OBの山行記録・
2006年1月15日 (日)
四阿山(あずまやさん)(2354m)
●2006年1月15日(日) (1ー0)
【ルート】
あずまや高原ホテル=四阿山
【メンバ】
L:山森聡(86入部)、M:清原実(86入部)
【行程】
1月15日(日)(晴)あずまや高原ホテル(9:00)→四阿山(13:30-14:20)→あずまや高原ホテル(15:50)
【記録】
入山前日は雨。C0のババア宅を早朝車で出発。上信越自動車道からは雲の上に浅間山が顔を出しているのが見える。天気は回復に向かっているようだ。
あずまや高原ホテル前の登山口で、登山計画書をポストに入れ、雪崩ビーコンの相互確認を行い入山。雪崩ビーコン(アクセストラッカーDTS)を、今回の山行をきっかけに、昨日2人分購入した。
1612の台地を行く。天気はだんだん良くなってきており、眺望のすばらしさに気分は最高。
北アルプスをバックに登るババア。
1月とは思えない良い天気で、北アルプスが全部見える最高の眺望である。
四阿山(あずまやさん)山頂から、上越国境方面を望む。
山頂から見た、浅間山。
山頂から見た、根子岳。後ろには、北アルプスの山々も見える。
山頂の祠。
北アルプスを見ながら滑る。バリズボの雪なので、滑りは快調とは言いがたい。スキーを雪に引っ掛けて、2人ともこけまくりだった。そして体力消耗した。
木立くぐりて、いで湯へ。スキーを脱ぐなり、お決まりの温泉。あずまや高原ホテルの露天風呂から、浅間山を望む。日帰り入浴1000円(タオル付)。
(文責:山森 聡)
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OBの山行記録・
2006年1月5日 (木)
笠ヶ岳(1852.1m)、白毛門(1720m)
●2005年7月23日(土)〜24日(日) (2ー0)
【ルート】
土合駅→土合橋→(湯檜曽川東黒沢)→丸山乗越→ウツボキ沢とナルミズ沢の出合C1→(宝川ウツボキ沢)→笠ヶ岳と白毛門の間の稜線→(夏道)→笠ヶ岳→(夏道)→白毛門→(夏道)→土合橋→土合駅
【メンバ】
L:山森聡(86入部)、M:清原実(86入部)、田中健太郎(87入部)
(注) 半年遅れの山行報告で恐縮です。
【行程】
7月23日(晴)土合駅(11:35)→土合橋(11:45)→湯檜曽川東黒沢Co1030m二股(14:00)→丸山乗越(15:40)→ウツボキ沢とナルミズ沢の出合C1(16:20)
7月24日(晴)C1(6:00)→宝川ウツボキ沢Co1400m付近(7:35-45)→笠ヶ岳と白毛門の間の稜線Co1750m(9:10-35)→(夏道)→笠ヶ岳(9:50-10:00)→(夏道)→白毛門(11:00-30)→(夏道)→土合橋(14:30-40)→土合駅(14:50)
【記録】
上野発の臨時快速列車、一村一山号に乗車し、地下70mの新清水トンネル内の土合駅地下ホーム下車。地上までの462段の階段が、この山行の最初の登り。
土合駅で、自家用車のシェイク&ババアと合流。駅舎の向こうの山は白毛門。駅でハーネスを付け、渓流シューズを履く。
湯檜曽川東黒沢の核心の鼻毛の滝。子供のように大はしゃぎのババア。
鼻毛の滝は、ノーザイルで通過した。私とシェイクが右岸側を慎重に登っている間に、ババアは左岸側を猿のようにキャッキャキャッキャ言いながら駆け上がっていった。
東黒沢のちょっとした函を通過。
東黒沢は、ノーザイルで登れる適度な小滝が連続して楽しい。ピークがないのを除けば、1年班レベルの沢としては申し分ない。
東黒沢上部は美しいナメが続く。ミニカウンナイと言ったら言い過ぎか?
