2007年11月23日(1-0) L勝亦(5 M田中宏(2
【時間】十勝岳温泉(7:50)ー旧Z(8:30)ー八ツ手岩取り付き尾根末端(9:00-15)ー十勝岳温泉(10:15)
【ルート】
天気は雪。新Zから少し行き、右手側が急斜面になっているところにデブリがあった。旧Zにシーデポ。八ツ手岩取り付き尾根末端までは所々吹きだまっておりラッセルあり。北西稜末端へ一段降りるところでツェルトをかぶって話す。視界は50以下、風は振られない風。前進はできるが、北西稜上での雪崩、主稜線の風、引き返しやHからの下りのルートファインディングミスによる雪崩などに不安があったので引き返し決定。凌雲閣で寝ていると澤田パーティーから連絡があり、雪崩事故の発生を知った。
【パーティー】
慎重な判断はしたつもりだった。
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毎年なぜ今頃と言われ続けて、今年もまた11月17ー18日、関西支部月見の会が近江舞子の琵琶湖畔で行われました。(写真:伏見さん)
そもそも11月の琵琶湖北西部は日本海側特有のしぐれの季節。昨年などは冷たい風雨の中、ブルーシートをはためかせ、こっけいなほど頑固に月見をしたものでした。
だが今年はやや冷えるものの風もなく穏やかな日和。午後4時に湖畔に繰り出し第一次乾杯。おでんと焼き魚、伏見さんご持参のふなずしと湯葉、それにこの一年の各人の近況なりを肴にのどを潤す。午後5時、原支部長と夫人のエリザベスさん、ワン公2匹到着で第二次乾杯。

上弦の月は直ぐに山の端に隠れる。打ち寄せる波音を聞き、焚き火のあかりを浴びながら、延々と皆様の昔のお話、今の話題、あるいは山の歌等などが続きます。程なくして丁度近くに滞在中の相田夫人と相田さんの親戚の婦人お二方が、今年早速名物となった「湖畔おでん」をご賞味に飛び入り参加。
湖畔の清掃の意味で始めた今年の焚き火もまた快調で、明るく暖かく楽しい宵を過ごすことができました。(勿論、白砂が汚れることの無いように翌早朝、きちっと後処理をしたことはいうまでもありません)
やがて時は亥ノ刻を過ぎ原夫妻はキャンピングカーに戻られ、我々はベルドール琵琶湖(マンション)に引き上げ、冷えた体を大浴槽で揉み解したのでした。
翌18日はマンションで朝定食をいただきコーヒーのお代わりをしながら雑談の後、解散。皆様今度は新年会でお会いしましょう。
参加者(敬称略): 原真、原夫人、吉田、相田、田中英、渡辺尚、高橋昭、伏見、岡島、岸本、途中参加: 相田夫人、同親戚ご婦人2名
18日、比良山に登る。朝食後、登山組6名は、西の空、山に掛かる朝虹を眺め、上部はみぞれか雪になるか判らないまま登山口を出発(9:50)、金糞峠というやや品のない峠(11:00)に立つ。南北に伸びる比良山地は、約900mより上部は高原状になっており、一息で登ってしまうと、後は登降も楽になります。中峠(11:50)の沢中で昼食。杉、ぶな、かえでが雨に濡れそぼつ中、暖かいスープが有難い。

1214mの武奈ヶ岳山頂(13:10)では若狭湾からの風と舞う初雪に高揚して、何となく皆さんと握手してしまった。後は北比良峠を経由して下山、登山口着(3:30)、駐車場に帰り着く。私よりも何歳も年上の皆様の、いやお元気なこと。たっぷり6時間半、雨の中の紅葉、頂上の初雪、なかんずくおしゃべりな方々との楽しい山登りでした。
帰りのJR車中では昨日までとはうって変わって、コートや厚手の上着姿が目立ち、関西にも一日で冬が来たことに気が付きました。
参加者:リーダー岡島、メンバー相田、渡辺尚、高橋昭、伏見、岸本
以上、記録:岸本
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2007年11月23日(1-0)
L勝亦(5 AL澤田(4 M田中宏(2
<時間>
十勝岳温泉(1h)旧Z(0.5h)十勝岳温泉
上ホロ(1h)旧D(0.5h)旧Z
<ルート>
正面壁右クーロワール 旧Z(1.5h)取り付き(5h)上ホロ
(1)5m程の滝上から雪壁へ、ルンゼの中のかぶった岩の下まで。40m。
(2)かぶった岩を左下部から捲いて登りバンドトラヴァース後7m程の逆層の瓦状の壁を登る。カンテを回り込んでルンゼの中へ。小滝をかわし雪壁にロープいっぱいまで伸ばしアックスビレー。45m。
