現役の報告・ 2009年12月4日 (金)
【年月日】2009年11月28-29日(2-0)
【メンバー】L田中(3 AL小池(3 M2 鹿島(2 M1井ノ上 岡戸 木城(1
28日 白銀荘(7:20)−三段山Peak(11:00)−白銀荘(14:15)−林道脇樹林内=C1
天気は雪だが乾雪快調。白銀荘から夏道を行く。Co1400から樹林限界で視界2〜300。Co1520付近から先も夏道が乗っていた尾根をつめていく。非常にわかりやすい尾根。ガケ尾根直下でこの尾根が不明瞭となりデポ旗1.Co1690でガケ尾根に出る。尾根に出たところに止めデポ2。1本でよかった。ここから視界100時折気になる風。ピークまではあっという間。帰りは来た道。途中Mのビンディングが壊れて時間をとった。白銀荘駐車場でデポしていた宿泊装備を背負い込み十勝岳に向かう登山道の脇でC1。
Peakは雲の中に
29日 C1(6:10)−十勝岳避難小屋(8:50-9:20)−昭和噴火口(11:00)−十勝岳Peak(12:05)−十勝岳避難小屋(13:10)−C1(14:30)
曇り時々雪。Mのビンディングがなんとかなったので十勝岳At。夏道を行き九条武子歌碑手前の沢は転石渡渉。ここでM岡戸が沢に落ち靴をぬらしてしまった。M2が岡戸を天場まで送り岡戸はやむなく天場待機。この間で時間をとった。M2を避難小屋で待つことにして避難小屋まで適当な尾根をたどっていく。視界∞。避難小屋は新しく建てられていて毛布付。小屋からはMのスキーのこともあってツボで岩が出ている夏道を行くことに。小屋を過ぎてすぐシーデポ。夏道上尾根に乗ったところに止めデポ3。尾根を昭和噴火口まで。途中デポ旗2。噴火口に出たところに止めデポ2。噴火口から視界100だが風穏やかで雪少なく棒も出ているため進めることにした。北尾根上Co1760とCo1800の尾根が不明瞭なところにデポ旗を打つ。Co1840でEP。肩に止めデポ3.ピーク直下で振られない風となる。余韻少なく、強風のピークを早々と後に。帰りは棒と北尾根西側の斜面を見つつ来た道。
※Mのビンディングはこの日も不調で時間にはビンディング調整の時間が含まれている。
<Party>
1年班冬メイン準山3回目。生活行動技術の向上、EPワークできた。
【メンバー】L田中(3 AL小池(3 M2 鹿島(2 M1井ノ上 岡戸 木城(1
天気は雪だが乾雪快調。白銀荘から夏道を行く。Co1400から樹林限界で視界2〜300。Co1520付近から先も夏道が乗っていた尾根をつめていく。非常にわかりやすい尾根。ガケ尾根直下でこの尾根が不明瞭となりデポ旗1.Co1690でガケ尾根に出る。尾根に出たところに止めデポ2。1本でよかった。ここから視界100時折気になる風。ピークまではあっという間。帰りは来た道。途中Mのビンディングが壊れて時間をとった。白銀荘駐車場でデポしていた宿泊装備を背負い込み十勝岳に向かう登山道の脇でC1。
29日 C1(6:10)−十勝岳避難小屋(8:50-9:20)−昭和噴火口(11:00)−十勝岳Peak(12:05)−十勝岳避難小屋(13:10)−C1(14:30)
曇り時々雪。Mのビンディングがなんとかなったので十勝岳At。夏道を行き九条武子歌碑手前の沢は転石渡渉。ここでM岡戸が沢に落ち靴をぬらしてしまった。M2が岡戸を天場まで送り岡戸はやむなく天場待機。この間で時間をとった。M2を避難小屋で待つことにして避難小屋まで適当な尾根をたどっていく。視界∞。避難小屋は新しく建てられていて毛布付。小屋からはMのスキーのこともあってツボで岩が出ている夏道を行くことに。小屋を過ぎてすぐシーデポ。夏道上尾根に乗ったところに止めデポ3。尾根を昭和噴火口まで。途中デポ旗2。噴火口に出たところに止めデポ2。噴火口から視界100だが風穏やかで雪少なく棒も出ているため進めることにした。北尾根上Co1760とCo1800の尾根が不明瞭なところにデポ旗を打つ。Co1840でEP。肩に止めデポ3.ピーク直下で振られない風となる。余韻少なく、強風のピークを早々と後に。帰りは棒と北尾根西側の斜面を見つつ来た道。
※Mのビンディングはこの日も不調で時間にはビンディング調整の時間が含まれている。
<Party>
1年班冬メイン準山3回目。生活行動技術の向上、EPワークできた。
- コメント (0)
現役の報告・ 2009年12月4日 (金)

【年月日】2009年11月21-23日(3-0)
【メンバー】L田中(3 AL小池(3 M井ノ上 岡戸 木城(1
<時間とルート>
21日 浄水場(11:10)-Co1090(14;30)=C1
雪。移動時ALが運転する車が峠で一回転した。入山時にM1の一人のビーコン忘れが判明し、M2は入山せずM2のビーコンをM1が借りて入山。浄水場から雪がありスキーで行く。ラッセルは脛〜膝。途中登山口に気付かず通り過ぎてしまい磁石を南に切って適当な斜面を登り夏道に戻る。夏道は雪の下だが一度乗ればそれとなくわかる。夏道上Co1090にてC1。テント設営後ビーコン練。岡戸は見つけるのが早い。
22日C1(6:20)-Co1350デポ旗(9:30)-Co1400 シーデポ(10:15-30)-Co1440引き返し(10:40)-シーデポ(10:55-11:05)-デポ旗(11:25-11:55)-C1(13:20)=C2
雪のち快晴。1分歩いた先に看板が目印となる広めのテン場があることが判明。今日も夏道上を辿る。Co1200から不明瞭となり、夏道であろう場所を樹林限界付近まで。視界500のためAt決行。トラバースを開始した。やがて目の前に深めの沢型が現れこれが水無川またはその手前の沢型であると考え、後者であっても上部で尾根が合流するため沢型を渡らずにその左岸の尾根を行く。固くなったためシーデポEPとする。このとき視界200.少し登ると視界100を切り、途中Mのシールトラブルなどで時間もかかっていたため引き返す。帰りに滑落停止訓練をした。デポ旗まで戻ってくると視界が出て、さっき登った尾根が水無川左岸尾根の一本となりの小尾根であることがわかった。帰りはトレース辿って来た道。時間があるのでビーコン練を再度した。
23日 C2(6:15)-Co1370引き返し(8:30)-C2(10:30)-浄水場(13:20)
曇りのち雪。昼頃に谷が通過するようなので行ってみる。樹林限界まで前日と同じように行き、そこから登り気味にトラバース。樹林限界上も視界無限大だが時折気になる風であり地吹雪で悪化傾向のためCo1380で引き返すことに。帰りは磁石をきって登ってきた沢地形にあてた。Mはスキーに苦戦。テン場を撤収して夏道を下山。Mが一人ヒラヒラに。
<パーティ>
冬メイン1年班準備山行2回目
生活技術、シールワークできた
21日 浄水場(11:10)-Co1090(14;30)=C1