宝川のナルミズ沢とウツボキ沢の出合の天場では、ババアが釣りにチャレンジ。
そして焚火。ツエルトも快調だ。さすがにポールは持参した。
ウツボキ沢はあまり記録がない沢だ。当初ナルミズ沢の計画だったが、ババアが下山で夏道を延々とは歩きたくないというので、ウツボキ沢に計画変更した経緯がある。
ウツボキ沢もそれなりに岩盤のきれいな沢だ。しかし、東黒沢があまりにもすばらしく、美しかったので、それと比べるといまいちだ。
ウツボキ沢の源頭部はやぶこぎもなく、明るく開けている。
笠ヶ岳山頂(1852.1m)より、谷川岳(1963.2m)、一ノ倉岳(1974.2m)を望む。一ノ倉岳右下の芝倉沢には一筋の雪渓が残っている。2ヶ月半前に芝倉沢を初の単独行でスキー大滑降したことが思い出される。
(文責:山森 聡)
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OBの山行記録・
2006年1月5日 (木)
鷹ノ巣山(1736.6m)
●2005年7月9日(土) (1ー0)
【ルート】
東日原→(日原川鷹ノ巣谷)→鷹ノ巣山→(夏道)→東日原
【メンバ】
L:山森聡(86入部)、M:田中健太郎(87入部)
(注) 半年遅れの山行報告で恐縮です。
【行程】
7月9日(土) (曇のち雨) 東日原バス停近くの駐車場(8:50)→巳ノ戸橋(9:05)→鷹ノ巣谷Co860m大滝の上(11:15)→稜線上の夏道(15:00)→鷹ノ巣山(15:15-30)→(夏道)→巳ノ戸橋(17:35)→東日原バス停近くの駐車場(17:50)
【記録】
青梅線電車で奥多摩駅に向かい、自家用車のシェイクと合流し、東日原へ向かう。天気は曇りで、山々にはガスがかかっている。奥多摩の山域は、私もシェイクも初めてだ。
このあたりはワサビの栽培が盛んなようだ。鷹ノ巣谷にもかつてはワサビ田が多くあったようだが、現在は廃田となっていた。東日原のバス停の少し手前の唯一の駐車場に車を止め入山。10分ほど車道を歩いて指導標より日原川へ下降。
鷹ノ巣谷出合から、日原川上流方面を見る。後ろは巳ノ戸橋。
鷹ノ巣谷は適度な小滝が連続して、楽しい。Co860mの大滝以外は、ノーザイルで登れる。大滝は念のためザイルを出した。沢登り用に、8mm×40mザイルを、今シーズン購入した。ちなみに肝心の大滝の写真はピンボケで公開できるものがないのが残念。途中のテラスでピッチを分けて、1ピッチ目はシェイク、2ピッチ目は山森がトップをした。
シェイクは、かつてRoomのメーリングリストでも話題になった、秀岳荘特製のフェルト地下足袋だ。首都圏では、横浜のカモシカスポーツで扱っている。ちなみに、山森は渓流シューズ。このあとの、鷹ノ巣谷上部の水が枯れてからの登りは、ちょとした藪こぎもあり、バテバテだった。
山頂はガスガスで残念ながら眺望はゼロ。下山の夏道では雨が降ってきた。ブナの森は不思議なもので、雨音はすごいのに、夏道までは降ってこない。感心しながら雨具も着ずにテクテク歩く。途中でそうも言ってられず、雨具を着て、ヘロヘロになって、暗くなる直前に無事下山。
(文責:山森 聡)
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OBの山行記録・
2005年12月26日 (月)
石狩岳からオッパイ山(1986.2月撮影)
西クマネシリ岳(1635m)、ピリベツ岳(1602m)
冬山一発目で、ダブルアタックしてきた。この山域、冬型気圧配置で晴れるのが良い。
【ルート】
十勝三股→シンノスケ三の沢林道→ピリベツ岳、西クマネシリ岳ダブルアタック
【メンバ】
米山悟(84入部)、斉藤清克(87入部)、野入善史(95入部)
【行 程】
12月24日十勝三股国道(10:30)→シンノスケ三の沢林道(1080m)で小屋がけC1(14:15)・晴れ
12月25日C1(8:30)→西クマとピリベツのコル(10:15-30)→ピリベツ(11:45-12:10)→コル(12:30)→西クマ(14:00-14:15)→C1(15:00-30)→国道(16:30)・晴れ→高曇り
【記 録】