(3)ルンゼの中の雪壁を登り、稜線まで。45m。
正面壁中央クーロワール 旧Z(1.5h)取り付き(5h)上ホロ
(1)3m程の滝を越え、雪壁を登り残置でビレー。30m。
(2)2m程のF2を越え、雪壁を登って残置でビレー。30m。
(3)簡単なF3を越え、F4の下まで。20m。
(4)厳しい3mのスラブを登り、その上に立ちこむ。上部のルンゼを登りPeakまで。40m。
北西稜 旧Z(5h)上ホロ
P1は5mほどのルンゼを登るか、左を巻き気味に行くか右のバンド状を行く。P2は左の雪面を巻く。P3は正面を登るか、左側に回りこんでルンゼを登る。その後の雪壁を2Pで主稜上へ。
<進め方>
視界はRfできるくらい。登攀に支障の無い風気温。北西稜はAL抜きでも行くかも。下山16:00。
<パーティ>
慎重に行く。
<装備>
(冬テン、DF、鍋、ろうそく、)無線、ガス小1、茶食器、薬品、ロープ8.5mm×50m×2、カム、ナッツ、スクリュー、鐙1セット、他冬期登攀個人装備
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2007年11月17日(1-0)
L澤田(4 AL寺尾(4 M 小池 、田中省(1
冬1年班準備山行2回目
天気…晴れ一時ガス
【Time】吹上温泉(7:30)ーCo1520シーデポ地点(10:15〜10:30)ーピーク(12:10)ーCo1520(13:00〜13:10)ー吹上温泉(15:15)
【Route】吹上温泉から九条武子歌碑を経てグラウンドへ。十勝岳避難小屋跡地には観測所あり。グラウンドまで岩、ブッシュうざい。夏道尾根にのり、Co1520でシーデポ。北尾根、グラウンドの降り口に止めデポ、肩までの斜面に誘導4、肩に止めデポ2、打った。その後視界一時なくなったが余ったデポ旗を打ち進む。時折、気になる風。帰りは来た道。下りシーデポ地点から避難小屋跡まで岩うざい。九条武子付近から吹上温泉までシーズリ。
【Party】冬一年班準山2回目。
ピーク踏めた。EPできた。シーズリできた。
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冬1年班準山2回目2007年11月17、18日(2-0)
L澤田(4 AL寺尾(4 M小池 田中省(1
<時間とルート>
1日目 吹上温泉(4h)三段山(3h)吹上温泉
温泉から夏道上を行き、ピークの少し西の稜線に出る。ガケ尾根に出た所に止めデポ2。硬くなったらシーデポ、EP。Co1400以上もわかりにくそうなら数本打っていく。
C1は吹上温泉近くの樹林帯内、雪が少なければ望岳台への車道上。
2日目 C1(3.5h)グラウンド(2h)十勝岳(4h)吹上温泉
C1から九条武子の碑を経て、グラウンドへ。十勝岳非難小屋はなくなった。グラウンド手前までにデポ旗6本。グラウンド手前でシーデポ。北尾根経由で十勝岳へ。止めデポ2、夏道沿いに4、肩に2本打つ。帰りは来た道。
<進め方>
三段山:視界樹林限界より上は2〜300。
十勝岳:視界500以上。視界ない時はデポ旗を打ちながらある程度進めるかも。
風は気にならない程度。天場着15時、下山16時。
<パーティー>
1年班準山2回目 目的は生活技術と行動技術の向上
L-s:天気、M判断
M:生活技術、行動技術
<装備> 夏天、鍋、茶食器、鋸2、ロウソク、ストーブ、灯油(120ml/人)、デポ旗15、修理具、無線、他スキー・ストック・EP含む冬山個人装備
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冬二年班準備山行2回目2007年11月9、10日(2-0)
L勝亦浩希(5 AL澤田卓郎(4 M田中宏(2
(Time & Route)
1日目:旭岳温泉(11:50)ー旭岳石室=C1(13:45)
晴れ。旭岳温泉からスノーシューで夏道上を行き、石室付近でC1。すぐそばにイグルーを作った。山スキーOBの二人と共に酒宴。
2日目:C1(5:45)ー旭岳(7:30ー45)ー熊ヶ岳(8:30)ー北鎮岳(9:30ー45)ー黒岳石室(10:40ー11:20)ー黒岳(11:30)ーロープウェイ駅(12:30ー13:00)ー層雲峡(13:30)