雪。移動時ALが運転する車が峠で一回転した。入山時にM1の一人のビーコン忘れが判明し、M2は入山せずM2のビーコンをM1が借りて入山。浄水場から雪がありスキーで行く。ラッセルは脛〜膝。途中登山口に気付かず通り過ぎてしまい磁石を南に切って適当な斜面を登り夏道に戻る。夏道は雪の下だが一度乗ればそれとなくわかる。夏道上Co1090にてC1。テント設営後ビーコン練。岡戸は見つけるのが早い。

雪のち快晴。1分歩いた先に看板が目印となる広めのテン場があることが判明。今日も夏道上を辿る。Co1200から不明瞭となり、夏道であろう場所を樹林限界付近まで。視界500のためAt決行。トラバースを開始した。やがて目の前に深めの沢型が現れこれが水無川またはその手前の沢型であると考え、後者であっても上部で尾根が合流するため沢型を渡らずにその左岸の尾根を行く。固くなったためシーデポEPとする。このとき視界200.少し登ると視界100を切り、途中Mのシールトラブルなどで時間もかかっていたため引き返す。帰りに滑落停止訓練をした。デポ旗まで戻ってくると視界が出て、さっき登った尾根が水無川左岸尾根の一本となりの小尾根であることがわかった。帰りはトレース辿って来た道。時間があるのでビーコン練を再度した。
23日 C2(6:15)-Co1370引き返し(8:30)-C2(10:30)-浄水場(13:20)
曇りのち雪。昼頃に谷が通過するようなので行ってみる。樹林限界まで前日と同じように行き、そこから登り気味にトラバース。樹林限界上も視界無限大だが時折気になる風であり地吹雪で悪化傾向のためCo1380で引き返すことに。帰りは磁石をきって登ってきた沢地形にあてた。Mはスキーに苦戦。テン場を撤収して夏道を下山。Mが一人ヒラヒラに。
<パーティ>
冬メイン1年班準備山行2回目
生活技術、シールワークできた
- コメント (0)
現役の報告・ 2009年11月26日 (木)
【年月日】2009年11月14−15日(2−0)
【メンバー】L小池(3 AL田中(3 M鹿島(2
【メンバー】L小池(3 AL田中(3 M鹿島(2
<時間とルート>
1日目:登山口(7:00)石室(9:00〜10:00)Co1740引き返し(10:30)石室(10:40)
暴風雪 夏道を行く。ラッセルはくるぶし。台地上に出ると振られない風で視界は50m。石室に荷物をデポして、夏道尾根を使って旭岳Atに行く。石室からは視界50mであり、デポ旗と所々出ているボッコを使って進むことにする。石室からは振られる風であったが、Co1740からは飛ばされる風となり進行不能となったため引き返しを決断。
2日目:石室(6:30)Co2100引き返し(7:40)石室(8:30〜9:20)登山口(10:30)
晴れのちガス、雪 朝起きると晴れており無風だったので崖尾根Atにでかける。天気が悪くなる予報だったので尾根末端までデポ旗を連打する。尾根上は雪が少なく、所々岩や砂利が出ていた。Co1850でスノーシューデポ、止めデポ1本。Co2000ぐらいからガスがかかり視界が悪くなる。Co2100で視界100、時折突風も吹くようになり、悪化傾向のため引き返す。あとは小屋まで行き、下山する。
<パーティ>
2年班準山2回目。悪天行動できた。
1日目:登山口(7:00)石室(9:00〜10:00)Co1740引き返し(10:30)石室(10:40)
暴風雪 夏道を行く。ラッセルはくるぶし。台地上に出ると振られない風で視界は50m。石室に荷物をデポして、夏道尾根を使って旭岳Atに行く。石室からは視界50mであり、デポ旗と所々出ているボッコを使って進むことにする。石室からは振られる風であったが、Co1740からは飛ばされる風となり進行不能となったため引き返しを決断。
2日目:石室(6:30)Co2100引き返し(7:40)石室(8:30〜9:20)登山口(10:30)
晴れのちガス、雪 朝起きると晴れており無風だったので崖尾根Atにでかける。天気が悪くなる予報だったので尾根末端までデポ旗を連打する。尾根上は雪が少なく、所々岩や砂利が出ていた。Co1850でスノーシューデポ、止めデポ1本。Co2000ぐらいからガスがかかり視界が悪くなる。Co2100で視界100、時折突風も吹くようになり、悪化傾向のため引き返す。あとは小屋まで行き、下山する。
<パーティ>
2年班準山2回目。悪天行動できた。
- コメント (0)
現役の報告・ 2009年11月26日 (木)

【メンバー】L小池(3 AL田中(3 M鹿島(2
<Time>
1日目 十勝岳温泉(11:45)―夏道分岐(12:30)=C1
2日目 C1(5:30)―H(6:25)―上ホロ(6:35)―本峰(7:40~8:05)―H(8:55)―C1(9:30~9:50)―十勝岳温泉(10:20)
<Route>
1日目 快晴 十勝岳温泉から夏道を行く。雪は非常に少ない。夏道分岐に冬テンを立て、時間があったので尾根上まで偵察。ラッセルなし。
2日目 晴れ時々ガス 昼ごろから天気が崩れる予報だったので、ラテルネをつけて早めに出発する。尾根上に乗るところは夏道が分かるためデポ旗は打たず。H下でスノーシューをデポし、EPにする。H直下はブッシュ出ていて雪崩の問題なし。Hで視界100であったが、時折ガスも晴れていたためRまで行って時間待ちをすることにし進めることにした。Hの降り口にデポ旗1本。上ホロの下りでBS する。Rは夏道の棒が出ており視界が∞だったのでデポ旗は打たず。後は本峰ピークまで。帰りは来た道を行く。視界は行きも帰りも八ツ手岩~上ホロ避難小屋まで視界50〜100くらい。あとは∞。風はほとんど微風。本峰直下で気にならない風。C1でテン場撤収して十勝岳温泉まで。
<Party>
2年班冬メイン準山1回目。スノーシューワーク、視界がある程度ない中での行動、稜線行動、パーティ確認できた。
1日目 十勝岳温泉(11:45)―夏道分岐(12:30)=C1
2日目 C1(5:30)―H(6:25)―上ホロ(6:35)―本峰(7:40~8:05)―H(8:55)―C1(9:30~9:50)―十勝岳温泉(10:20)
<Route>


<Party>
2年班冬メイン準山1回目。スノーシューワーク、視界がある程度ない中での行動、稜線行動、パーティ確認できた。
- コメント (0)
現役の報告・ 2009年11月26日 (木)
【年月日】2009年10月31−11月1日(2−0)
【ルート】旭岳温泉〜天人ヶ原〜石室〜Co1930引き返し〜旭岳温泉
【メンバー】L田中(3 AL小池(3 M鹿島(2 井ノ上 岡戸 木城(1
【ルート】旭岳温泉〜天人ヶ原〜石室〜Co1930引き返し〜旭岳温泉
【メンバー】L田中(3 AL小池(3 M鹿島(2 井ノ上 岡戸 木城(1
<時間とルート>
1日目 駐車場(10:30)―天人ヶ原(11:00)―Co1500台地(11:30)―石室(12:20)―Co1930引き返し(13:15)―石室(14:00)―天人ヶ原Co1400(14:20)=C1
・晴れ
駐車場から登山道を行く。雪がなくシートラ。Co1500の予定天場まで行くが、雪が全くなく、天場を天人ヶ原に変更し、スキーデポして引き返し時間を設けてAt装備で今日中に行けるところまで行くことにした。石室付近から雪が出始めた。Co1930まで行き、時間切れのため引き返す。帰りに滑落停止訓練を行った。天人ヶ原Co1400付近の湿地でC1。