冬型気圧配置バッチリの週末なので、少し遠いがオッパイ山にでかけた。高速道路と三国トンネルのおかげで十勝三股は以前より近くなった。西クマネシリとピリベツは石狩岳方面から見ると並んで実にオッパイだ。谷間の沢からコルに上がって、右と左を両方わしづかみの計画。当初は地図にある夏道の尾根などを考えたがとっくに廃道らしい。それに行ってみて分かるが尾根上は針葉樹の密林で、とてもスキーをとばせる雰囲気ではない。
函館→札幌の前夜発夜行バス。早朝みんなと札幌を出ると、午前のうちには林道のラッセルをしている。雪はスネの下ぐらい。林道は地図にあるあたりまでと思っていたが、その先も谷の中にブル道の様なものが続いている。古い林業作業小屋を更に奥へラッセル。くたびれたあたりでベースキャンプを作る。
塩ホルモンとサイトー
今回もイグルーのつもりだった。しかし積雪70センチだが圧雪すると20センチほどなのでブロックを切るのが難儀だ。倒木を梁にしてタンネの枝を葺き、簡易タンネ小屋を作った(30分ほど)。脇で立ち枯れ木でたき火。定番の塩ホルモン、野入が遠洋航海で仕入れた免税ウイスキーはカラになった。マイナス13度のタンネ小屋は少々スースーして寒かった。しかしこれは中でたき火も出来るし、もう少し研究すれば快適にやれそう。周囲は間伐が必要な放置密林だらけだ。
タンネイグルーの中
寝坊した。晩飯も朝飯もたき火で済ませて出発。火力があるのでかえって早い。ブル道は谷の奥、傾斜が増すあたりまで続いている。この谷は広いし積雪も多く無いし、樹林も密で、雪崩の気配はない。コルまで登り、まずは左のオッパイ、ピリベツへ。
ピリベツ登りの野入。後ろの怪峰はクマネシリ。右は西クマの一部。
ピリベツへの急傾斜は細いところにタンネが多く、雪も新雪でシールが利かず。典型的な12月の準山シール技術鍛錬ルートという感じで、藪をつかみジグを切って突破する。上半分は広くなり、山頂は展望の利くよい山だ。西クマネシリの高まりの左に、クマネシリ岳の怪峰が見える。「道東のジャヌー!」と斎藤は叫ぶが、ジャヌーに加えて興味深いのがその南に延々5キロほど続く真っ平らな尾根だ。これが「道東のギアナ高地!」の風情で、あそこのタンネの森に一泊して「ジャヌー」を登ったら良い山行になりそうだ。クマネシリは高さが西クマにかなわないので無視されることが多いが、このルートからなら、美しいストーリーが出来る。ピリベツの山頂直下100mほどはつかの間の良いスキースロープだ。傾斜あり新雪に沈んで展望も抜群。
ピリベツ山頂の三人
コルから西クマへ。野入は体長悪く先にベースへ下る。山頂下の岩稜帯でアイゼンに変える。ルートは取り付いてみれば何でもない類の急傾斜帯だ。岩の先、細い雪稜を少し登ると、狭くて空に張り出した最高点だ。「ジャヌー」への細くて不快調そうな稜線が続く。午前中は石狩岳やニペソツも見えていたが、もう雪雲に覆われてしまった。しかしここから東はよく晴れている。山域選択の勝利だ。朝は阿寒や、斜里の山も見えていた。
西クマ山頂よりクマジャヌーとギアナ高地
アイゼンをスキーに変えて、天場までの新雪スキーをキャアキャア言って滑る。藪も多少あるが、まあ沢の中はましな方だ。皮登山靴でのスキーだが、滑る前にちょっと足首のひもをきつく閉めれば楽しく滑れる。天場では野入がたき火でお茶を沸かしていてくれた。たたんで下山。林道はクロカン歩きと棒立ち滑りが半々で思いの外早く下れた。暗くなる冬至の宵やみ時、里に向けてタンネの森をシャカシャカ歩く時間は幸福を感じる。
層雲峡の銀泉閣で風呂、上川駅近くのきよしで醤油ラーメンがうまくてびっくり。石狩平野は雪、函館行き夜行バスは雪のため国道経由で発車した。
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現役の計画・
2005年12月24日 (土)
12月25〜1月4日
冬メイン2年班 神威岳〜ペテガリ岳(7ー4)
L勝亦(3 AL中島(3 M澤田 寺尾 (2
<時間とルート>
1日目:車(1d)神威山荘=C1
林道を行く。
2日目:C1(7h)Co1120=C2
Co430の中間尾根にとりつき、Co1120付近でC2。できれば・1493南ポコ付近まで上げて雪洞かイグルー泊。
3日目:C2(3h)神威岳(2h)C2=C3
・1244付近は少し細く雪庇も出るが問題ない。夏道との分岐にデポ旗を打つ。
