとピン食を食らい出発。前日に比べて若干減水していた。Co60付近から林道が伸びておりそれにのって国道まで。
<パーティ>
1年班準山三回目。下山遅れ。滝の対処、ab、長時間行動できた。
1日目 林道(9:35)Co370二股(12:50)Co700二股(16:00)=C1
曇りのち雨。林道が伸びていたのでCo180にて入渓。Co370二股手前の滝はLがトップで泳いで1段目に取りつき左岸まき気味に登り2段目左岸草付を捲く。ザイル1p。Co370二股で左股に入り、雄冬に登る沢に入る。Co440に函。中にいくつか段差や釜があるが中を泳いだりして通過。Co560に7mの滝、右岸直登。シュリンゲ垂らした。Co700二股でC1。
2日目 C1(6:30)雄冬山(10:25-45)マルヒラ川Co700(14:20-30)Co200付近(18:50)=ビバーク2
雨。ALがアラームに気付かなかったのと、焚き火つけるのに手間取り、出発が遅れる。Co700二股を右に行く。Co900より長い藪漕ぎが始まる。雄冬山南尾根上途中に上がったため尾根上を行きピークまで。ピークの藪の中にちんけな看板を見つけ木に吊るし直した。ピークから北に磁石を切りマルヒラ川へ下る。マルヒラ川は上部急。いくつか微妙な段差がありabしたりシュリンゲ垂らしたりした。Co800に10m滝、下に滝つぼが口をあけた雪渓がかかっていたため左岸を高捲いた。Co760に10m滝がありabした。下部に行くにつれ増水しており渡渉に手間取る。Co200付近にて時間切れとなり右岸台地上に夏テンを張ってビバーク。
3日目 ビバーク2(4:30)林道(5:30)国道(5:50)
曇り。ネーベンとピン食を食らい出発。前日に比べて若干減水していた。Co60付近から林道が伸びておりそれにのって国道まで。
<パーティ>
1年班準山三回目。下山遅れ。滝の対処、ab、長時間行動できた。
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