2日目 C1(6:10)―駐車場(6:45)
・雨のち雪
予想通り天気が悪いので下山することにする。登山道を歩いて駐車場まで。
<パーティ>
冬メイン1年班準山1回目、EPワークできた。
1日目 駐車場(10:30)―天人ヶ原(11:00)―Co1500台地(11:30)―石室(12:20)―Co1930引き返し(13:15)―石室(14:00)―天人ヶ原Co1400(14:20)=C1
・晴れ
駐車場から登山道を行く。雪がなくシートラ。Co1500の予定天場まで行くが、雪が全くなく、天場を天人ヶ原に変更し、スキーデポして引き返し時間を設けてAt装備で今日中に行けるところまで行くことにした。石室付近から雪が出始めた。Co1930まで行き、時間切れのため引き返す。帰りに滑落停止訓練を行った。天人ヶ原Co1400付近の湿地でC1。
2日目 C1(6:10)―駐車場(6:45)
・雨のち雪
予想通り天気が悪いので下山することにする。登山道を歩いて駐車場まで。
<パーティ>
冬メイン1年班準山1回目、EPワークできた。
- コメント (0)
現役の報告・ 2009年11月26日 (木)
【ルート】上高地〜西穂高〜ジャンダルム〜奥穂高〜北穂高〜槍ヶ岳〜上高地
【メンバー】L井之上(1 AL岡戸 木城(1
<時間とルート>
15日 雨→曇り 上高地(10:35)―西穂山荘=C1(13:05)
雨が止むのを待ち、出発。道はなんでもなかった。途中の水場は水の出が非常に弱かった。汲むのに時間がかかった。
16日 晴れ 西穂山荘(5:05)―西穂山頂(6:45)―間ノ岳(8:00)―ジャンダルムピーク(10:40)―奥穂山頂(12:35)―穂高山荘(13:10)=C2
独標を越えたあたりから歩きやすい岩になる。西穂を越えるとちょいちょい鎖が出てくる。落石とルートの印に気をつけて進む。先行単独のおじさんに追いつく。おじさんがついてきた。4人パーティとなる。
ジャン基部についたら荷物を置き、ジャンAt。ハッキリとした道がないので、気をつけて登る。ジャンダルムを進行方向の右側から巻く。
しばらくすると先日の事故で墜落したヘリと遭対の方が見えた。クライムダウンが続き、また登り、馬の背に。ジャギジゃギのリッジでかなり緊張する。穂高山荘到着直後に岡戸に頭痛が襲う。ヘリポートの近くにテントを立てたため、遭対のヘリの強風にさらされる。飯を食いしばらくして岡戸復活。
17日 晴れ 穂高山荘(4:50)―北穂山頂(7:20)-A沢のコル(9:00)―南岳山荘(10:45)―槍ヶ岳山荘(13:15)=C3―槍ヶ岳At(片道20分)
北穂までクサリ場が続く険しい道のり。北穂からA沢のコルまでの下りは崩れそうな砂利道。落石に注意して進む。キレットは緊張していく。南岳山荘からはひたすら道。槍ヶ岳山荘に着いたらテントを立ててから槍ヶ岳At!
18日 晴れ 槍ヶ岳山荘(5:00)−横尾(7:05)−上高地(10:05)
道22キロ。
<パーティ>
難所では慎重に歩けた。よく歩いた。
15日 雨→曇り 上高地(10:35)―西穂山荘=C1(13:05)
雨が止むのを待ち、出発。道はなんでもなかった。途中の水場は水の出が非常に弱かった。汲むのに時間がかかった。
16日 晴れ 西穂山荘(5:05)―西穂山頂(6:45)―間ノ岳(8:00)―ジャンダルムピーク(10:40)―奥穂山頂(12:35)―穂高山荘(13:10)=C2
独標を越えたあたりから歩きやすい岩になる。西穂を越えるとちょいちょい鎖が出てくる。落石とルートの印に気をつけて進む。先行単独のおじさんに追いつく。おじさんがついてきた。4人パーティとなる。
17日 晴れ 穂高山荘(4:50)―北穂山頂(7:20)-A沢のコル(9:00)―南岳山荘(10:45)―槍ヶ岳山荘(13:15)=C3―槍ヶ岳At(片道20分)
北穂までクサリ場が続く険しい道のり。北穂からA沢のコルまでの下りは崩れそうな砂利道。落石に注意して進む。キレットは緊張していく。南岳山荘からはひたすら道。槍ヶ岳山荘に着いたらテントを立ててから槍ヶ岳At!
18日 晴れ 槍ヶ岳山荘(5:00)−横尾(7:05)−上高地(10:05)
道22キロ。
<パーティ>
難所では慎重に歩けた。よく歩いた。
- コメント (0)
記事・消息・ 2009年11月10日 (火)
天候に恵まれた心地良い晩秋のヘルベチア2日間でした。
今村カケス、下沢、矢野ヘルス、町田、伏島コーシャク、高田グジュ、小泉アキオ会長、工藤サスネらは草刈されて快調になった銭函峠越えで。三角と私は車、現役7名は小樽赤岩から買出し後、総勢17名が集まる。
メニューはおつまみと野菜サラダ、ビーフシチュー。さらにダッジオーブンでキノコご飯、手羽元と野菜でポトフを順番に作る。まずは樽ビールにて小泉会長の音頭で「ベチアの女神に乾杯!」。現役と私の合作料理は好評で「今までベチアでこんなにうまいものを食ったのは初めて」と皆に褒められ、苦労の甲斐があった。

最後に三角持参の大カボチャを同じくオーブンで砂糖とジャムを混ぜてオーブンを焚き火に突っ込むとこれまた美味!

現役1年に紅一点の女性から自己紹介がスタート。あとはいつもの年寄りの愚痴とも助言とも分らないお説教やら昔話。酒の勢いで記憶も定かでないが山の歌や寮歌を合唱。夜は冷えて星もきれいだったとか。朝には氷が張り、焚き火の脇で寝ていた現役の寝袋の上は真っ白。
翌朝は薪割りからスタート、老いも若きも技と力を競った。朝食メニューはウドン煮込み。これまた二日酔いの朝には最適、好評。
持参の重い斧を2丁持ってきたので薪割りもテンポが早い。約2tのイタヤやアカシアの薪を割り終わる9時半頃、車でお迎えの岩間夫婦ら登場。今回定山渓寄り四峰トンネルの亀裂騒ぎで国際スキー場で通行止めのゲートがあったが、通行証無くても通してくれたそう。さらに10時には山田、クンクン、白濱、沢尻(部外)らも現る。
記念写真を撮ると20名を越えたベチア祭りで、今年も82年になるそうで毎年たぶん欠かさず続けているこの祭りと小屋が健全である事を感謝。ただしカケスは早めに帰りも峠へ向かい(走って)何と2時間半で桂岡の自宅に帰ったそう。
小屋は新マットが入り快調。なお沢水を釣ってるホースが壊れていて来春の補修が必要。また今回の会計は下記のとおりだが山田(真弓)先生からのご厚志や総会懇親会の残など頂き、参加費は1,000円で間に合うところ会長が「返却せずベチアの基金に入れなさい」という一声で、約2万の残を組み入れる事にした。感謝します。
最後に小屋ノートの最新ページに先日亡くなられた大井さんが泊まった時の本人コメントが書いてあり感無量。その後に書き込む事を皆遠慮してしまった事を付け加える。
ヘルベチア委員 高篠(1972入)
最後に三角持参の大カボチャを同じくオーブンで砂糖とジャムを混ぜてオーブンを焚き火に突っ込むとこれまた美味!