4日目:C3(6h)中ノ岳西肩=C4
・1493(ニシュオマナイ岳)はPeak付近白い。最低コルまでの下りは細く急。ザイル出すかも。Co1200からコンタ尾根に降りていかないように注意。Co1360ポコ付近は岩や雪稜で日高側が切れている。ザイル出すかも。中ノ岳西肩に雪洞かイグルーでC4。
5日目:C4(0.5h)中ノ岳(5.5h)ペテガリ岳(1.5h)Co1210コル=C5
中ノ岳からの下りは長く急。バックステップするかも。ザイル出すかも。最低コル付近にはカンバ。・1469から・1573までは細く十勝側が落ち込んでいる。雪庇もでるかも。日高側を捲き気味に行く。ザイル出すかも。・1573からペテガリ岳までは快適。Co1500くらいからカンバ出てくる。コル付近にC5。穴も掘れる。
6日目:C5(4h)ペテガリ山荘(5h)神威山荘=C6
・1301から・1293は少し細い所が続く。雪庇も出る。・1050前後も細く雪庇も出る。ペテガリ山荘から神威山荘への連絡路を行き神威山荘でC6。
7日目:神威山荘(1d)車
<天気・停滞・進め方>
南岸Lで悪天。冬型が決まると晴れるが風強いこともある。停滞は4日。中ノ岳肩までに2日。ペテガリのっこしに2日。エスケープは残り4日でペテガリのっこせない場合中の岳から・1445経由で神威山荘。中ノ岳(1d)神威山荘(1d)最終人家。風はふらつかない程度。視界は200〜300。ペテガリのっこしは1日もつ天気。
<パーティ>
Ls:のっこし、天気、ザイル判断。
M:口出し、緊張感。
<装備>
冬テント ツェルト のこ2 スノーソー 鍋 茶食器 ストーブ 灯油110 ローソク 無線 ロープ50m デポ旗 他スノーシュー含む冬山個人装備
<準備山行>
1. 11/19(1-0)N引返し 2.11/26-27(2-0)OP尾根往復 3.12/2-4(2-1)ニペソツ山のっこし 4.12/17(1-0)八剣山
<参考記録>
S50.1/8-16 コイカク〜ペテガリ S50.3/18-4/1 春別〜ペテガリ S52.12/28-1/5 ペテガリ〜コイカク S52.3/13-21 中ノ岳〜トヨニ S53.3/14-22 ペテガリ〜カムエク S56.12/31-1/7 ペテガリ〜コイカク S58.1/10-14 中の岳・神威
ワンゲル:S53.4/30-5/7 春別〜ペテガリ S59.12/22-27 中の岳・神威
山スキー:'83.1/4-14 中の岳〜神威 '85.1/2-10 中の岳〜ペテガリ '84.3/24-30 ペテガリ西
帯畜
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現役の計画・
2005年12月24日 (土)
12月29日〜1月4日(6ー1)
冬メイン2年班北日高(額平〜北トッタ〜幌尻At.1940峰At.)
L山下(9 M平塚 吉田(2
<時間とルート>
1日目 林道除雪終了点・春別沢出合(1day)尾根末端=C1
チロロ川沿いの林道をCo.830二股付近、額平山尾根末端まで行く。デブリの記録があるので、大きな降雪の後は気を付ける。
2日目 C1(6h)・1807=額平山=Ω2
小尾根を登り、額平山コンタ尾根に合流する。タンネ限界1500、カンバ限界1600。上部は広く丸い尾根。額平ピークも広い。ピークからコンタ尾根に向かって50mおきにデポ旗を打っていく。
3日目 Ω2(4h)幌尻岳(3.5h)Ω2=Ω3
額平〜北トッタ間はスキーで行ける。主に南側に雪庇。尾根が広いので対処は容易だが、判断に視界欲しい。トッタまで東側に雪庇あるが、ブッシュや岩が見えていて尾根も広く、対処容易。中間ポコに岩稜。西側をまける。但し雪の状態に気を付ける。トッタの上り下りは急。トッタの下りは迷いやすいので気を付ける。七つ沼カールバンドも細いので注意する。雪庇の記録はない。幌尻肩にデポ旗。
4日目 Ω3(4h)1940峰(4h)Ω3=Ω4
北トッタ〜1940峰(=・1967)の尾根は広い。北トッタ〜・1856は東に雪庇出てるかも。1940峰に岩。西(日高)側、東(十勝)側どちらもまける。西側は10mほどトラバースして10mほどルンゼ状を登る。東側は普通にまける。西側が一般的だが、雪の状態次第では東側の方が楽。ピークから来た道をΩ3まで。