快晴。東尾根を行き、急になったところでE.P.に変える。Co2160のギャップは少し左のルンゼ状から越える。熊ヶ岳の手前は岩稜。上を行く。北鎮分岐から空身で北鎮岳アタック。雲の平Co1980くらいからスノーシュー。黒岳石室の冬季の入口は赤い棒の下らしいが、面倒なので入らず脇でココアを飲む。黒岳からの下りはピッケルを出す。ロープウェイ駅からはつぼで夏道を下って層雲峡まで。
(Party)
のっこし、イグルー泊を経験できた。
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2007年 11/9〜10(2-0) L勝亦(5 AL澤田(4 M田中宏(2
<Time>
旭岳温泉(3.5h)旭岳石室付近=C1
C1(2h)旭岳(1h)熊ヶ岳(1h)北鎮岳分岐(0.5h)北鎮岳At(1.5h)黒岳(1.5h)ロープウェイ駅(2h)層雲峡
冬二年班準備山行2回目
<Route>
旭岳温泉から夏道を行き、旭岳石室付近でイグルーC1。東尾根(ガケ尾根)は、Co2160付近に3〜10mのギャップ。北側を回り込むか適当なところからのっこす。熊ヶ岳までは細いがなんともない。御鉢まで行き、夏道上を行き北鎮岳をアタックし、黒岳まで。黒岳のくだりは急。黒岳ロープウェイ駅から夏道を層雲峡まで。
<Tactics>
2日目の天気みて入る。のっこす天気は黒岳まで視界500以上持つ天気。風は振られない風。のっこし判断はC1でする。
天場着15時。最終下山16:00。
<Party>
2年班準山2回目 目的は長いのっこし イグルー
L-s:判断全般
M:緊張感 口出し
<Equipment>
ツェルト ノコ スノーソー ろうそく 無線 鍋茶食器 DF 他スノーシューストック含む冬山個人装備
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2007年11月3日〜4日 (2-0)
L:澤田(4 AL:寺尾(4 M:田中 野沢 小池(1
冬1年班準備山行1回目1日目)曇り。旭岳温泉(10:50)〜天女ヶ原(12:00〜30)〜Co1480=C1(13:00)
夏道沿いにC1まで。途中シール、スキーの不調で時間がかかる。天場でビーコン練をした。
2日目)曇り。C1(6:00)~石室(7:00)〜Co1760引き返し〜旭岳石室(8:50〜9:50)〜C1(11:00〜30)〜旭岳温泉(12:50)
夏道沿いに石室まで。石室からは視界が500なかったが、ボッコが出ていたので行った。Co1750でシーデポ、EP訓練をする。視界がないので石室まで引き返し待つが、回復せず下山する。旭岳温泉付近では石が邪魔なのでスキーを脱ぐ。
Party)1年班準山一回目。生活行動技術できた。

11/3.4 L勝亦(5 AL後藤(HUWVOB1 M田中宏(2
3日:化物岩右ルート→新DZ<時間>
温泉(8:00)ー取り付き(9:15)ー終了点(11:45)ー新Z(13:00)ー温泉(13:30)
<ルート>
雪のち曇り。視界50〜300。
(1)右上凹角から凹角直上。40m。
(2)上部岩壁基部まで左上に歩く。20m。
(3)右上する凹角。45m。
新DZを下降。
4日:八つ手岩右ルート→旧DZ<時間>温泉(6:30)ー取り付き(8:10)ーD尾根(12:10)ー旧Z(12:50)ー温泉(13:30)
<ルート>
曇り。八つ手取り付き尾根から視界50以下。
(1)正面の凹角。40m。
(2)雪壁。20m。
(3)トラバース。50m。
(4)トラバースして稜上へ上がる。50m。
(5)D尾根とのコルへラッペル。
(6)D尾根上まで。
旧DZを下降。

2007年11月5日(1ー0) L勝亦(5 AL澤田(4 M田中宏(2
冬二年班準山一回目
<時間>
十勝岳温泉(6:05)ー旧Z(6:35)ーN(7:35)ーP(7:45)ー大砲(8:45)ー十勝岳(9:15-30)ー大砲(9:50)ー旧Z(10:50)ー十勝岳温泉(11:20)
<ルート>
快晴、朝のうち山はガス。旧Zにスノーシューデポ。NへはEPに変えて沢型右岸の尾根上を行き、Nの少し上に出る。そこにストックデポ。NP間の上部にデポ旗三本。Pに一本。岩稜は右を捲く。ナイフリッジは1P50mFix。主稜はズボズボ。気になる風。帰りは来た道。
<パーティ>
二年班準山一回目。アイゼン、ザイルワーク確認できた。
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