現役1年に紅一点の女性から自己紹介がスタート。あとはいつもの年寄りの愚痴とも助言とも分らないお説教やら昔話。酒の勢いで記憶も定かでないが山の歌や寮歌を合唱。夜は冷えて星もきれいだったとか。朝には氷が張り、焚き火の脇で寝ていた現役の寝袋の上は真っ白。
翌朝は薪割りからスタート、老いも若きも技と力を競った。朝食メニューはウドン煮込み。これまた二日酔いの朝には最適、好評。
持参の重い斧を2丁持ってきたので薪割りもテンポが早い。約2tのイタヤやアカシアの薪を割り終わる9時半頃、車でお迎えの岩間夫婦ら登場。今回定山渓寄り四峰トンネルの亀裂騒ぎで国際スキー場で通行止めのゲートがあったが、通行証無くても通してくれたそう。さらに10時には山田、クンクン、白濱、沢尻(部外)らも現る。
記念写真を撮ると20名を越えたベチア祭りで、今年も82年になるそうで毎年たぶん欠かさず続けているこの祭りと小屋が健全である事を感謝。ただしカケスは早めに帰りも峠へ向かい(走って)何と2時間半で桂岡の自宅に帰ったそう。
小屋は新マットが入り快調。なお沢水を釣ってるホースが壊れていて来春の補修が必要。また今回の会計は下記のとおりだが山田(真弓)先生からのご厚志や総会懇親会の残など頂き、参加費は1,000円で間に合うところ会長が「返却せずベチアの基金に入れなさい」という一声で、約2万の残を組み入れる事にした。感謝します。
最後に小屋ノートの最新ページに先日亡くなられた大井さんが泊まった時の本人コメントが書いてあり感無量。その後に書き込む事を皆遠慮してしまった事を付け加える。
ヘルベチア委員 高篠(1972入)
- コメント (0)
記事・消息・ 2009年10月29日 (木)

今回は常連の皆様の多くが時を同じくして別予定があったようで、総勢は5名。湖の大きさからするとやや小じんまりです。でもまあ2−3回噛んだだけで喉もとを通り過ぎる焼肉と、普段みたこともないような上品な酒をお供に、清談は尽きず放歌は延々。赤松の大ぶりの切り株を継ぎ足し続け盛大な焚き火を囲んで6時間のマラソンバーベキューになりました。勿論前支部長の原さんのご冥福を祈り、新支部長の内藤さんには任期をまっとう(?)していただくようお願いしたのはいうまでもありません。
翌朝はうす曇りの下、3名が勇躍1214Mの武奈岳を目指し、峠を3つ越え、沢を5−6本繋いで7時間の紅葉狩り登山を楽しみましたとさ。
では、また新年宴会でお会いしましょう。(岸本)
参加者(敬称略):相田(58)、田中英(59)、内藤(59)、名越(63)、岸本(65)
登山は相田、内藤、岸本
では、また新年宴会でお会いしましょう。(岸本)
参加者(敬称略):相田(58)、田中英(59)、内藤(59)、名越(63)、岸本(65)
登山は相田、内藤、岸本
- コメント (0)
現役の報告・ 2009年10月15日 (木)
【ルート】野塚岳北面沢〜野塚岳南東面沢〜オムシャヌプリ北面沢〜オムシャヌプリ南面沢〜十勝岳北西面直登沢〜十勝岳〜楽古岳〜楽古山荘
【メンバー】L平塚(6 AL田中省吾(3 M井ノ上 岡戸(1
<天気>
小笠原高気圧の張り出しに恵まれ、4日間とも快晴。稜線上でたびたびガスがかかることがあるぐらいだった。Lの人徳。
<時間とルート>
1日目 野塚トンネル北口発10:40→野塚平13:10→野塚ピーク13:30-50
→野塚南コル=C1 14:20
野塚トンネル北口駐車場より、ポン三の沢川Co580入渓。野塚平(野塚西コル)に上がる北面沢を登る。Co800ぐらいまで開けた河原。Co900あたり滑の小滝や段差が連続。どれも簡単に登れる。
最初の方の5mぐらいのFで一応ゴボウ用にザイルを出したが、結局誰も使わず。その後もちょくちょく滑の小滝があるがどれも問題なく直登できる。ちょっと藪漕いで野塚平へ。
コルよりピーク側の斜面が草原になっていて、ピークまでさくさく歩ける。ピークから野塚南コルCo1150におり、C1。田中宏は例会で稜線泊はやめたほうが良いとうるさかったが、なかなかどうして、快適なテン場。夕方にはガスが晴れ、南日高が見渡せる。
2日目 C1発4:40→Co570二股8:00-20→オムシャコル12:20→オムシャ西峰12:40-55→再びコル13:10-20→Co610二股=C2 14:50
C1から東へ降り、野塚川へ。ちょっと藪をこぐと、急な砂の斜面。脇のブッシュつかんで降りていく。Co750二股まで滑Fが3つほど、一つは10mぐらいでab、ALのみc.d.、他は5mぐらいでc.d.。Co750二股を過ぎると、3〜10mぐらいのFが6,7個出てくる。一回だけab、残置ハーケン。これもALのみc.d.。他は全てc.d.。水にドボンするのもあった。Co600が近くなると泊まれそうな開けた河原になってくる。Co570二股は快適そうなテン場。魚も釣れるとの噂。
ここからオムシャコル(東峰西峰間のコル)にあがる沢を登る。三段の緩い滑滝から始まり、Fが連続。ほとんど簡単に直登できる。ザイルを出したのは3回。12mFとCo680二段15mのFと、その後にある15mぐらいのF。3つ目のは、釜が思ったより深く、泳いで取り付く。意外と取り付きにくかったのでゴボウ用にザイルを張って左岸を登り、上部はブッシュの中を登った。他にRCCボルトから伸びた残置シュリンゲをつかんで登った滝があった。Co960に樋状のF、ルンゼ使い捲く。

続いて、緩めの20mナメF、簡単に登れる。それを越えるとナメが連続。上部、コル付近のガレまで見通せて非常に美しい。ガレを登ってオムシャコルに出る。荷物デポして西峰At.後、コルから踏み跡を辿り南に降りて上二股の沢に下りる沢へ。
ひたすらガレ。上部で少し沢が顔を出し、ちょっとしたc.d.になったが前向いてできる程度。なるほど、移動には速いし便利だが、沢とも言えずくそおもしろくもない所だ。上二股沢に出合った所でC2。魚はいなかった。ALが下流をちょっと見に行ったが、林道は見つけられず。もっと下ったらあるんだろう。踏み跡は豊富。
3日目 C2発 5:00→Co780二股 5:50→十勝9:15-40→Co1070コル=C3
C2から十勝岳北西面直登沢を登る。踏み跡が豊富で人臭い沢。Co700ぐらいまで泊まれそうな所がいくつかあった。何度か伏流する河原を歩き、o740の二股を右へ、780の二股も右へ入る。ちょっと行き小滝が出てくると、その後また簡単なFが連続。Co900ぐらいの15m樋状のFは、まいたら簡単そうだったが、おもしろそうなので水流を直登。ALだけ左岸まき、他はザイル出し直登。そのFを越えるとナメが続く。急になって滝のようになっている所もいくつか。一つ右岸泥壁を捲いた所はちょっと怖かった。他はサクサク登る。
Co1050(五万図で見るとCo1070ぐらいに見える。ネットによると50)三股はきれいな三股。ここで水を汲み、左股のガレをひたすら詰める。上部は鹿道だか踏み跡だかを辿っていたら、左岸の小尾根に乗る。うざい灌木をかき分けながら稜線へ。ピーク南西すぐ下に出て、稜線の踏み跡を辿りピークまで。ピーク南東直下には一張りぶんのテン場があった。
ピークからは藪漕ぎで目指すは楽古。Co1360ぐらいまでは明瞭な踏み跡があったが、そこから先は途切れがち。藪はそんなに濃くないが、灌木がうざいなどで歩きにくい。折からの暑さでパーティ全体の動きも鈍る。そのうちMの一人が遅れるようになり、時間がかかる十勝・楽古間の最低コル(Co1070のコル)まで3時間もかかってしい、暑いし皆疲れているのでここで泊まることにする。Lがコルからメナシュンに下って水を取りに行く。この沢はガレていたが、Co800ぐらいで流れ込みから水を汲めた。往復2h弱。夜には笛をピーピー鳴らし鹿と会話。
4日目 C3発 5:00→楽古 9:30-10:00→山荘12:10→町道の橋14:10
C3から再び藪漕ぎへ。相変わらず踏み跡は途切れがちだが、昨日より歩きやすい稜線になった。暑さもなく順調に1285と楽古のコルに。しかしここからMの一人の動きがスローモーション化し、また時間がかかる。連日の疲れに加え、慣れない藪こぎに苦戦している模様だった。楽古のCo1400の肩から夏道に出て、ようやくの楽古ピーク。