5日目 Ω4(4h)尾根末端=C5
額平山から登った尾根を下り尾根末端まで。
6日目 C5(1day)林道除雪終了点・春別沢出合
チロロ川沿いの林道を歩いて除雪終了点まで。
<天気・停滞・進め方>
天気は1〜2日良く、3〜4日悪い。冬型ゆるみ・高気圧へりで良い時もあり、高気圧圏内で良い。冬型、L通過は悪い。
Ω2(額平)まではほぼ全天。額平〜幌尻、北トッタ〜1940は視界500、風はふらつかない程度で行く。
停滞は1日。幌尻At.を優先。
最終日下山するかも。テン場着、最終下山時刻15時。
<パーティ>冬メイン2年班
M:前歩くこともある、Eワーク、口出し
L:判断全般
<装備>
夏天、ポール、ストーブ、灯油(110ml・人・日)、鍋、茶食器、のこ、スノーソー、修理具、無線、ロウソク、デポ旗5、他EP・スキーストック含む冬山個人装備
<準山>
(1)12/7 旭岳(東尾根〜西尾根):Eワーク確認
(2)12/26-28 ウペペサンケ:Eワーク確認、細い所
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現役の計画・
2005年12月24日 (土)
現役の冬の計画です。一年班は合宿形式ということになりました。
12月30日〜1月6日(8日間) 冬合宿 原始ヶ原
L:見瀬(4 AL:馬詰、三木(6 市川(4 M:佐藤、竹内(1
参加日程: 三木 12月30日〜1月1or2日
馬詰 1月2日〜5日
市川 1月2or3日〜6日
時間とルート
1日目 ベベルイ零号線(7h)F尾根末端Co1260=C1
ベベルイ零号線から林道、夏道沿いに行く。二ノ沢付近は雪崩に気を付ける。三ノ沢はCo1050で渡渉。原始ヶ原に上がったところから磁石を切ってF尾根末端に当てる。F尾根はタンネ限界Co1300。天場設営後、時間があればコルまで偵察に行く。
2日目 C1(1h)前富良野北東コル(1h)前富良野岳(1h)コル(1h)C1=C2
タンネ限界をトラバースしてコルまで。適当なところでシーデポEP。Co1500にデポ旗。頂稜部分に二ヶ所ほど岩あるが容易に捲ける。帰りは来た道。
3日目 C2(3h)富良野岳(2h)C2(1h)三峰コンタ尾根・1361付近=C3
F尾根を登る。Co1760の岩は西を捲く。Co1800に止めデポ3。ピーク直下に岩が出ることもあるが、西を捲ける。三峰コンタ尾根・1361に天場を移す。・1361はタンネ帯。
4日目 C3(3h)三峰山(2h)C3=C4
コンタ尾根を登る。Co1400~1500東に小雪庇。Co1600付近尾根の向き変わるところ気を付ける。時間があればシーソラプチ川二股へ偵察。渡渉点にデポ旗打っておく。
5日目 C4(1h)シーソラプチ川二股(3h)境山(2h)シーソラプチ川二股(1h)C4=C5
渡渉点によってはシーソラプチ川に下りる斜面が急なので気を付ける。根性尾根にはどこからでも上がれる。タンネ限界Co1370。境山北西コル付近は広いので視界必要。
6日目 C5(1.5h)・1083(1.5h)トウヤウスベ山(1h)大麓山(1h)トウヤウスベ山(1h)・1083(1.5h)C5=C6
磁石切って湿原を確認しながら・1083に当てる。タンネ限界Co1200、カンバ限界Co1360。トウヤ〜大麓はカンバ生えているが風避けにはならない。大麓山の肩にデポ旗。
7日目 C6(6h)ベベルイ零号線
磁石を切って三ノ沢源頭に当てる。Co1050付近で渡渉し、夏道、林道で下山。
天気・停滞・進め方
冬型、低気圧の通過で悪い。高気圧のヘリでガス。移動高、前面で晴れ。2日までには三峰コンタ尾根・1361に移動する。一日に2つアタックに行くこともある。アタックに行く順番は前後する事もある。樹林内全天。前富良野、トウヤウスベアタックは視界2〜300。それ以外は視界500。風、気温は気にならない程度。ルートで記述した以外にも適宜デポ旗を打っていく。BC着15:00、最終下山時刻12:00。
パーティ 合宿形式
Ls:コンタクト、天気・雪崩判断、Rf、Mを見る
M:体力、生活・行動技術、EPワーク
装備
夏天、のこ2、鍋、茶食器、Df、灯油110ml、修理具、無線、デポ旗30、ローソク、ツェルト