あとは夏道で山荘まで降りる。山荘からLだけ車回収に行こうとしたら、林道が落石でふさがれていて通行止めになっていた。ギャース!結局全員で林道を歩く。メナシュンのCo190にある橋の所で、釣りに来た親切なおじさんの車に乗せてもらい、車回収して下山。(余談:車は回収途中にパンクし、橋付近で待機していた3人を7時間近く待たせることになった。3人は怪しげな物音とうなり声を聞いたといって、熊だ熊だと怯えながら待っていた。)
<この山域の沢に関して>
滝は多いが簡単なものがほとんど。2年班で行くには物足りないし、今回のように1年生に滝登りを多く体験させたいという場合には良いだろう。アプローチも便利だし、藪こぎもない。オムシャの北面直登はきれいで滝も多く良い沢であった。
計画全体を考えると、もう少し1年生を頑張らせてニオベツ川野塚南面直登沢から入山しても良かったと思う。ただ上部で崩落があったらしく、山谷に書いているルートではなく、Co920二股から右股を詰めるので注意が必要だ。今回のルートを少し変えて、十勝〜楽古を藪漕ぎではなくメナシュンを上り下りしたら、5〜6日の1年班メインとして結構良いと思った。Roomではあまり行っていない山域だが、もっと活用しても良い。
小笠原高気圧の張り出しに恵まれ、4日間とも快晴。稜線上でたびたびガスがかかることがあるぐらいだった。Lの人徳。
<時間とルート>
1日目 野塚トンネル北口発10:40→野塚平13:10→野塚ピーク13:30-50
→野塚南コル=C1 14:20
野塚トンネル北口駐車場より、ポン三の沢川Co580入渓。野塚平(野塚西コル)に上がる北面沢を登る。Co800ぐらいまで開けた河原。Co900あたり滑の小滝や段差が連続。どれも簡単に登れる。
コルよりピーク側の斜面が草原になっていて、ピークまでさくさく歩ける。ピークから野塚南コルCo1150におり、C1。田中宏は例会で稜線泊はやめたほうが良いとうるさかったが、なかなかどうして、快適なテン場。夕方にはガスが晴れ、南日高が見渡せる。
2日目 C1発4:40→Co570二股8:00-20→オムシャコル12:20→オムシャ西峰12:40-55→再びコル13:10-20→Co610二股=C2 14:50
C1から東へ降り、野塚川へ。ちょっと藪をこぐと、急な砂の斜面。脇のブッシュつかんで降りていく。Co750二股まで滑Fが3つほど、一つは10mぐらいでab、ALのみc.d.、他は5mぐらいでc.d.。Co750二股を過ぎると、3〜10mぐらいのFが6,7個出てくる。一回だけab、残置ハーケン。これもALのみc.d.。他は全てc.d.。水にドボンするのもあった。Co600が近くなると泊まれそうな開けた河原になってくる。Co570二股は快適そうなテン場。魚も釣れるとの噂。
続いて、緩めの20mナメF、簡単に登れる。それを越えるとナメが連続。上部、コル付近のガレまで見通せて非常に美しい。ガレを登ってオムシャコルに出る。荷物デポして西峰At.後、コルから踏み跡を辿り南に降りて上二股の沢に下りる沢へ。
ひたすらガレ。上部で少し沢が顔を出し、ちょっとしたc.d.になったが前向いてできる程度。なるほど、移動には速いし便利だが、沢とも言えずくそおもしろくもない所だ。上二股沢に出合った所でC2。魚はいなかった。ALが下流をちょっと見に行ったが、林道は見つけられず。もっと下ったらあるんだろう。踏み跡は豊富。
3日目 C2発 5:00→Co780二股 5:50→十勝9:15-40→Co1070コル=C3
C2から十勝岳北西面直登沢を登る。踏み跡が豊富で人臭い沢。Co700ぐらいまで泊まれそうな所がいくつかあった。何度か伏流する河原を歩き、o740の二股を右へ、780の二股も右へ入る。ちょっと行き小滝が出てくると、その後また簡単なFが連続。Co900ぐらいの15m樋状のFは、まいたら簡単そうだったが、おもしろそうなので水流を直登。ALだけ左岸まき、他はザイル出し直登。そのFを越えるとナメが続く。急になって滝のようになっている所もいくつか。一つ右岸泥壁を捲いた所はちょっと怖かった。他はサクサク登る。
Co1050(五万図で見るとCo1070ぐらいに見える。ネットによると50)三股はきれいな三股。ここで水を汲み、左股のガレをひたすら詰める。上部は鹿道だか踏み跡だかを辿っていたら、左岸の小尾根に乗る。うざい灌木をかき分けながら稜線へ。ピーク南西すぐ下に出て、稜線の踏み跡を辿りピークまで。ピーク南東直下には一張りぶんのテン場があった。
C3から再び藪漕ぎへ。相変わらず踏み跡は途切れがちだが、昨日より歩きやすい稜線になった。暑さもなく順調に1285と楽古のコルに。しかしここからMの一人の動きがスローモーション化し、また時間がかかる。連日の疲れに加え、慣れない藪こぎに苦戦している模様だった。楽古のCo1400の肩から夏道に出て、ようやくの楽古ピーク。
あとは夏道で山荘まで降りる。山荘からLだけ車回収に行こうとしたら、林道が落石でふさがれていて通行止めになっていた。ギャース!結局全員で林道を歩く。メナシュンのCo190にある橋の所で、釣りに来た親切なおじさんの車に乗せてもらい、車回収して下山。(余談:車は回収途中にパンクし、橋付近で待機していた3人を7時間近く待たせることになった。3人は怪しげな物音とうなり声を聞いたといって、熊だ熊だと怯えながら待っていた。)
<この山域の沢に関して>
滝は多いが簡単なものがほとんど。2年班で行くには物足りないし、今回のように1年生に滝登りを多く体験させたいという場合には良いだろう。アプローチも便利だし、藪こぎもない。オムシャの北面直登はきれいで滝も多く良い沢であった。
計画全体を考えると、もう少し1年生を頑張らせてニオベツ川野塚南面直登沢から入山しても良かったと思う。ただ上部で崩落があったらしく、山谷に書いているルートではなく、Co920二股から右股を詰めるので注意が必要だ。今回のルートを少し変えて、十勝〜楽古を藪漕ぎではなくメナシュンを上り下りしたら、5〜6日の1年班メインとして結構良いと思った。Roomではあまり行っていない山域だが、もっと活用しても良い。
- コメント (0)
現役の報告・ 2009年10月15日 (木)
【年月日】2009年9月1−12日(12日間)
【メンバー】小池(3 勝亦(7 三木(OB 井村(2 鹿島(2 井ノ上(1
<時間とルート>
9/1 晴れ
黒部ダム(8:45)−内蔵助平分岐(12:15-13:00)−ハシゴ谷乗越(14:30-15:30)−真砂沢ロッジやや下流=C1(18:10)
重荷と悪路、膝痛などに苦しみ予定テン場までたどり着けずC1。焚き火もできる良いテン場。ハシゴ谷乗越から下り、剱沢渡渉手前で案内板をよく見ずに地図通りの道を行ったら橋がなくなっており引き返した。
9/2 晴れ
C1(6:05)−真砂沢ロッジ(6:35-45)−熊の岩=BC(12:30)
真砂沢ロッジから長次郎谷出合付近までは左岸の夏道を行く。E.P.をつけて長次郎谷を登る。途中谷が狭くなっているところでいったん右岸の踏み跡に上がりしばらく行って左岸に転石で渡り雪渓に戻って熊の岩BCまで。小池はアイゼン装備チョンボで遅れた。
9/3 雨のち曇りのち雷雨
勝亦=井村=鹿島パーティ
BC(8:45)−八ッ峰?峰Cフェース剣稜会登攀開始(9:15)−Cフェース頭(11:20-35)−BC(14:15)
朝の雨が止んでから出発。剣稜会ルートを井村リード。4ピッチでCフェース頭まで。下降は明瞭な踏み跡を左の方へ行き1ピッチラッペルした後で左へ来すぎているとわかり、1ピッチ登り返して右の方の踏み跡を下った。慎重にクライムダウンを繰り返し5・6のコルへ。BCに戻ると雨が降り出し、夕方からは激しい雷雨。
小池=三木=井ノ上パーティ
BC(10:10)CfaceRCCルート(10:40〜13:00)BC(14:50)
CfaceRCCルートRCC
1p目:左斜上するバンドを行く。35m ?