他スキー・ストックEP含む冬山個人装備
準山
1回目:11月12〜13日(2-0) 旭岳Co1700引返し 生活技術
2回目:11月19〜20日(2-0) 美瑛富士 スキー、長時間行動
3回目:11月23日(1-0) 三段山 スキー、EP
4回目:12月3日(1-0) 前富良野林道引返し
5回目:12月10日〜12日(3-0) 札幌岳乗っ越し 下山遅れ
参考記録
’05 3月23日〜25日(3-0) 原始ヶ原 三峰・富良野・境山アタック
’04 12月11日〜13日(3-0) トウヤウスベ〜富良野〜前富良野
’02 11月30日〜12月1日(2-0) 原始ヶ原 富良野岳アタック
’01 12月28日〜1月4日(6-2) 原始ヶ原 下ホロアタック
’00 12月24日〜26日(3-0) 原始ヶ原 富良野岳敗退
’00 11月25日〜26日(2-0) 原始ヶ原 富良野岳敗退
’97 12月28日〜1月6日(7-3) 原始ヶ原 前富良野・トウヤ・大麓アタック
’90 12月31日〜1月7日(8-0) 原始ヶ原 トウヤ・下ホロアタック〜トムラ
’90・’92 春合宿 原始ヶ原
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記事・消息・
2005年12月23日 (金)
11月9日(水)開催された、第5回クラブ「山の四季」の様子を報告します。
11月9日(水):中島支部長邸
(特別な行事がなければ、毎月第2水曜日18:30から開始します)
講師:今村会員((37)
タイトル:結核と感染症
出席者:
橋本(41)、河野(42)、中島夫妻(50)、石川(52)、滝沢(54)、
遠藤(56)、渡辺(58)、黒川(59)、八木橋(62)、石井(64)、
大村(65)、平田(65)、浜名(67)
東京支部岳友:和島
今村さんが医者を志望し、現場でどのような治療活動を経てきたのかという
イントロから、話題は何故結核を撲滅出来ないのかという話に移った。空気
感染する感染症の恐ろしさ、山谷での経験を語り、人間が集中するところに
結核菌があり、ホームレスの人達が分散して青テントで生活するようになっ
て、昔ほど山谷地区には患者はいなくなった。0.1人/10万人となった時点で
撲滅成功と宣言できるが、未だ成功せず。
現代は免疫性を喪失したエイズ患者に結核患者が発生する時代になったと
いうお話。生物化学兵器の1種でもある結核菌を軽く見てはいけないという
締めくくりであった。
記事・消息・
2005年12月23日 (金)
11月18日(金)開催した、開高健ノンフィクション賞を受けた藤原会員を
祝う会の報告です。
場所:銀座クルーズクルーズ
主賓:藤原章生会員(80)
参加者:
中島(50)、石村(53)、永光(53)、木幡(55)、渡辺(58)、石本(61)、
名越(63)、大村(65)、平田(65)、白石(67)、浜名(67)、竹田(68)、
高橋(69)、米澤(69)、池上(70)、向山(75)、入川(76)、工藤(78)、
末武(78)、戸井(78)、今岡(79)、樋口(80)、小倉(90)
東京支部岳友:佐藤
アフリカを題材とした内容が高く評価されて、ダントツで「絵はがき
にされた少年」が受賞となったお祝いに、関西、札幌からと多数が
集まった。受賞までの経緯と現在メキシコ支局長としての仕事する
中での次作品への豊富など語り、賑やかな会であった。
記事・消息・
2005年12月23日 (金)
10月15〜16日と開催した、東京支部「月見の宴」の報告です。
場所:国立極地研究所河口湖・大石研修施設
参加者:
今村(37)、河野(42)、有波(48)、中島(50)、石村(53)、木村(54)、
増田(54)、遠藤(56)、橋本(56)、渡辺(58)、八木橋(62)、平田(65)、
浜名(67)、竹田(68)、古川(70)、江島(79)+夫人+娘
東京支部岳友:斉藤+夫人+娘+友人2名
いつもながら雨中の月見とは如何なものかといいながら、バーベキュー
を突っつき、ビール、日本酒、焼酎、泡盛、ワイン等々の様々なアル
コールが次々と各人の胃の中に収まっていく。肉が切れ掛かり、雨が
激しくなったところで、建物に入り各自の山への思いを語らう。