2p目:右へトラバースして、左にブッシュを見つつのぼる。50m ?
3p目:直上。50m ? 4p目:草付を頭まで。20m ?
下りは頭から踏み跡を行き、懸垂2p(20m+50m)で5・6のコルまで。
9/4 雨のち曇りのち雷雨
勝亦=井村=鹿島パーティ
BC(10:30)−八ッ峰?峰Aフェース魚津校登攀開始(11:00)−Aフェース頭(12:20-35)−5・6のコル(13:00-25)−BC(13:45)
朝の雨が止み、岩が乾いてから出発。魚津校ルートを鹿島リード。3ピッチで頭まで。頭からクライムダウンと20mラッペルとクライムダウンで5・6のコルへ。?峰クラックルートを偵察後BCまで。BCに戻るとにわか雨が降り出し、夕方からは激しい雷雨。

9/5 曇りのち快晴
勝亦=井村=鹿島パーティ
BC(8:00)−八ッ峰?峰Dフェース富山大登攀開始(8:35)−Dフェース頭(11:15-35)−5・6のコル(12:00)−八ッ峰?峰Aフェース中大登攀開始(12:20)−Aフェース頭(13:45)−八ッ峰?峰クラック登攀開始(14:15)−?峰頭(16:00)−5・6のコル(16:30)−BC(17:00)
富山大ルートを鹿島リード。間違えて2・3ピッチ目は正規ルートのやや右を登った。共に?+〜?程度。Dフェース頭から5・6のコルまで下り、Aフェース中大ルートを井村リード。1ピッチ目は、クラックから離れて左のチムニーに入る正規のルートをはずれたようで、クラック沿いに行く。40m、?−。2ピッチ目、?程度のフェースと草付を頭まで。
5・6のコルへ下り、?峰クラックを井村リードで。?程度の岩を一段上がって取り付き。1ピッチ目、40m、?。リッジ右のフェースを一段上がり、ハンド〜フィストクラックを浮石テラスまで。浮石テラスは浮石注意。2ピッチ目、20m、?+。左の高度感のあるリッジをピナクルまで。下降はやや長次郎谷側をクライムダウンと10mラッペルとクライムダウンで5・6のコルへ。
小池=三木=井ノ上パーティ
BC(8:10)中大ルート(8:40〜11:00)剣稜会(12:00〜14:10)BC(16:30)
中大ルート
1p目:クラックから離れて左のチムニーに入る正規のルートをはずれ、ずっとクラック沿いに行く。35m ?−
2p目:フェースを少しのぼり、あとは草付を頭まで。40m ?
Aface頭からは懸垂25mをまじえて5・6のコルへ
剣稜会
1p目:広いスラブ。45m ? 2p目:スラブ。40m ?
3p目:リッジ。50m ? 4p目:リッジ。50m ?
5p目:岩場。10m ?
翌日の八ッ峰縦走のため、Dface頭まで偵察に行く。
9/6 快晴
勝亦=井村=鹿島パーティ
休養停滞。翌日のために源次郎尾根からのエスケープルートを偵察に行こうかと思ったが、同志社大山岳部さんから問題ないとの情報をいただいた。
小池=三木=井ノ上パーティ
BC(6:30)5・6のコル(7:00)八ッ峰頭(9:40〜10:10)剱岳(12:00〜12:30)BC(13:45)
八ツ峰縦走
コルからの登りでザイル1p40m。?峰からの下りで懸垂15m。?峰と八ッ峰頭のコルへ向
かうルンゼを行く。コルからザイル1p35mで頭まで。そこからはザイル出さずにピークまで。ピークから長次郎谷左股をつかいBCへ向かう。
9/7 快晴
勝亦=井村=鹿島パーティ
BC(4:25)−平蔵谷出合(5:25)−源次郎尾根?峰下部岩壁中央ルンゼ登攀開始(6:15)−源次郎尾根?峰上部岩壁成城大登攀開始(8:30)−?峰(11:15-45)−?峰(12:05-20)−剱岳本峰(13:15-14:30)−BC(15:30)
勝亦リード。平蔵谷の雪渓で300mほどロープを出した。平蔵谷左岸に移り、少し戻って取り付きへ。5ピッチでF7の上まで行き、いったんロープをしまって簡単な段差とガレを成城大ルートへ。成城大は4ピッチで灌木帯へ。そこからロープをしまってハイマツと岩を登って?峰へ。
?峰からは登山口に履き替え剱岳本峰まで。?峰からの下りでダブル?ピッチのラッペルがあるが、他は歩きやすい道。山頂から岩場を下り、長次郎谷左股のガレを下ってBCまで。
小池=三木=井ノ上パーティ
BC(6:30)間違え富山大ルート(7:00〜8:00)魚津高ルート(8:20〜10:30)富山大ルート(11:50〜14:50)BC(16:10)
富山大ルートは実際の取り付きより左の凹角ハング下から取り付く。リードの小池が4、5m登ったところでパンプし、休み休み行くも、このまま登り続けるのは無理だと考え、取付から10m程の所にある残置ハーケンとシュリンゲを使い懸垂する。少し休憩して魚津高へ。
魚津高 1p目:凹角からカンテ上の終了点まで。30m ?+
2p目:カンテ上を行く。40m ?
3p目:リッジ〜草付。20m ?
もう一度富山大にチャレンジする。よくトポを見ると取付を間違えていたことに気付く。

富山大
1p目:小ハングを左へまく。20m ?+
2p目:左斜上したあと、もろいチムニー。正規のルートより右を登り、2,3p目をつなげる。50m ?+
3p目:左のバンドを行き、faceをのぼりリッジへ出る。35m ?+
4p目:リッジ。50m ? 5p目:リッジ。10m ?
9/8 晴れ
勝亦=井村=鹿島パーティ
BC(6:40)−池ノ谷乗越(7:30)−三の窓(8:00)−チンネ中央チムニー〜aバンドbクラック登攀開始(8:50)−チンネ頭(10:20-50)−池ノ谷乗越(11:05)−BC(11:35)
鹿島リード。井村の体調不良と怪しい雲行きのため、簡単なところを行く。4ピッチで。チンネからはクライムダウンで池ノ谷ガリーへ。
9/9 晴れ
小池=三木=井ノ上パーティ
BC(4:15)中央ルンゼ取付(7:15)名古屋大ルート取付(11:30~12:00)?峰頭(18:00)?峰頭付近(19:00)=ビバーク
オリオンが燦然とする空の下、長次郎雪渓を下っていく。平蔵谷の雪渓にきわどいクレバスがあり慎重に通過する。中央ルンゼへは、中央ルンゼを少し超えたところで雪渓を降りて、平蔵谷左岸バンドを下って取り付く。
中央ルンゼ 1p目:F2から取り付く。40m ?
2p目:F4を左側のfaceをのぼり超える。50m ?
3p目:チムニー。50m ? 4p目:トポのF7。40m ?−
5p目:ビレー点の木から右へトラバースし草付交じりを直上。45m ?+
上部の小滝群をつめて、名古屋大ルート取付まで。
名古屋大 1p目:草付交じりのチムニーを直上した後、カンテを右へ回り込んでいく。50m ?+
2p目:草付を右へトラバースしてバンドを核心手前まで。25m ?
3p目:ハング下を左斜上しカンテに出る。正規のルートはそのカンテ沿いに登るのであったが、そこから左の凹角に入り、少しのぼる。左手にハーケンのラインがあったので、近くのリングボルトに鐙をかけて、体を振り子にして左にあるハーケンに鐙をかける。そこから、20m程上のテラスまでA1して、ブッシュ帯まで数mのぼる。すぐ上に太いハイ松があるところでザイルがいっぱいになったので、下のビレー点をのばしてもらい、ザイルを少し出してもらう。このピッチだけで3時間以上かかる。50m ?+ A1
4p目:草付交じり。50m ?〜?
5p目:チムニー〜草付で尾根上まで。40m ?
トハン終了後、?峰頭からBCと無線連絡し、安全の範囲で行動する旨を伝える。途中からラテルネをつけて行動する。?峰頭で、暗くて疲れている状態の中、行ったことのない?峰からの懸垂や?峰コルからルンゼを行くのは危険だと判断し、かつ、天気図から今晩の天気が持つことも分かっていたのでビバークすることにする。?峰頭と懸垂点の中間あたりの適当な場所で、ツェルトをはりビバークする。BCに今晩はビバークし、明日の朝に行動することを伝えて、温かいポカリを飲んで寝る。
勝亦
BC(16:50)−平蔵谷出合(17:35)−剱沢やや上流(17:45-18:15)−BC(20:15)
三木パーティが心配になって無線交信をするべく向かう。交信がとれ、BCに戻る。
井村=鹿島パーティ
BC(6:15)−チンネ左稜線取付(7:45)−チンネの頭(12:30)−BC着(13:50)
つるべで登る。11p。核心の?級は硬く、簡単で快適。
9/10 晴れ
勝亦=井村=鹿島パーティ
休養停滞。三木Pと朝無線交信。
小池=三木=井ノ上パーティ
?峰頭付近(8:45)?峰コル(9:15)BC(10:10)
暖かくなるのを待って出発する。?峰コルへ35m懸垂で降りる。?峰コルから長次郎谷へのルンゼは問題なく下れた。BCで勝亦さんたちが甘いココアで迎えてくれる。
9/11 曇りのち晴れ
勝亦=小池=井ノ上パーティ
BC(6:00)−チンネ左稜線登攀開始(7:45)−チンネ頭(12:00-20)−BC(13:10)
小池リード。計10ピッチくらい。勝亦はクライミングシューズを忘れ登山靴で。
井村=鹿島パーティ
BC(6:10)−久留米大ルート取付(6:40)−Dフェースの頭(9:40)−八ッ峰の頭(11:00)−本峰peak(12:05−30)−BC着(13:10)
Dフェースの頭から踏み跡を辿り?〜?級程度の岩場を快適に登る。?峰への登りからの下降に15m懸垂。その後も?〜?級程度の岩場があり、八ッ峰の頭まで。頭から本峰peakまでは懸垂1回。15m。
9/12 雨
BC(6:30)−室堂(11:50-13:00)
長次郎谷を下り剱沢を登って、剱沢小屋で全員揃い休憩。その後出発するが、少し遅れて出発した井村は皆の姿を見失い踏み跡を辿っていったが次第に不明瞭となり、はぐれる。とにかく稜線に出ようとして、踏み跡のようなところを登っていたところを、井村を探していた三木・小池・通りすがりのガイドさんに見つけられ合流。別山頂上方向へ向かっていたようだ。別山乗越付近では視界50、振られる風と雨。走れる夏道を室堂まで。
9/1 晴れ
黒部ダム(8:45)−内蔵助平分岐(12:15-13:00)−ハシゴ谷乗越(14:30-15:30)−真砂沢ロッジやや下流=C1(18:10)
重荷と悪路、膝痛などに苦しみ予定テン場までたどり着けずC1。焚き火もできる良いテン場。ハシゴ谷乗越から下り、剱沢渡渉手前で案内板をよく見ずに地図通りの道を行ったら橋がなくなっており引き返した。
C1(6:05)−真砂沢ロッジ(6:35-45)−熊の岩=BC(12:30)
真砂沢ロッジから長次郎谷出合付近までは左岸の夏道を行く。E.P.をつけて長次郎谷を登る。途中谷が狭くなっているところでいったん右岸の踏み跡に上がりしばらく行って左岸に転石で渡り雪渓に戻って熊の岩BCまで。小池はアイゼン装備チョンボで遅れた。
9/3 雨のち曇りのち雷雨
勝亦=井村=鹿島パーティ
BC(8:45)−八ッ峰?峰Cフェース剣稜会登攀開始(9:15)−Cフェース頭(11:20-35)−BC(14:15)
朝の雨が止んでから出発。剣稜会ルートを井村リード。4ピッチでCフェース頭まで。下降は明瞭な踏み跡を左の方へ行き1ピッチラッペルした後で左へ来すぎているとわかり、1ピッチ登り返して右の方の踏み跡を下った。慎重にクライムダウンを繰り返し5・6のコルへ。BCに戻ると雨が降り出し、夕方からは激しい雷雨。
小池=三木=井ノ上パーティ
BC(10:10)CfaceRCCルート(10:40〜13:00)BC(14:50)
CfaceRCCルートRCC
1p目:左斜上するバンドを行く。35m ?
2p目:右へトラバースして、左にブッシュを見つつのぼる。50m ?
3p目:直上。50m ? 4p目:草付を頭まで。20m ?
下りは頭から踏み跡を行き、懸垂2p(20m+50m)で5・6のコルまで。
9/4 雨のち曇りのち雷雨
勝亦=井村=鹿島パーティ
BC(10:30)−八ッ峰?峰Aフェース魚津校登攀開始(11:00)−Aフェース頭(12:20-35)−5・6のコル(13:00-25)−BC(13:45)
朝の雨が止み、岩が乾いてから出発。魚津校ルートを鹿島リード。3ピッチで頭まで。頭からクライムダウンと20mラッペルとクライムダウンで5・6のコルへ。?峰クラックルートを偵察後BCまで。BCに戻るとにわか雨が降り出し、夕方からは激しい雷雨。
9/5 曇りのち快晴
勝亦=井村=鹿島パーティ
BC(8:00)−八ッ峰?峰Dフェース富山大登攀開始(8:35)−Dフェース頭(11:15-35)−5・6のコル(12:00)−八ッ峰?峰Aフェース中大登攀開始(12:20)−Aフェース頭(13:45)−八ッ峰?峰クラック登攀開始(14:15)−?峰頭(16:00)−5・6のコル(16:30)−BC(17:00)
富山大ルートを鹿島リード。間違えて2・3ピッチ目は正規ルートのやや右を登った。共に?+〜?程度。Dフェース頭から5・6のコルまで下り、Aフェース中大ルートを井村リード。1ピッチ目は、クラックから離れて左のチムニーに入る正規のルートをはずれたようで、クラック沿いに行く。40m、?−。2ピッチ目、?程度のフェースと草付を頭まで。
小池=三木=井ノ上パーティ
BC(8:10)中大ルート(8:40〜11:00)剣稜会(12:00〜14:10)BC(16:30)
中大ルート
1p目:クラックから離れて左のチムニーに入る正規のルートをはずれ、ずっとクラック沿いに行く。35m ?−
2p目:フェースを少しのぼり、あとは草付を頭まで。40m ?
Aface頭からは懸垂25mをまじえて5・6のコルへ
剣稜会
1p目:広いスラブ。45m ? 2p目:スラブ。40m ?
3p目:リッジ。50m ? 4p目:リッジ。50m ?
5p目:岩場。10m ?
翌日の八ッ峰縦走のため、Dface頭まで偵察に行く。
9/6 快晴
勝亦=井村=鹿島パーティ
休養停滞。翌日のために源次郎尾根からのエスケープルートを偵察に行こうかと思ったが、同志社大山岳部さんから問題ないとの情報をいただいた。
BC(6:30)5・6のコル(7:00)八ッ峰頭(9:40〜10:10)剱岳(12:00〜12:30)BC(13:45)
八ツ峰縦走
コルからの登りでザイル1p40m。?峰からの下りで懸垂15m。?峰と八ッ峰頭のコルへ向
かうルンゼを行く。コルからザイル1p35mで頭まで。そこからはザイル出さずにピークまで。ピークから長次郎谷左股をつかいBCへ向かう。
勝亦=井村=鹿島パーティ
BC(4:25)−平蔵谷出合(5:25)−源次郎尾根?峰下部岩壁中央ルンゼ登攀開始(6:15)−源次郎尾根?峰上部岩壁成城大登攀開始(8:30)−?峰(11:15-45)−?峰(12:05-20)−剱岳本峰(13:15-14:30)−BC(15:30)
勝亦リード。平蔵谷の雪渓で300mほどロープを出した。平蔵谷左岸に移り、少し戻って取り付きへ。5ピッチでF7の上まで行き、いったんロープをしまって簡単な段差とガレを成城大ルートへ。成城大は4ピッチで灌木帯へ。そこからロープをしまってハイマツと岩を登って?峰へ。
小池=三木=井ノ上パーティ
BC(6:30)間違え富山大ルート(7:00〜8:00)魚津高ルート(8:20〜10:30)富山大ルート(11:50〜14:50)BC(16:10)
富山大ルートは実際の取り付きより左の凹角ハング下から取り付く。リードの小池が4、5m登ったところでパンプし、休み休み行くも、このまま登り続けるのは無理だと考え、取付から10m程の所にある残置ハーケンとシュリンゲを使い懸垂する。少し休憩して魚津高へ。
魚津高 1p目:凹角からカンテ上の終了点まで。30m ?+
2p目:カンテ上を行く。40m ?
3p目:リッジ〜草付。20m ?
もう一度富山大にチャレンジする。よくトポを見ると取付を間違えていたことに気付く。
富山大
1p目:小ハングを左へまく。20m ?+
2p目:左斜上したあと、もろいチムニー。正規のルートより右を登り、2,3p目をつなげる。50m ?+
3p目:左のバンドを行き、faceをのぼりリッジへ出る。35m ?+
4p目:リッジ。50m ? 5p目:リッジ。10m ?
9/8 晴れ
勝亦=井村=鹿島パーティ
BC(6:40)−池ノ谷乗越(7:30)−三の窓(8:00)−チンネ中央チムニー〜aバンドbクラック登攀開始(8:50)−チンネ頭(10:20-50)−池ノ谷乗越(11:05)−BC(11:35)
鹿島リード。井村の体調不良と怪しい雲行きのため、簡単なところを行く。4ピッチで。チンネからはクライムダウンで池ノ谷ガリーへ。
9/9 晴れ
小池=三木=井ノ上パーティ
BC(4:15)中央ルンゼ取付(7:15)名古屋大ルート取付(11:30~12:00)?峰頭(18:00)?峰頭付近(19:00)=ビバーク
オリオンが燦然とする空の下、長次郎雪渓を下っていく。平蔵谷の雪渓にきわどいクレバスがあり慎重に通過する。中央ルンゼへは、中央ルンゼを少し超えたところで雪渓を降りて、平蔵谷左岸バンドを下って取り付く。
中央ルンゼ 1p目:F2から取り付く。40m ?
2p目:F4を左側のfaceをのぼり超える。50m ?
3p目:チムニー。50m ? 4p目:トポのF7。40m ?−
5p目:ビレー点の木から右へトラバースし草付交じりを直上。45m ?+
上部の小滝群をつめて、名古屋大ルート取付まで。
名古屋大 1p目:草付交じりのチムニーを直上した後、カンテを右へ回り込んでいく。50m ?+
2p目:草付を右へトラバースしてバンドを核心手前まで。25m ?
3p目:ハング下を左斜上しカンテに出る。正規のルートはそのカンテ沿いに登るのであったが、そこから左の凹角に入り、少しのぼる。左手にハーケンのラインがあったので、近くのリングボルトに鐙をかけて、体を振り子にして左にあるハーケンに鐙をかける。そこから、20m程上のテラスまでA1して、ブッシュ帯まで数mのぼる。すぐ上に太いハイ松があるところでザイルがいっぱいになったので、下のビレー点をのばしてもらい、ザイルを少し出してもらう。このピッチだけで3時間以上かかる。50m ?+ A1
4p目:草付交じり。50m ?〜?
5p目:チムニー〜草付で尾根上まで。40m ?
トハン終了後、?峰頭からBCと無線連絡し、安全の範囲で行動する旨を伝える。途中からラテルネをつけて行動する。?峰頭で、暗くて疲れている状態の中、行ったことのない?峰からの懸垂や?峰コルからルンゼを行くのは危険だと判断し、かつ、天気図から今晩の天気が持つことも分かっていたのでビバークすることにする。?峰頭と懸垂点の中間あたりの適当な場所で、ツェルトをはりビバークする。BCに今晩はビバークし、明日の朝に行動することを伝えて、温かいポカリを飲んで寝る。
勝亦
BC(16:50)−平蔵谷出合(17:35)−剱沢やや上流(17:45-18:15)−BC(20:15)
三木パーティが心配になって無線交信をするべく向かう。交信がとれ、BCに戻る。
井村=鹿島パーティ
BC(6:15)−チンネ左稜線取付(7:45)−チンネの頭(12:30)−BC着(13:50)
つるべで登る。11p。核心の?級は硬く、簡単で快適。
9/10 晴れ
勝亦=井村=鹿島パーティ
休養停滞。三木Pと朝無線交信。
小池=三木=井ノ上パーティ
?峰頭付近(8:45)?峰コル(9:15)BC(10:10)
暖かくなるのを待って出発する。?峰コルへ35m懸垂で降りる。?峰コルから長次郎谷へのルンゼは問題なく下れた。BCで勝亦さんたちが甘いココアで迎えてくれる。
勝亦=小池=井ノ上パーティ
BC(6:00)−チンネ左稜線登攀開始(7:45)−チンネ頭(12:00-20)−BC(13:10)
小池リード。計10ピッチくらい。勝亦はクライミングシューズを忘れ登山靴で。
井村=鹿島パーティ
BC(6:10)−久留米大ルート取付(6:40)−Dフェースの頭(9:40)−八ッ峰の頭(11:00)−本峰peak(12:05−30)−BC着(13:10)
Dフェースの頭から踏み跡を辿り?〜?級程度の岩場を快適に登る。?峰への登りからの下降に15m懸垂。その後も?〜?級程度の岩場があり、八ッ峰の頭まで。頭から本峰peakまでは懸垂1回。15m。
9/12 雨
BC(6:30)−室堂(11:50-13:00)
長次郎谷を下り剱沢を登って、剱沢小屋で全員揃い休憩。その後出発するが、少し遅れて出発した井村は皆の姿を見失い踏み跡を辿っていったが次第に不明瞭となり、はぐれる。とにかく稜線に出ようとして、踏み跡のようなところを登っていたところを、井村を探していた三木・小池・通りすがりのガイドさんに見つけられ合流。別山頂上方向へ向かっていたようだ。別山乗越付近では視界50、振られる風と雨。走れる夏道を室堂まで。
- コメント (0)